メカ紹介







 
R−GUARDER(アールガーダー)   
 全長 30m
 重量 160.8t
 R−1・R−2・R−3・R−GUNに次ぐR−マシンとして開発された重量級近接肉弾戦用パーソナルトルーパー。
次期SRX開発計画が中止された為、SRXの延命処置が必要となり、その延命策と一つとして開発された。 R−マシン6号機とされているが、実状はヒュッケバインMK−Vボクサーの様な『R−Wepon』シリーズに近い。
 機体の主目的は変形分離し、SRXの装甲の保護と念動力パイロットの負担軽減を目的とした特殊外装と安全装置となることで、言わば『SRX用のプラスパーツ』である。
 SRXは強力な反面、合体状態時の主動力であるトロニウムエンジンの出力調整が困難であり、常時、念動フィールドを張り巡らさなければ合体状態を維持できないという短所がある。その為パイロットに掛かる負担は大きい。 また念動フィールドとトロニウムエンジンの強大さに外装の劣化も無視できない。
 そこで本機(R−GUARDER)は、その短所を補い、機体・パイロットの負担を軽減する事がメインとされている。
 本機が変形分離しSRXに合体する事で、合体時に負担の大きい部分を補強/補佐する事により外装の劣化を押さえるという物である。 また今まで全身に張り巡らせていた念動フィールドに代わり、物理的に合体状態の固定補佐を行うことで、合体時に必要な念動フィールドを必要最小限に留める事ができ、パイロットの負担を軽減する事も出来るのである。
 だが、これはあくまでも『延命処置』及び『負担軽減』であり、SRXの短所を完全に克服したとは言い切れない応急処置的な対処なのである。
この他にもSRXの装甲保護だけではなく、異星人サイコドライバーの存在が確認された為、対念動力者用としての機能も付随されている。

 機体は通常のR−マシンに比べ1.5倍の体躯を誇り、さらにSRXの強力な念動力に耐えうる為、機体は非常に強固かつ柔軟性に富んだ素材で構成されている。 
 EOT金属である『ゾル=オリハルコニウム鋼』の精製が不可能な為、それに次ぐ物質である月で発見された3番目の金属『ルナメタル3』と、地球上最強の金属であるマルエージング鋼を組み合わせた複合材で基本フレームと装甲を構成している。
 エンジンは通常ものより強力かつ巨大な核融合炉を使用し、これに小型のトロニウムエンジン二機を補機として積み込んでいる。その出力は他のR−マシンの9倍以上の出力を誇る。だがその反面、出力調整が劣悪であり、並のパイロットでは機体を制御することすら困難である。(出力を上げればエンジンブロー、下げればエンスト、実用域の出力がスカスカ!!)これまでに数多くのテストパイロットがそのパワーに振り回されて、まともに動かせなかった。(その為、ついたあだ名が『駄作の傑作機』)。
 頑強なボディに、その豪快なパワーを十二分に活かす為、機体形状は人型と言うよりゴリラに近い。 その結果、単純な腕力とパワーだけならグルンガストをも上回る。

 ヴィレッタ大尉の意向により、対念動力者用の機能も取り込まれている為、T-LINKシステムは装備されてはいるが、他のR−マシンに比べ、遥かに小規模でしかなくウラヌスシステムも装備されていない。(R−GUN以下!)この為、ごく僅かな念動力でもシステムの稼動は可能であり、効果は小さいが念動フィールドの展開も可能。
 だが、これは本機にとっては捕機に過ぎず、メインでありこの機体最大の特徴であるのが、対サイコドライバー用に開発されたメインシステム『アンチT-LINKシステム』である。

 アンチT-LINKシステム(A・Tシステム)とは通常のT-LINKシステムと相反する機能を持ったシステムであり、敵対者又は任意の相手のT-LINKシステム効果を打ち消してしまうという力を持っている。
 これを例えばRマシンが受ければ、R-1のT-LINKナックルはただのパンチと化し、R-3のストライクシールドは機能停止し、R−GUNのブーメランは戻ってくることは無い。もちろん念動フィールドが展開されることも無いのでSRXに合体することも出来ない、という念動マシンとっては天敵のような機能である。これはSRX合体時に置けるシステム暴走やブレーカーが落ちるという事態から機体とパイロットを保護する安全装置も兼ねている。

 当初は通常のPT同様、単座の一人乗りであったが、パイロットである匕首姉弟に合わせて複座に改造されている。 (後に単座に戻され、匕首姉弟が交代でパイロットを務めている。 基本的には弟の将輝がメインで乗りこむ)

 武装
 頭部四連60ミリバルカン砲
 プラズマバスタードソード×2
 脚部γ線レーザーキャノン×4(脛に二門づつ)
 腕部核融合バーナー×2
 肩部アンチT-LINK放射装置×2
 胸部120ミリ重金属弾速射砲×2
 ギガプラズマ冷却装置×1



 R−BUSTER (R−ブースター)  (合体状態)

                         (コアトルーパー)

 全長 25m(コアトルーパー:17.3m) 全幅 60m(主翼込み)
 重量 73t (コアトルーパー:22.8t)
 Rガーダーと同期に開発された航空/航宙強襲攻撃型パーソナルトルーパー。
  SRXのRガーダー装着時の機動力低下並びに以前から懸念されていたSRXの背部の装甲、そして重量増加による戦闘時間の低下を防ぐ為にヒュッケバインMK−VガンナーとR−3パワードを参考に建造された。
 T−LINKシステムを有するコアトルーパーと、巨大なブースターシステム『ピラミッダス』で機体を構成されている。
 主翼は大気圏内飛行と冷却用放熱版を兼ねる。 大気圏外では光子推進によるレーザーロケットとする事も可能。
 推進器は、SRXの巨体を機動させる為の大推力ブースターだが、予備の燃料タンクも兼ね行動時間延長を可能としている。

 本体となるコアトルーパーは開発期間短縮の為に、アルブレードをベースにしている。 だが大推力とT−LINKシステムに耐えうる為に補強として高品質なR−1・3のパーツを多く流用している。
 RガーダーのアンチT−LINKシステムは組み込まれてはいないが、R−3と同規模のT−LINKシステムが装備されている為、パイロットは念動力者に限られているのが欠点。
 用途に応じ、3タイプへ変形が可能。
 パイロットは、最初は将輝が搭乗していたが、T−LINKシステムとの相性を調べる為に、姉弟で交代で乗り込んでいる。(メインは姉の香田奈が努める)

<コアトルーパー>
 コア自体の基本性能はベースとなったアルブレードと同程度。 ただし火力は高い。念動システムの影響で運動性は高く、胸部及び下半身はロッキングシステムを兼ねている為、非常に頑強。
 トルーパーとしての性能は求められておらず、ブースターシステム『ピラミッダス』を扱う為のエンジンとしての役割を前提としている。コアがなくてもガーター、またはSRXとの合体も可能だが、機能はしない。
 
<陸戦型>
 ホバー走行で、殆ど移動砲台。別名「スフィンクス」

<空戦型>
 別名『クレオパトラ』。通常形態とも言う。小回りは悪そうだが、直線的な加速はかなりのもの。腕に壱式砲が付く。なんとか格闘戦も可能。

<ブースターモード>
 SRX、ガーターとの合体時形態。完全移動型変形の時もこれ。しかし単体で出力を出しすぎると、パイロットに負担がかかる。
 普段は収納してある羽が一気に開く為、60メートルくらいになる。
 SRXの場合は背中につくのだが、ガーターの場合は砲身が前に向くように、後ろ首の辺りにくっつくようになる。

 武装 
 プラズマランス
 G・マグナ・ライフル(Rー2のものより強く。連射性も高い。)
 プラネッド・ミサイル(念動力によって敵を追尾するミサイル)
 ウイングソーサー(ブースター状態時に開く羽を一瞬展開して、敵を弾き出す)
 念動集束カノン(壱式砲)
 R−3のものと同じだが、2発同時なので威力は2倍。念力の込め具合によっては、威力の減増もある。
 ガーターとの合体時は、無式連月砲(集束念動マグナ・バスター)となる。これは念動と反念動を反発させて撃ち出す、念動レールガンのようなもの。SRXと合体すると、必殺一撃砲フォーメーションが可能。



 R−ZAN(R−斬)  (※機体デザイン&設定:野田明治様)

 全長40m
 重量260t
 R−マシンの試作実験機の中の一つで、グルンガストにR−マシンの技術を混ぜ込んで開発されたPT。 言わばグルンガストの皮を被ったR−マシン。
が、両方とものシリーズが独自の進化を遂げているので、これといって軍からは要求されず、Rシリーズとしては異端的存在。 本来は、実験目的で建造されただけの物。SRXへの合体機能を有しているかは不明。
 脳波とトレースシステムを登載しているところがあり、連結システムにより、機体の視点が自分の視点になるために、機体と同化しているとも言える。(DC開発のダイナミック・ゼネラル・ガーディアン。略称:ダイゼンガーの操縦系を発展簡略化。)
 しかし、ウィーク・レイダーシステム(スカウタ−)をコクピットにではなく、機体に登載した事により(デザインでは見えないが、必殺技の前にはスカウターが右目に降りてくるコードネーム『独眼流』)伝達システムにより、敵の弱点を一瞬で理解できるようになっている。
 また、撃墜、またはある一定以上のダメージを越えると、パイロットの安全の為、伝達システムが解除される。
 髪のように見える部分は、搭乗者のオーラの形であり、乗ってない時は消えている。

 本来は実戦配備の予定の無かった機体であったのだが、匕首薙と言うTDFには予想もしなかった念動パイロットの参加に、急遽PTが必要になった。だがT−LINKシステムを組みこめる機体が現在のTDFには無かったので、この機体に白羽の矢が立った。
 武装は二刀の中型斬艦刀のみで、内蔵兵器は一切無い。 二刀を合体させた剣、『マサムネ』で、敵をX字に切り裂く『直伝! 斬艦刀・ダブルインパクト(双龍牙)!』が必殺技。ちなみに薙は敵機を撃墜したときに、ゼンガーの口上を自分流にアレンジしている。
  『匕首薙は…日の本壱の兵(つわもの)成り!』
 また遠距離攻撃武器はないが、マサムネを投げつけたり、剣圧にエネルギーを絡めた、『イズナ』『フタエイズナ』『空烈イズナ』などを撃ち出す等で、偶然にもゼンガーが搭乗するダイゼンガーと、似たスタイルでR−斬は戦う事になる。
 
 武装
 ジャスティス&ブレイブ(二刀の中型斬艦刀)



 鋼鉄巨神 キカイオー

 全長 19.5m
 重量 48.7t
 天才科学者、轟源三博士とその息子轟守博士が共同で秘密地下工場で作り上げた最強無敵のロボット。
 ケタ外れの破壊力とどんな攻撃にもビクともしない耐久力を持つ。その秘密は超物質オリハルコン合金と心臓部の超次元機関による。
 重厚な見掛けによらず機動性は悪くない。さらに超次元機関の出力を生かした豪快なパワーによる肉弾戦は他の機体を圧倒する。そして超次元機関をフルドライブさせる事により『ヒーローモード』が発動し最強さに磨きがかかる。
 理論上キカイオーにはあらゆる攻撃を物理法則の通用しない空間に転移させてしまう機能が備わっており、本作品での事実上最強のロボットである。筆者が最も好きなゲームロボットである。
 武装
 ロケットブロー×2・キカイオーボンバー・ヒートブレイザー・キカイオーハリケーン・覇王剣
 必殺技
 超絶!!ヒートブレイザー・トルネードキック・覇王雷鳴斬!!


 MBV−04G テムジン

 全長 18m
 重量 不明
 企業国家DN社が月面で発見した遺跡、『ムーンゲート』に収められていた『Vクリスタル』。その研究の副産物として開発された人型兵器『バーチャロイド』。
 DN社の初期の機体で、抜群の扱いやすさと汎用性を誇る。他のバーチャロイドに比べて一歩抜きん出た性能は無いが、バランスの取れた性能でパイロットの技量次第では他の機体を圧倒する。
 武装
 ビームソード兼用ビームライフル・手榴弾
 必殺技
 グランディング・ラム


  ヴェルトール

 全長 15,811m
 重量 19,244t
 世界各地で発掘される『ギア』と呼ばれる人型兵器。その中で北東の大国キスレブが発掘したギア。
 無骨な外観のギアが多数占める中で珍しく完全な人型をしている。
 本来は非情の暗殺者イドが操る真紅の姿だが、パイロットであるフェイの人格が通常の第3の人格である時は黒鉄色の姿で性能は制限されている。ただしフェイが虚脱状態に陥ると第2人格であるイドが目覚め真紅の姿に変形し、100%の性能が発揮される。変形機講は普段はブラックボックス化されている。
 武装は機銃が一門のみだが、基本的にはフェイの拳法を活かした格闘戦を行う。弱点は装甲が薄い事と、メンテナンスが非情に面倒だということらしい・・・・
 武装
 内装式チェーンガン×1
 必殺技 
 武技雷撃、烈風、破山、竜天、龍舞・超武技光掌、轟天、黒掌


  ゲッP−X
 外宇宙からの侵略者「宇宙悪魔帝国」に対して日本が誇る天才科学者、呉石博士が開発した合体変形ロボ。
 通常は三機のメカだが、『チェンジ・X』の掛け声共に変形合体してロボットとなる。メカの合体順列の違いにより、それぞれ空戦用バランス型・海戦用スピード型・陸戦用パワー型のロボットへと姿を変えるのが、最大の特徴

 ゲッP−X1
 全長 20m
 重量 40.5t
 空戦型の形態で性能は3タイプの中で最もバランスが取れている。恵一がメインパイロットを務める。
  典型的な主人公機でゲッPーXの基本スタイルでもある。内蔵された武器は多く、剣や鎌といった手持ち武器やビームやカッター等の強力な兵器を苦も無く操る。
 ゲッP−X『心』のマシンである。
 武装
 剣・手鎌・Xブレード(主翼)・Xパンチ・Xバルカン・Xビーム
 必殺技
 Xブレードブーメラン・シャイニングバードアタック・Xリムーブ・X1キック

 ゲッP−X2
 全長 23m
 重量 37t
 海戦型の形態でスピード重視のロボ。海戦用だがマッハ2で飛行も可能。仁がメインパイロット。
  スマートな体形で水の抵抗を全く無視して水中を航行できる。手首は無く、変わりに鋭い二本のフォークのような回転式のクローが付けられている。
 ゲッP−X『技』のマシンである。
 武装
 Xレーザー・Xサンダー・Xクロー・Xシーカー・Xショック
 必殺技
 Xミサイル・サンダーアタック・スクリューアタック

 ゲッP−X3
 全長 18m
 重量 45t
 陸戦型の形態でパワー重視のロボ。マッハ1で飛行も可能。力がメインパイロット。
  無骨な外観で腕力を生かした格闘戦が得意。手首は三本指の強固なパワーアームであるが、手首を収納し下腕を変形させドリルにすることも可能。これにより地中航行も可能。
 ゲッP−X『体』のマシン。
 武装
 Xキャノン×2・X台風・X大砲・トゲバット・トゲボール・Xパンチ
 必殺技
 特大Xキャノン砲・必殺台風投げ・必殺六甲山おろし


  エルライン
 全長(推定)20m
 重量 不明
 ユナのパートナーアンドロイド三体と参謀役エルナーが巨大化合体することによって完成するユナの決戦用ロボ。
 本来は光と闇の戦い以外にエルラインを投入することは厳禁なのだが、ユナの生命に関する危機ならば非情処置として戦線投入ができる・・・・らしい。
 ボディはフォトンオブジェクトと呼ばれる光の粒子が固まって形成されたものであり、頑強なわりには非常に軽い。その為エルラインの機動性は極めて高い。
 なおパイロットであるユナの精神状態に、機体のパワーが左右されるらしく、仲間からの応援、俗に言う「友情パワー」の供給を受けるとパワーアップする。後にアンドロイド少女のユーリィと合体することで「エルライン・ノイ」へとパワーアップする。
  武装
 ライトニングソード・ライトニングライフル
 必殺技
 ライトニングシュート・ライトニングブラスター


 世界征服ロボ
 全長 不明
 重量 不明
 きらめき高校科学部部長である紐尾結奈が作り上げた世界を支配する為のロボット。
 一高校生が作り上げたとは思えない性能を有している。動力は原子力。
 三つの超兵器を有し、世界に君臨する予定であった・・・・
 後に戦闘力不足を痛感し、より強力なロボットを卒業までに建造予定であるらしい。
 ちなみにこの小説では筆者の趣味と、ときメモ関連のメカニックを活かす為に『サイバーファング』と『紐尾アーマー』の3タイプへと変形する可変ロボとして書かせていただきます。
 武装 服従パンチ・独裁ミサイル
 必殺技 世界征服ビーム


 バンガイオー
 全長(推定)16m
 重量 不明
 宇宙を中心に暗躍を続ける宇宙犯罪組織「SF虎巣喪組」に対抗するため、(自称)正義の発明家であり民間警察署長である牧士万が作り上げた(一応)正義のスーパーロボット。
 虎巣喪組のロボット製造データをハッキングして造りあげただけに、虎巣喪組のロボットと五分以上に渡り合える性能を有している。
 スーパー系にしては珍しく、射撃戦を主体に設計されている。武装は手持ちのライフル一丁だけだが、全身からミサイルを発射できる機能を備えている。ライフルからは追尾型のホーミング弾とミサイル、そして兆弾効果の高いバウンド弾が発射できる。
 背部の機動ユニットにより長時間は不可能だが飛行が可能で高い空間機動性を誇る。
 装甲は「鉄」できている、ただの「鉄」で。メンテ性はよさそう・・・・・
 燃料は「サラダ油」らしい・・・・
 武装
 専用ライフル×1・各部ミサイル発射菅
 必殺技
 全方位発射・倍返し!カウンターショット。


 BX-02 ブロディア
 全長(推定)16m
 重量 不明
 次期主力型のVA(ヴァリアント・アーマー)。
 ブロディアタイプのベーシックスタイルで汎用性に優れている。格闘戦を主体にしているが、重機関砲やビット等の強力な火器を装備している。
 ジン・サオトメの機体は通常型とほぼ同じだが、肩にスパイクを追加したり機動性を強化した二式型を使用している。他のロボットと違い自分の判断で手足を切り離す事が出きる。ジンは片腕を切り離しての体当たりが得意らしい・・・・・(ホントかよ)
 武装
 重機関砲・パワーナックル・アイアンネイル・ビット
 必殺技
 フルメタルチャージ・プラネットスマッシャー・ブロディアキック


 D-Prt0/1 ディダクティ1号機
 全長 18.6m
 重量 不明
 有限会社地球防衛隊が開発した人型ロボット第一号。
 地球防衛隊が会社のレスキュー用主力装備と宣伝、そしてコンサート用のステージ施設を兼ねた、一風変わったロボットである。
 地球防衛隊の技術力のみで建造された為、予算不足などの諸事情により人型のロボットを建造する事自体難しかった為に既存の作業用重機のパーツ流用などによりかろうじて外観をロボットに近づけたという事が現実である。(バランス装置は一年落ちの中古品、脚部クッションに大型車両低圧タイヤを使用している)
 その為運動性は悪く、関節も昔のプラモデル並という、少々お粗末な機体である。だが、レスキュー能力には十分な性能を有している。この機体の活躍により飛躍的に向上した予算で新造の2号機や技術提携により作り出された3号機も存在している。ディダクティは他のロボットとは違い戦闘用ではなく、あくまでもレスキュー用であり戦闘行為を想定して建造はされてはいない。(だが、パンチは強力らしいし、作業用のつるはしも武器になる。最新鋭の3号機にいたっては巨大戦車相手に電磁砲で立ち向かった事もあるらしい)
 武装(?)
 レスキュー機なので基本的に非武装・つるはし・スモーク弾・対戦車ネズミとり
 必殺技(?)
 パンチ



 サイバーロボット大戦用 オリジナルメカ(野田明治様作)

 量産型ディアナ17   (天王院静:量産機パイロットスーツ)
 『ディアナ17R・ダイアナ』
 全長20m
 全重24t

 雨宮財閥が、ディアナにバーチャロイド・パーソナルトルーパーの長所をとりこみ、一般人にもある程度操作できるようにしたもの。 最終決戦に合わせて天宮財閥の秘密研究所で開発されていた。
 ウェイト・トレーサーにより、パイロットの動きをトレースするのはディアナと変わりはないが、エナジーコンバーターを取り外している為、気力を変換して放つ技は使えない。
 ポニーテール・ツインテール・ワンレンの3種類のパターンがあり、オールラウンド・遠距離・近距離となる。
 レベル調整により、ある程度、搭乗者の戦闘能力を上げることが出来るが、仕様には危険が伴う。
 使った後は必ず筋肉痛になる。これは搭乗者の筋肉や筋を無理矢理に活性化させる為に、かなり体を苛める為だ。
 そしてバスタードレスと言う、光学兵器をある程度防ぐ事の出来る、透明なドレスを着こんでいる。弾いた時に発光して、ドレス型となる。といっても、たいしたものでもないが、テムジンのビームライフル程度なら軽く防げる。
 物理的な防御システムはディアナを超えているが、ディアナは気力変換で、防御能力を向上しているので、さすがに遠くは及ばない。攻撃もまたしかり。
 それでも旧型のバーチャロイドの性能は軽く凌駕する。量産型といってもかなりの高価な機体で、雨宮財閥の太っ腹さが分かる。

  余談だが、実働テスト待ちの量産試作機が緊急事態の発生の為急遽出撃した事がある。 だがその時は正規のパイロットではなく、トラブルにより天宮レイカの学友『天王院 静』が緊急搭乗員として乗りこみ出撃している。

 武装(ディアナ17では格闘の達人しか扱えなかったので、各武装を兵器化)
 ビームボウガン
 モーターチャクラム
 ビームブレード(銃)
 シャボンランチャー(同効果のグレネ−ド)


 パルシオン・スプリーム 
 全長32m
 全重68t

 カイとケイの光が一つとなった時に現れる、最強無双の光の巨人。
最強技、宇宙と地球の力を借りた『ガイアース・ギャラクシー』は、オーバーザギャラクシーの破壊能力に地球の浄化能力を合わせた技で、相手を破壊するだけでなく、悪という戒めから解放するのだ。
右手に地球の力『希望』。左手に宇宙の力『正義』を組みこみ、その戦闘能力は、ケイとカイが2人で戦うよりも強い。その為、デザインは左右が違っている。
しかし2人の地球(または宇宙)を救うという意思が揃わなければ拒絶される。
合体時はどうなっているかは、宇宙人だから秘密だ。

 武装
 宇宙人だから秘密だ!