日本では、比較的に虫型と海生型の怪獣怪物が多く、甲殻類や爬虫類も多数存在するが哺乳類型の怪獣怪物はいない。
巨大生物大量誘発因子流出元でもある日本は世界規模での発生率はトップクラス。
〇蜘蛛型怪物
名称『オニグモ』
全長:5cm〜70cm
重量:3g〜40kg
性格:臆病
主な生息場所:洞窟や廃墟
肉食
発生時期3月末〜10月末まで
日本全国を通して、遭遇しやすい怪物の1種。
基本的に大型の蜘蛛で毒も無い上に臆病な性格でスグに逃げ出す。
その為に直接的な危険は少ないものの、粘着力の強い糸によって身動きが取れなくなるという被害が少なからず発生している。
火や殺虫剤にも弱い為、業者でなくても駆除は出来るが油断をしてはいけない。
蜘蛛との違いは繁殖力が弱く、数十個の卵を産卵するが産まれるのは内の4〜6匹程度である。
〇蜘蛛型怪物
名称『オオオニグモ』
全長:2.8m
重量:130kg
性格:獰猛
主な生息場所:洞窟や廃墟
肉食
発生時期:冬場以外の時期
オニグモの特殊成長体。
共食いを繰り返した場合のみで発生するのだが、発生条件が厳しい為に滅多に誕生する事がない
オニグモと同様に毒はないが気性は対照的に獰猛で、人に対する被害も発生する場合がある。
殺虫剤には抵抗力があり、駆除業者が持つ装備でなければ駆除は困難。
繁殖はオオオニグモ同士でなければ不可能な為、繁殖力は非常に弱く産まれたとしてもオニグモである。
但し、寿命は3年と長く冬眠もする。
条件さえ整えば、オオオニグモで構成された群れが誕生する恐れがある。
〇蟹型怪獣
名称『檜山蟹』
全長8m〜12m
重量4t〜16t
性格:獰猛
主な生息地:海岸線
肉食
発生時期:主に冬場が多いが季節は問わない
広島県のみに発生するいわば『ご当地怪獣』と呼ばれる部類に入る。
『ご当地怪獣』と聞こえは良いが、戦闘能力は非常に高く並の駆除業者では対応が不可能となっている。
そのため、海生型怪獣や檜山蟹の駆除を専門に取り扱っている『横川マリンガード』が駆除を行っている。
駆除された檜山蟹はほとんど捨てる所が無いらしく、ダイオウカブト並に硬い甲羅は高値で取引されており、工業製品の素材に使用されている。
そして、肉は非常に『美味』で保健所のOKが出れば食用に出来る。
蟹ミソも濃厚で、酒との相性はバツグンである。
要するに『美味いのだ』
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