FIC VB-601をパワーアップさせ最新とは行かないまでも、かなり快適に使えるようにしようと年末から10日間ばかり遊んでいた。もちろん動作保証なんてない。でも正常に動作するようにできれば、まだしばらくは現役で使えるようになる。
パワーアップのパーツ
PowerLeap IP3/T 6000円
Celeron1.2GHz 14300円
ATA133カード(AEC−6280) 5800円
GFORCE2 MX(FORSA VIGER GF2MX264) 6980円
合計 33080円
*う〜ん、費用面だけを見れば素直にアスロンマザーとDURONでも組み合わせた方が安く上がりそう(^_^;;;)。
BIOSの更新
PowerLeapの説明書を見ているとBIOSはセットアップする前に最新の物にあげてくれと書いてある。ならばと、FICのページからBIOS情報を探ってみる。手元にあったのはPCBレビジョン1.3の物だったので、最新バージョンを見ると”MI413"となっていた。早速アップ、同時にBIOSもさわる予定だったので手持ちで遊んでいた”ROM焼き大丈夫”を取り付けてDual BIOS化した。
取り付け・起動
これは難なく終了。起動もDOSまでは何も問題なし。
WIN98SEセットアップ
こちらもPowerLeapの設定に問題がなければ何も問題なく終了。
マイクロコードのアップデート
さて動作は上手くいったが古いマザーなんで、Celeron1.2GHzのマイクロコードなんてBIOSは持っていない。まあ、動くんでそのままでも良いと言えば良いのだが、やはりこの辺はちゃんとしたい。検索エンジンを使って情報を漁っていたところ、”う〜さんのおもちゃ箱 2(CPU換装 と CPUのマイクロコード について)”と”とみ〜のPC研究室(とみ〜のPC研究室附属図書館:CBROMでBIOS改造!)”を見つけることができた。早速、ページを参考にしながらマイクロコードのアップデートにトライ。
その1.マイクロコードAPIに対応したBIOSにアップ
まず、最初に現在のBIOSがマイクロコードAPIに対応しているかどうかWCPUID 3.0fを使ってチェックしてみたところMI413では対応していないことがわかった。
そこで再びFICのページに行くと、PCBレビジョンが1.4の物にマイクロコードAPIに対応したBIOS(MI415)がアップされていた。正常に動作しないかもしれないがDual BIOSにしているので気にせずトライ。結果はVery Good!。全く問題なく動作する。
その2.マザーボードのBIOSをCeleron1.2GHzに対応させる
ここまでの作業でマイクロコードも正常に表示されるようになった。推測だけどマザーボードのBIOSが否対応なのにマイクロコードが正常に表示されるということはPowerLeapがその辺のところをやっているのではないかと思う。ここまでで終わってしまっては面白くないので、マザーボードのBIOSにもCeleron1.2GHzのマイクロコードを埋め込んでみることにした。CBROMでBIOSの情報を見ると、幸いなことにBIOSに数10Kバイトの空きがあることが確認された。
CBROM MI415.BIN /Dの実行結果
インターネットからCeleron1.2GHz(6B1)のマイクロコードをダウンロード。さらにBIOSファイル(MI415.BIN)からマイクロコードを抜きだす
(CBROM MI415.BIN /CPUCODE EXTRACT)。この2つをのマイクロコードファイルをバイナリエディタで覗いてみると、Celeron1.2GHzのマイクロコードファイルのサイズは2KB(800hKB)だし、BIOSファイルから抜き出したマイクロコードファイルは2KB単位で先頭のパターンが繰り返していた。ならば、単にBIOSから抜き出したマイクロコードファイルにダウンロードしたマイクロコードを追加するだけで対応させることができるのではないかと考え、エディタでくっつけてBIOSファイルへ組み込んでみたところ、どうやら上手くいくみたいだ。上記掲載の写真ではなかった6B1のコードが追加されている。
<手順>
CBROM MI415.BIN /CPUCODE RELEASE
CBROM MI415.BIN /CPUCODE CPUCODE.BIN
CBROM MI415.BIN /D
<結果>
CBROM V2.07 (C)Award Software 2000 All Rights Reserved.
******** mi415.bin BIOS component ********
No. Item-Name Original-Size Compressed-Size Original-File-Name
================================================================================
0. System BIOS 20000h(128.00K)14B02h(82.75K)original.tmp
1. XGROUP CODE 05F3Eh(23.81K)04186h(16.38K)awardext.rom
2. ACPI table 021D4h(8.46K)00E9Dh(3.65K)ACPITBL.BIN
3. EPA pattern 0168Ch(5.64K)0030Dh(0.76K)AwardBmp.bmp
4. VRS ROM 02274h(8.61K)014AAh(5.17K)ANTI_VIR.BIN
5. CPU micro code 08800h(34.00K)0519Dh(20.40K)cpucode.bin
Total compress code space = 34B02h(210.75K)
Total compressed code size = 20479h(129.12K)
Remain compress code space = 14689h(81.63K)
** Micro Code Information **
Update ID CPUID| Update ID CPUID| Update ID CPUID| Update ID CPUID
---------------+----------------+----------------+-------------------
PPGA 11 0681| PPGA 03 0665| SLOT1 13 0630| SLOT1 20 0632
SLOT1 34 0633| SLOT1 35 0634| SLOT1 40 0651| SLOT1 2A 0652
SLOT1 10 0653| SLOT1 0A 0660| SLOT1 06 0670| SLOT1 03 0671
SLOT1 10 0672| SLOT1 0E 0673| SLOT1 14 0680| SLOT1 0D 0681
PPGA 1C 06B1|
その3.編集したファイルをマザーボ−ドのBIOSへ焼き込&動作確認
ダウンロードしたBIOSファイルに付いていたフラッシュライターを使用し、いつも通りの手順でマザーボードのBIOSへ焼き込む。ただ、念のためすべての領域を書き換えCMOSもクリアすることとした。
FLASH73 MI415.BIN /PY/SN/CC/CD/CP
正常に焼けたのでOSを起動してみたところ。正常に動作、各種のベンチマークも問題なし。
その4.マイクロコードが正常に反映されたかを確認
う〜さんのページに掲載されていたCHECKUPユーティリティでマイクロコードが正常に反映されているかを確認。また、マイクロコードAPIに対応していないはずのMI413でもMI415と同じようにマイクロコードを追加して確認してみた。
MI415のCHECKUP実行結果(マイクロコード適用前)
=========================================================================
| Processor Update Utility for Intel(R) P6 Family Microprocessors |
| Version 5.00, 02/26/99 |
| Copyright 1995-9, Intel Corporation. |
=========================================================================
Unannounced Intel processor detected. (CPUID=x6111)
Your system BIOS does not contain a microcode update for
this processor. Therefore, no microcode update was loaded.
No microcode updates for your main processor were found in the
database file. Please make sure you have the latest database
file. No changes were made to the system.
MI415のCHECKUP実行結果(マイクロコード適用後)
=========================================================================
| Processor Update Utility for Intel(R) P6 Family Microprocessors |
| Version 5.00, 02/26/99 |
| Copyright 1995-9, Intel Corporation. |
=========================================================================
Unannounced Intel processor detected. (CPUID=x6111)
Your processor contains a microcode update, revision 1c.
No microcode updates for your main processor were found in the
database file. Please make sure you have the latest database
file. No changes were made to the system.
MI413のCHECKUP実行結果(マイクロコード適用前)
=========================================================================
| Processor Update Utility for Intel(R) P6 Family Microprocessors |
| Version 5.00, 02/26/99 |
| Copyright 1995-9, Intel Corporation. |
=========================================================================
Unannounced Intel processor detected. (CPUID=x6111)
Your system BIOS does not contain a microcode update for
this processor. Therefore, no microcode update was loaded.
No microcode updates for your main processor were found in the
database file. Please make sure you have the latest database
file. No changes were made to the system.
MI413のCHECKUP実行結果(マイクロコード適用後)
=========================================================================
| Processor Update Utility for Intel(R) P6 Family Microprocessors |
| Version 5.00, 02/26/99 |
| Copyright 1995-9, Intel Corporation. |
=========================================================================
Unannounced Intel processor detected. (CPUID=x6111)
Your processor contains a microcode update, revision 1c.
No microcode updates for your main processor were found in the
database file. Please make sure you have the latest database
file. No changes were made to the system.
どちらのBIOSも組み込み後は適用されていることが確認できた。MI413でもceleron1.2GHzに対応できているみたいなので、こちらをBIOSに焼き込みWCPUIDでもう一度確認。
結果は。
1.BIOS起動時のCPU表示 → 相変わらず速度表示は化けたまま。表示桁数が足りないためみたい?。
2.WCPUIDの表示
BIOS起動ロゴを変える
ここまで、やったのでついでにBIOSの起動ロゴも変えてみることにした。とみ〜さんのページに詳しく作り方が載っていたので、割と簡単にできた(文字だけのロゴだったからという話もあるが・・・(笑))。
<手順>
ペイントブラシで起動ロゴを作成。
ただ、今回作ったビットマップは ”横8 x 縦14 Pixel 単位の部分に1色” この制限を無視しているような気がするのだが・・・。背景色は関係ないのだろうか?まあ、動いているのでいいことにしよう。(いいかげんだな〜(爆))
CBROM MI415.BIN /EPA RELEASE
CBROM MI415.BIN /EPA SYODOU.BMP
<結果> 起動時のロゴをデジカメで撮った物。
ベンチマークなど
★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.30 (C)EP82改/かず ★ ★ ★
M/B Name FIC VB-601 PowerLeap-iP3/T+celeron1.2GHz
Processor Pentium III 1202.58MHz[GenuineIntel family 6 model B step 1]
Cache L1_Data:[16K] L1_Instruction:[16K] L2:[256K]
VideoCard NVIDIA GeForce2 MX/MX 400
Resolution 1024x768 (16Bit color)
Memory 260,904 KByte
OS Windows 98 4.10 (Build: 2222) A
Date 2002/01/03 22:34
HDC = Intel 82371AB/EB PCI Bus Master IDE Controller
HDC = ACARD AEC6280 UDMA133 IDE Controller
HDC = プライマリ IDE コントローラ (デュアル FIFO)
HDC = セカンダリ IDE コントローラ (デュアル FIFO)
HDC = Storage Adapter Bridge Module (TPP)
A = GENERIC NEC FLOPPY DISK
CE = QUANTUM FIREBALLP KA6.PM Rev A42.
D = QUANTUM FIREBALL SE2.1PS Rev API.
F = ATAPI 48X CDROM Rev 3.30
G = FUJITSU MCM3064UB Rev 0010
ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
18849 48241 50690 12535 11818 20475 9
Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
26000 28927 7552 242 19043 17551 9375 C:\100MB
Super−πの結果
3dmarkの結果
2000 : 2619
2001 : 994
*う〜ん、遅い。更に、画質悪い・・・。1024*768ならなんとか使えるかなってところだけど1280*1024まで上げると文字がぼけぼけになる。まあ格安のVGAカードなんでこんなもんかな?
<あとがき>
今回の改造及びこのページの作成に当たって参考・引用させていただきました、”う〜さん”・”とみ〜さん”ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。
このページの内容で私の間違いやご意見等ありましたら、私までメールを下さい。また、このページに関して直リンクを貼られても構いません(事後で構いませんから連絡いただけると幸いです)。
<注意事項>
・このページの内容は私がやった内容を紹介しているだけで、動作を保証する物ではありません。参考にしていただけるのは大歓迎なのですが、全て自己責任でお願いします。
・BIOSの改造は当然メーカーの保証外ですし、改造に起因するいかなる故障・災害もメーカーはサポート&保証してくれません。私も当然ながら保証しません。また、このページを作るに当たって引用させていただいた”う〜さん”・”とみ〜さん”にも、その責務は一切ありません。