「デハ、次ハ御邪魔女チーム!」
「よろしく御願いします!
特製クッキーです!!!」
「おお、これは素晴らしい!
では、いただきます・・・・!!!!」
「フン!ただの甘い・・・・!!!」
「これは!!!!!」
「美味い!
美味いぞおおおおおお!!!!」
「ただの甘い菓子だとばかり思っていたが、
硬派な俺の口の中で広がるほのかな苦味が!」
「しかし!その苦味も一瞬で消え、
誰でも頬が緩んでしまうような甘味となって口の中で広がってゆく!
そうか!これはチョコチップ!そうか!
ビターチョコとミルクチョコのチョコチップが絶妙な配合でこのような味わいを!」
「奥さんイチオシ!俺の体が一瞬でヘヴンへ飛んでいきそうな美味さ!」
「これは!美味い!!!」
「デハ、採点ヲ御願イシマス。」
「実に素晴らしいお菓子をありがとう・・・お嬢ちゃん達。
私は10点満点!」
「今回は、俺の負けだ・・・
10点満点!」
「お嬢さん方、今度我が忍者屋敷へご招待いたしましょう・・・。
10点満点!」
「すみません・・・変身が解けなくて・・・
お陰で、バイザーが邪魔で食べれませんでした・・・。
見た目で5点です。」
「俺は、もともと食えないから0点!
・・・と言いたいところだが
前の奴よりはいいぜ!6点!」
「御邪魔女ちーむ!合計41点!」
「やったー!」
「でも、安心できないわね。」
「せや、あのロボコックが残っとるで!」
「デハ、ちーむろぼこっく!!」
「この勝負・・・もらった!」
「あ〜、この時が来たか・・・。」
「・・・・。」
〜調理終了一分前〜
「君達!ストロベリーソースはできたかな?
もう時間が無いぞ!」
「ハーイ、もうできまーす!」
「なんとか、間に合いましたね先輩。」
「分量にちっと時間掛かったけど、
このボウルに全部混ぜれば完了だぁ。」
「うっ・・・・!」
「ゲフウウッ!!!!」
「うわー!ハッちゃん!!」
ボチャボチャボチャ!!!
(混合し終えたボウルの中に大量のハイアットの吐血が・・・)
「あああああ・・・・・。」
「おっ、時間通りできているな。
分量は少し多いようだが問題は無さそうだな。
では、ご苦労!後は私に任せてくれ!」
「は・・・・はあ・・・(マズイ・・・・。)」
〜回想終了〜
「御試食を御願イシマス!」
「ほほう、腕を上げたね。
ロボコック君・・・綺麗なフルーツタルトだ・・・。」
「今度もまた甘いだけの菓子に見えるな・・・。」
「オーライ!なんでも来やがれ!
五秒で試食完了だぜ!!」
「おっと、食べる前にそこにあるストロベリーソースをかけてお食べください。」
「おお、これは綺麗なストロベリーソース・・・
これをかければ良いんだね。」
「はい、そのストロベリーソースをかけてこそ、
そのお菓子の真価が発揮されます。
フルーツの酸味とストロベリーの甘味を両方味わってください。」
「うむ・・・では・・・・」
「いただきます!!」
数時間後・・・・。
ホスピタル緊急病棟
バタン・・・・。
(手術室のドアが締まる)
「おい、京介。」
「父さん・・・彼等の容態は?」
「ああ、一命を取りとめたよ・・・
しかし、彼等は何を食べたんだ?
危うく、逝ってしまう所だったぞ・・・。」
「えっ!?(食べなくて・・・良かった・・・。)」
「うう・・・院長・・・我々の無念を・・・・・。」
そして、それぞれの結末・・・。
サイバトロン基地アーク内
「・・・で、君は目の前にあったマトリクスを逃してしまったと言う事だね。
エクセル君・・・・・。」
「思わぬところで妨害工作がありまして・・・。」
「報告、ご苦労だったね、エクセル君。」
ガコン
あ
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
落
↓
↓
↓
↓
↓
ち
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
て
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
い
↓
↓
↓
↓
く
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
マジカルゲート
「コバヤシ負けたッス!」
「この!大バカモノ!!!」
ドカッ!!!
(拳炸裂)
「ゲフウ!!!」
「あの〜、やるなら外でやって下さい・・・
ケント見つかったし・・・。」
そして、MAHO堂
「で・・・この『まとりくす』って・・・なに?」
「堪忍してや、うちも知らんさかいに・・・。」
「結構、値打ちのあるものなのかな?」
「そうに違いないよ、そうでなきゃ優勝商品なんかにしないよ。」
「シャンデリアにして・・・みる?
結構、光る見たいだし・・・。」
こうして・・・長きに渡る、マトリクス争奪編は
MAHO堂のシャンデリアとなるという結末で幕を閉じた。
しかし、この戦いは序曲でしかなかったのだ・・・・。
『マトリクス大暴走編』
想像以上のマトリクスの力により、
ますます世界がややこしくなる!
その影響は確実に多次元に及ぼうとしていた!!
そして・・・『マジカルゲート』でも・・・。
「ケント・・・実は私は君に隠していた事があったんだ!」
「え!?俺に隠し事!?」
「実は私には『コレ』がいるんだ!(小指立てて!)」
「えええ!?『コレ』がいるの!?(小指立てて!)
相手はどんな人なんだ!?グラディオン!!」
「『彼女』の写真だ・・・。」
「じょっ・・・じょっ・・・女子高生!!!
どういったご関係で!?」
「実は、私の教え子なんだ!」
「うおおお!教え子!!!!
グラディオン・・・
俺と言うものがありながら・・・・
グラディオンの・・・
フニャチン野郎〜!!!」
ケント!ダイブアウツ!
「ケェントォオオオオオ!!!!」
「・・・と、言うわけでして、
ケントに逃げられてしまったんですよ、みずほ先生・・・・。」
「あら?今のは回想!?
難儀ですねぇ・・・山田先生・・・。」
「とりあえず、今はグラディオンなんで・・・・
山田は勘弁してください・・・みずほ先生。」
「ごめんなさいね、グラディオン先生。」
その頃、ケントは・・・。
「しばらく、お世話になります!」
「・・・・。」
「・・・・。」
「・・・・。」
「・・・・。」
「とりあえず、帰れ。」
「お前もな。」
続いてしまう!