そこから登山道も緩やかな直登から活発で起伏の激しいアップダウンの雪道に変わり、
一歩一歩足を踏み入れる度に
『ギュゥ ギュゥ ザクッ ザクッ』と 音が鳴り、雪山を感じながらしばらく進むと
9時30分平家平直下の熊ザサ帯の尾根に出る。
この急登を登りきると頂上だ。
尾根を吹き上げて来る風が顔に冷たく刺さり雪も散り始める。
午前10時、平家平頂上に着く。
その時には雪も本降り、風も吹き荒れ、気温も−10°
それにしてもこの状況を何と説明したらいいか・・・、
『寒冷たい、痛冷たい』と言う表現がいいか。
見渡す限り四国の山々は雪の中、雲の中、
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視界はほとんど無くなっていた、
冠山の山容だけはかろうじて見える。
▼沸かせども、沸かせぢも寒さで沸かないバーナーでした |