禁断のレジストに挑戦


注意 このカスタマイズでトラブルが起きたとしても、当局は一切責任を持ちません!
    問い合わせ&苦情等のメールは一切受け付けませんので
    すべて自己責任で実行されますようお願いします。        


このたび、WindowsXPのチューニングにレジストリの修正に挑戦しました。

レジストリを変更するとき利用するのが、レジストリエディタで
レジストリエディタを利用することで、ウインドウズのあらゆる設定が可能ですが
間違って編集/消去をした場合ウインドウズが起動しなくなったり、動作が不安定になりますので
ユーザーの責任において、十分に注意して操作をしてください。

レジストリの起動・修正
 起動 「スタート」メニュー→「ファイル名を指定して実行」を選択
 「名前」に“regedit”と入力して、「OK」ボタンをクリックでレジストリエディタが起動します。

 修正 左側から、修正するデータが保存された場所を選択。修正したいデータを右クリックで「修正」を選択
 「編集」ダイアログが表示されますので、適切な値を入力して「OK」ボタンをクリック。

レジストリの保存・復元
 トラブルを避けるために変更前のレジストリの保存をしてください。
 レジストリエディタの「ファイル」→「エクスポート」を選択
 「レジストリファイルのエクスポート」が表示されますので、ファイル名と保存する場所を指定して「保存」をクリック

 復元 レジストリの復元は、保存したレジストリファイルをダブルクリックするだけで復元が出来ます。



豊富なメモリーを活用する
 Windows XPは、128MB以下のメモリに合わせてシステムの設定が最適化されているので、大容量のメモリを
 搭載したパソコンでは、本来の機能を十分に活かす事が出来ないため、128MB以上のメモリを搭載したパソコンを
 利用している場合は、性能を十分に発揮出来るようにメモり設定を最適化してみました。

メモリの設定
 レジストリエディタで「HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Control¥
 SessionManager¥Memory Management」のデータを直接編集する。
 変更した設定を反映させるために再起動が必要です。

 WindowsXPは、メモリが不足したときに利用するアプリケーションの起動用メモリを4MB確保しています。
 大容量のメモリを搭載したパソコンでは、メモリが不足する事はないので、メモリを解放してアプリケーションが使える
 メモリ量を増やした方が良い。
 設定は、「LargeSystemCache」の「値のデータ」を“1”に変更。表記は“16進”

 WindowsXPは、実際に搭載されている「物理メモリ」とハードディスクをメモリの代わりに使う「仮想メモリ」が
 混在する環境で動いている。仮想メモリは物理メモリより動作が遅いので、物理メモリだけを利用すれば処理速度が
 向上する。
 設定は、「DisablePagingExecutive」の「値のデータ」を“1”に変更。表記は“16進”

 WindowsXPのファイルシステムに割り当てられているメモリを拡張すれば、ファイルのアクセススピードが高速化できる。
 「編集」メニューから「新規」→「DWORD値」を選択して「新しい値#1」を作成。「新しい値#1」を右クリック→
 「名前の変更」で「loPageLockLimit」に変更。さらに右クイック→「修正」で「値のデータ」を“65536”
 表記は“10進”にする。


アイコンの表示速度を高速化
 Windowsでは、アイコンの表示を高速化するためにアイコンのデータをファイルに保存しています。
 このファイルのことを「アイコンキャッシュ」と呼び、これが容量いっぱいになると、エクスプローラやマイコンピータの
 表示に時間がかかる。もし、大容量のメモリを搭載しているのなら、アイコンキャッシュの容量を大きくして、表示を
 高速化しよう。
 アイコンキャッシュの設定は、レジストの
 「HKEY_LOCAL_MACHINE¥Software¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥Explorer」に「新規」→
 「文字列」で「Max Cached lcons」を作成し、設定する値は、“1024”程度が適当。

ハードディスクへのアクセスを減らす
 Windowsでは、物理メモリーが少なくなると、ハードディスクをメモリーの代わりに「仮想メモリ」として利用する。
 仮想メモリは、物理メモリより処理に時間がかかるので、仮想メモリを利用する状態ではアプリケーションの動作が
 重く感じる。またWindowsXPでは、物理メモリの空きが十分にある場合でも、一定時間アクセスしていないデータを
 仮想メモリに退避させようしする。そこで、大容量のメモリを搭載している場合は、仮想メモリを利用しない設定をしよう。
 ハードディスクへのアクセスが減少し、パソコンの処理速度が向上する。
 設定は、 「スタート」メニュー→「マイコンピーター」を右クリック→「プロパティー」で「システムのプロパティー」を開く。
 さらに、「詳細設定」タブの「パフォーマンス」にある「設定」ボタンをクリック、「パフォーマンスオーブション」が表示される
 ので「詳細設定」タブを開き、「仮想メモリ」の「変更」ボタンをクリックする。表示されるダイアログの
 「ページングファイルなし」 を選択して、仮想メモリを利用しない設定にする。