ガンダムSUZAKU・第1章:紅き翼、伝説再臨
第1章
紅き翼、伝説再臨


 かつて、宇宙世紀と呼ばれた時代、増えすぎた地球人口に対処する為、スペースコロニーと呼ばれる宇宙島を造り上げた。
 しかし、地球から離れた、地球の引力から解放された者たち――― それらは、スペースノイドと呼ばれた―――が、地球に住む者たち―――アースノイド―――に対し敵意を向け、独立の為に地球人同士が戦うことになる。
 その戦いには、新たな兵器が使用される事となる。人を模したその巨大兵器の名は……モビルスーツ。
 地球人と地球人の争いは1世紀近くにまで及んだ。……やがて、長きにわたる戦いに疲弊しきった両者は、すべての戦いに、和平と言う形で終止符を打つ。
 軍事レベルは旧宇宙世紀以前にまで下がり、モビルスーツもその全てが破棄され、地球圏からは争いの種は無くなった。

      それから、幾世紀の時が流れ……
                 地球圏は新たな時代を迎えていた……。

 NUC―― 新宇宙暦032年。新たなるエピソードの幕は、地球にある小さな島国の中であがる……。

「タケルちゃん!タケルちゃんってばぁ!!」
 校庭に少女の声が響く。と、まもなくその声に反応したのか、一人の少年がその声の主の方へ駆け寄った。
「タケルちゃん、早く早く!」
 急かす少女の前に、ようやく少年が息を切らして追いついた。
「はぁ…はぁ、カスミぃ。頼むからその“タケルちゃん”ってのはやめてくれよぉ。恥ずかしいって……」
 タケルと呼ばれた少年が、肩で息をしながら少女に言う。カスミと言うのが少女の名前のようだ。
「どうして?ちっちゃい頃からずぅーっとタケルちゃんって呼んでたんだもん。タケルちゃんはタケルちゃんだよ」
 合点がいっていないのか、キョトンとした顔でカスミが呟く。
「……はぁ。もういい」
 タケルが、諦めたのか頭を掻きながらぼやく。何処にでもありそうな“日常”。何の変哲もない、いつもどおりの日々だ。
「で、今日は何?」
「これこれっ、『ケーキバイキング1200円で食べ放題』!」
 と、カスミが取り出したチラシには、なるほどケーキバイキングのお知らせが書いてある。
「好きだねカスミも。……そんなに食べてると太っちゃうぞ」
「だーいじょうぶっ。甘いものは別腹だもん♪」
「あ、そう……」
 ため息を漏らすタケル。いつもながら、彼女には勝てない。そう思うタケルであった。

 その頃、地球の衛星軌道上に謎の影が発見されたが、そのスピードはあまりにも早く、その“姿”を捕らえることは出来なかった。

「タケルちゃん!早く行こうよっ!」
0  カスミが、うきうきしながらケーキ屋へ急いで行く。
「カスミ、そんなに急がなくったって、ケーキ屋は何処にも行きゃしないよ」
「何処にも行きゃしないだろーけど、早く行かなきゃケーキが無くなっちゃうじゃない?」
「はいはい……」
 少女の屈託の無い笑顔に、タケルは苦笑しながら答える。幼なじみと過ごす毎日。平凡だが、彼はそれなりに幸せと言うものをかみしめていた……。

    その時……

    ドゴォォォォォ…!

 耳をつんざく轟音が町全体を包む。砂煙がまき上がり、一瞬、タケルたちの視界を奪う。
「うわっぷ!……な、何………?」
 砂煙がおさまり、目を凝らすと、彼らの眼前に巨大な影が現れていた。
「な、な………」
 一見いびつな形をしたその人型の巨大な影は、頭部についた赤い一つ目の光をギュンとこちらに向けた。
「……!」
 あまりにも突然なことで何がなんだかわからなかったタケルだが、これには戦慄を感じた。
「カスミ、避けてェェェっ!!!」
 すぐ傍にいたカスミにそう言うと、自分もすぐ近くの茂みに飛びこんだ。
 その刹那…

     ガガガガガガガッ!

 頭部に装備されたバルカン砲が火を吹き、カスミたちがいた校門近くに砲弾を浴びせた。
 タケルは、何故あの人型がこちらに向けて攻撃することがわかったのかが理解できなかったが、今はそれどころではないと判断し、同じく近くに隠れていたカスミを連れ、校内から逃げようとした。
「カスミ、逃げるよッ!」
「う、うんっ」
 タケルはカスミの手を握り、校門を出た。幸い、1ッ目の人型はタケルたちを見失ったのか、向きを変えて反対側のほうへ歩き出した。
 しかし、その人型は、一体ではなかったのだ……

「くそっ、一体何だって言うんだ……?」
 走りながらタケルが呟く。見ると、側頭部を負傷したのか、血が流れている。
「タケルちゃん、血……」
「大丈夫。このぐらい、かすり傷だよ…。……それにしても、あのでかいの。ロボット……なのか?」
 タケルの自問に、カスミがポツリと口を開く。
「…モビル・スーツ……」
「えっ?」
「モビル・スーツ。ほら、歴史の授業で習ったでしょ?旧宇宙世紀の兵器の中心的存在だった、人型兵器……」
 カスミは喋りながらも、未だ信じられないようだった。それはそうだ。なにせMSが存在した旧宇宙世紀は、今から600年以上も昔のことなのだ。
「まさか……」
 タケルも、信じられないと頭で思いながら、現実を直視していた。今ここで起きていることも、そのことによって負った傷も、全て実際に起きていることなのだ。
「で、でも、MSなんてモノ、今の地球にあるはずが無いよ。歴史の授業じゃ、何世紀も前にMSの技術やMSそのものは全て破棄されて、地球上には存在するはずが無いんだ……」
 いつのまにか、二人は足を止め、いまこの地上を蹂躙している巨大な人型の正体を詮索していた。
「……」
「……!た、タケルちゃん!!」
 一瞬の沈黙をカスミの悲鳴にも似た声に破られ、タケルは我に帰った。
「えっ?」
 その声に振り向くと、さきほどの話題に出ていた“モビル・スーツに似た存在”が銃器をかまえ、今まさにそのトリガーを引こうとしていた。
「う、うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
「タケルちゃん、危ないっ!!」
 1ッ目の人型のライフルが火を吹いた瞬間、カスミがタケルをかばい、突き飛ばした。
 それとほぼ同時に、弾丸が地面に突き刺さり、爆発をおこす。粉塵が辺りを覆い、視界を完全に奪う。
「うわぁぁぁぁっ!!!」
 爆風にタケルの体が吹き飛ばされる。住宅の塀に激突するも、幸い頭への直撃は免れた。
「痛ててて……。勘弁してよ、なんだって言うんだ一体……」
 腰をさすりながら、タケルは妙な胸騒ぎを感じた。
「―――カスミ?そうだ、カスミは!? カスミっ、何処だよ!」
 慌てて辺りを見渡してみるが、見なれた幼なじみの姿はどこにも無い。
「…!まさか、さっきの爆発に巻き込まれたの……?」
 立ちあがり、さっきまで自分のいた所を捜すが、やはりカスミはいない。
「カスミぃっ!何処だよぉぉぉっ!!!」
 叫ぶタケル。しかし、その声も空しく響くだけだった……。
「う、嘘…だ…ろ……」

     ガッシィィィ…

 呆然と立ちつくすタケルに、さらに追い討ちをかけるように人型の装備したライフルがその銃口を向ける。
「……!」
 刹那、タケルはすんでの所でかわした。恐怖が全身を駆け抜け、金縛りにでもあったかのようにその体を鋼のように重くしていた。
「はぁっ、はあっ、はあっ……」
 もう殺られる……!そう思ったときだった。
「……!?」
 ふと、学校のほうに彼の視線が行った。人型たちの攻撃で無残にもガレキの山になってしまった学校の中に、タケルは“何か”を見た。 「何……?」
 それが何かはわからなかったが、タケルはその瞬間、その“何か”の所へ行ったほうがいいと思った。
「…くぅっ」
 恐怖心をムリヤリ押しのけ、タケルは学校のあった場所へと全力疾走した。
「ここかっ…?」
 ガレキを押しのけると、地下に空洞があった。
「なんで、学校にこんなものがあるんだ……」
 しかし、彼の目に飛び込んだものは、それをはるかに凌駕するものだった。
「……!…モビル…スーツ……?」
 そう、学校の地下に、巨大な人型のマシン……モビル・スーツがあったのだ。
「こ、これに乗れば、あいつらを倒せるかもしれない…。け、けど……」

     ガガガァッ……

 ガレキが小さく砕ける。外にいる人型がまた学校に向けて執拗に攻撃を繰り返してきた。
「くっ、迷ってる時間は無い! いちか…ばちかっ!!」
 タケルはMSの開きっぱなしのハッチの隙間をぬってコックピットに滑りこんだ。

 シートに座った途端、コックピット内部がぱあっと明るくなる。すると、ちょうどしゃがみ込んだ体制になっていたMSが立ちあがり、ガレキを押しのけ地下空洞からその姿を地上にあらわした。
「た、立ちあがっ……た…」
 視界が開け、眼前に廃墟寸前の街が浮かぶ。それを蹂躙する巨大な人型たち……。
「……!」
 と、その人型のうちの一体がこちらに気付き、ターゲットを変更した。
「うわっ!よ、避けなきゃ…!」
 慌ててシートのレバーを動かすが、タケルの乗ったMSは微動だにしない。
「!な、なんで動かないんだ…?」

     ガシッ、ガシッ!

 なんどもレバーを動かすが、何の反応も無い。
「くっ…!動いて!動いてよぉッ!!」
 そうこうしている間にも、一歩、また一歩と人型がライフルを構えながら近付いてくる。
「や、やられるっ!」
 トリガーが引かれ、ライフルが火を吹く!
「うわぁっ!」

      ガガガガガッ

 辺りに轟音が響く!……が、恐る恐る目を開いたタケルは、自分の目を疑った。
「…あれ?生きてる……」
 なんと、ライフル弾の直撃を受けながらも、タケルの乗ったMSは無傷だったのだ。
 信じられない光景に、驚いたのはタケルだけではなかった。こころなしか、人型もうろたえているようだ。
「い、今のうちに、どうにかしてこいつを動かさなきゃ……」
 人型が混乱している隙を狙い、レバーを必死で動かすタケル。だが、それも空しく、こちらは全く動く気配が無い。
「頼むよ、動いて!動いてよッ! お前が動かなきゃ、みんな死んじゃうよぉッ!!!」
 コックピットで絶叫するタケル。その時だった。

     ゴゴゴゴゴゴ……

 タケルの思いが通じたのか、MSが動き始めた。
「!」
 タケルは咄嗟に前方のスクリーンに視線を走らせる。すると、画面上に文字が浮かぶ。
 日本語、英語…その他、タケルにはわからない言語まで、沢山の文字がスクリーンを駆け巡っている。
 タケルは、その内の日本語を拾い、読んだ。
「『…ワタシハ…知リタイ……アナタノ…名前……』?僕のことか?」

      ギュイィィ…

 外からの音に文字の向こうを見ると、先ほどの人型がまたもこちらにライフルを向けていた。
 さっきは助かったけど、今度こそやられるかも……!
『ワタシハ知リタイ、アナタノ名前』画面にはいつの間にか、これしか表示されなくなっている。
「! 僕は……僕はタケル!烈火 猛!」
 思わずタケルは叫んでいた。その瞬間、さっきまで重たかったレバーが嘘のように軽くなった。
「うわっ!?」
 再び人型のライフルが火を吹く! だがタケルの乗ったMSは、それを難なくかわした。
「う、動いた……? いける、いけるぞ…!」
 MSが動いたことに、戦慄を覚えたかのように、一瞬人型の動きが止まる。タケルはそこを見逃さなかった。
「いけえっ!」
 MSの右腕が大きくうなりを上げ、人型にその拳を叩きこむ。

      ガァァァァン!

 突然な攻撃に、なす術の無かった人型は、ゆっくり倒れ、やがて動かなくなった。
「た、倒した……のか…?」
 タケルの全身に衝撃が駆け巡る。思わずタケルは、コックピットの中で叫んだ。
「凄い…! …モビル・スーツ、君の名前は?」
 その言葉に反応したのか、スクリーンに、アルファベットの列が浮かんだ。

     ―――GUNDAM SUZAKU―――

「ガンダム……スザク…」
 呟くようにタケルがそのMSの名を声に出す。
「そうか…スザクか…」
 と、先ほどの戦闘に反応した他の人型が集まってきた。
「まだいる…けど!」
 ((僕にはわかる。コイツは…スザクは…あいつらより強いっ!))
 人型のうちの一体がバルカン砲を放つ、かわすスザク。そのスピードに翻弄されて行く人型たち。
「残り3体か…。何か武器は……」
 と、シート下の画面にMS――スザク――の全体図が映り、その腰部が点滅している。
「これか?」
 タケルが操縦桿を操作し、右腕をその点滅部分に持って行く。すると、腰部からスティック状のユニットが飛び出した。
 手を開き、それをつかむと、タケルは一気に引きぬいた。

     ブゥゥゥン…

 すると、そのスティックから、光のサーベル状の状のものが飛び出した。
「ビーム・サーベル……?」
 タケルが呟いた瞬間、警告音が響く。後ろからソード状の武器を手にした人型が襲いかかってきたのだ。
「……!」
 かわす!
 ソードは空を切り、人型はひるんだ。
「今だッ」
 体勢を整え、スザクのビーム・サーベルが敵を捉える。
「うおおおおおおおおぉおおあああぁぁあああああ!!!」

     ザシュウッ!

 ビームサーベルが人型を真っ二つにする。爆音が轟き、タケルとスザクもまた、粉塵の中に消える。
 だが…

     ギュイイイィ…

 先ほどとは比にならないスピードでガンダムスザクが粉塵の中から飛び出す。
 いつの間にか、背中のバック・パックから生えた羽根状のものから光でできた翼が羽ばたいている。
「遅いッ!」
 スザクのビーム・サーベルが目標をロストしていた人型の頭部を貫く。爆発は小さいが、それでも人型の動きを止めるには充分だった。もんどりうって倒れる人型。
「…あと…1体!」
 タケルは残りの人型の姿を捜す。が、スザクのカメラ・アイはその姿をうつしてはいなかった。
「くっ、どこだ…」
 その時だった。

     ガッシィィン!

「!!?」
 いつの間にかスザクの後ろを取っていた人型が背後からスザクを羽交い締めにしたのだ。
「し、しまった!」
 このままでは、至近距離からバルカンを放たれてしまう。
「や、やられて…やられてたまるかあっ!!!」

     ギュイン!

 と、スザクの頭部が180度回転し、後ろの敵を捉えた。
「…くっ」
 無意識にレバーのスイッチを押す。

     ガガガガガッ

 スザクの頭部に装備されていたバルカン砲が人型の頭部を直撃した。
 とたんに人型がひるむ。タケルはその隙を逃さなかった。
「このおぉぉぉぉぉッ!!!」
 渾身の力をこめ、ビーム・サーベルを振り下ろす。たちまち縦一文字に切り裂かれ、爆発を起こす人型。
 爆風がスザクを見えなくさせる……。
 やがて……

 爆風が収まり、辺りにはスザクによって撃破された人型の残骸が残るのみだった。
「…………」
 タケルはスザクのコックピットの中で荒くなった息を整えていた。
「それにしても、あのロボットたちは一体…。それに、このMSも……」
 タケルが自問していたその時、電子音がコックピット内を包んだ。警戒音だ。
「!?」
 スクリーンの一部が分割され、上空の映像を映し出す。
「なんだ、これは……。…ミサイル……!?」
 その映像は地上から20km以上の上空のものだった。巨大なロケット状のものが地球めがけて落下しているのだ。
 今度は別の部分が分割され、シミュレートが出た。
「…何だって!このままじゃ、あと30分以内にここを直撃する!!ど、どうなるんだ、地球は……!」
 タケルは戦慄した。地球に巨大なミサイルが……。はたして、この状況を打破する術(すべ)はあるのだろうか……?

     ピピピッ…

「ん?」
 と、先ほどのシミュレート画面が切り替わり、スザクのCG画像が出てきた。
「これは……」
 その画面には巨大な重火器を携えたスザクの姿が光っていた。
「なんだ、コレ…」
 その重火器の名前がスクリーンに表示される。

     ――SOLAR PLASMA MEGA RIFLE――

「これ…これでいけるのか…?」
 躊躇するタケル。だが、破滅へのカウント・ダウンは刻一刻と近付いて行く。
「いや、いくしかないんだ。やるしかないんだ、それが出来るのは、僕だけなんだ!!!」
 決心をつけたタケル。手もとのキィを弾く。
「ソーラープラズマメガライフル、スタンバイ!」
 後ろのバックパックから巨大な重火器がその全容をあらわす。スクリーンの映像とリンクさせ、タケルが操作を続ける。
「ソーラーエネルギー、充填スタート」
 バックパックから放たれる光の翼から太陽エネルギーがダイレクトに吸収されていく。
「よおっし、ソーラーエネルギー、MAX120%!!」
 それと同時に、銃口から光がほとばしり始めた。
「ターゲット捕捉、照準セット!目標、確認!
 いっけぇぇ!!ソーラプラズマメガライフル、発射ぁッ!!!」

     ギュウゥゥゥゥ…!!

 太陽エネルギーをフルに使ったエネルギー弾が照射される。次の瞬間、

     ドガアァァァァァン!!!

 上空でミサイルが大爆発を起こした。その風圧は、そこから10km以上離れたタケルとスザクのもとにも届いた。
 その風圧にあおられかけながら、一瞬、タケルの脳裏にあるヴィジョンが浮かんだ。
 それは、MSらしき機体のシルエットだった。しかも、それが4体も存在したのだ。
 それだけではなかった。その内の1機は、タケルもよく知っている機体だったからだ。
 そう、ガンダムスザクの姿が……

 (一体、なんなんだ……)
 タケルは、混乱した頭をぶんぶん振り、ため息をついた。
 (頭の中に…あれは…MS……なのか…?)

     rrrrr…

 と、再びコックピット内に電子音が響いた。しかし、今度は警戒音ではない。
「なんだ…?」
 タケルは電子音と同時に点滅しているボタンを押した。
『MSのパイロット。応答願います、聞こえますか?』
 男の声だ。スピーカを通して男の声が聞こえてくる。どうやら通信設備が備わっているようだ。
「は、はい。聞こえます」
 タケルはその言葉に対し答えた。
『?子供の声…?』
 その声の主は、聞こえてきたタケルの声に一瞬驚いたようだが、平静を装って通信を続けた。
『君と話がしたい。君から見て右の後方に戦艦がある。第一格納庫に誘導する。出来るか?』
「な、なんとかやってみます」
 タケルは、声の主にしたがった。別に理由は無かった。ただ、始めての戦闘でひどく疲れていたのだ……。

 To Be Continued…


次回予告(Byタケル)

 戦艦“ガンブレッド”に乗艦したタケル。共に戦うことを持ちかけられるが、MSに人間が乗っている事実を知り、戦うことを拒んでしまう。
 そんなとき、またも人型が襲いかかる。巻き込まれていく人たちを目の当たりにしたタケルは何を感じるのか…?
 次回『超機動伝説ガンダムSUZAKU』第2章:「タケル恐怖す」
 生命(いのち)の翼を大空に広げ、少年達は伝説となる……


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