「ちょっと待った!!」









     
「何奴!?」




「この勝負!このコバヤシも参加させてもらうッス!」




「何!?おい!審判!
乱入は認められるのか!?」




「認メマス」




「なんちゅーこっちゃ!ライバル増えたで!!」




「まずいわね・・・タダでさえ、あのロボコックと言う人は手馴れなのに・・・。」




「チナミニ、コノ勝負デ勝ッタちーむニハ副賞トシテ
トアル三人組カラ、カッパラッタ『まとりくす』ヲ差シ上ゲマス。」




「ハッちゃん!アレってイルパラッツオ様が言っていたブツでは!?」




「まぁ〜、ココのHPの管理人の行き当たりばったり設定が、
ここでも光っておられますね〜、先輩。」




「デハ、調理開始シテクダサイ!!!」
ピーーーーー!!!



調理開始!!





「よし!私はメインを全て行なう!
君達はこのテキスト通りのストロベリーソースを作ってくれ!
量は多少多めに設定しているから、君達でも簡単にできるはずだ!」




「ウイッス!」




「はい〜。」






「私は、トッピングの下ごしらえを!
あいちゃんは、生地をお願い!」





「まかしとき!」




「私も手伝うわ!」




「じゃあ、ももちゃん。
私達はいつでも焼けるように準備しましょう!」




「OK!まかせて!」







「小林はあの時誓ったっス!」






〜回想〜




「あの〜、とりあえず、ココは何処っスか?」




「ここはマジカルゲートだが・・・。
しかし、ケントが見つからない今、君にしか頼める人がいない!」




「へ?」




「実は、もうすぐ行なわれる。
お菓子対決に出て欲しいのだ!」




「しかし、小林はモヤシ炒めぐらいしかできないっすが・・・。」




「この!大バカモノ!!!」



ドカッ!!!
(拳炸裂)




「ゲフウ!!!」




「キサマはそうやって言い訳を並べて逃げるつもりか!!」




「そんなことないッス!!」




「では何故!お菓子対決に参加できない!?」




「それは、小林はモヤシ炒めぐらいしか料理ができないからッス!!」




「この大バカモノ!!!」



ドカッ!!!
(またもや拳炸裂)





「ゲフウ!!!」





「ならば!何故お前は、唯一できる料理を極めようとしない!!
一つのことでも、磨けば光るはずだ!!」




「!!!・・・小林・・・よく解らないけど、
目から鱗が落ちたッス!!小林・・・頑張ります!!!」




「うむ!その活きだ!!」




「・・・じゃあ・・・会場へ転送するけど・・・いいかな?」



〜回想終了〜





「そうッス!あの時、虎げな人と誓ったッス!!」






数十分後・・・。




「ふう・・・後は仕上げだけか・・・
相手チームは何をしているか見てみるか・・・。」



お邪魔女チーム



    
「この勝負に勝てますよーに!」



パラパラパラ・・・・
(魔法の粉振り掛け中)






「何だ!アレは!!!
私のコンピューターにも登録されていない謎の食材だと!?
侮りがたし・・・・。
・・・では、あの少女の料理は・・・
何!これからはじめるのか!?」







「すぅ〜〜〜〜(深呼吸)
・・・・・ヨシ!!!
モゥヤァーシィーーーー!!!



ジュワー!!!
(モヤシ炒め中)







何いぃ!!!!!!!
モヤシだと!?それでお菓子ができるというのか!?
しかも時間はもう無い筈だ!!
流石、乱入者!!只者ではない!!!」







「ソース多めに入れたれ!入れたれ!入れたれ!
おっと、やっぱり濃すぎたか!
タルタルソースも入れたれ!入れたれ!入れたれ!
基本の塩!コショー!甘味の砂糖ー!
まじぇーて!まじぇーて!よくまじぇーて!!!
強火で!・・・」


チュドーン!!!
(コンロ大爆発)




     
「何作ってんだー!」






「ってなわけで、
小林は、ギアフリードを攻撃表示にしてターンエンドッス!!」




ピキーン!
(アドベント・・・)





     
「何故、召喚する!!?」







そんで、試食開始







「デハ、審査員ヲ御紹介イタシマス!
マズ、世界ヲ渡リ歩ク謎ノ食通!『味頭巾』様!」




「うむ!参られよ!」




「続イテ、『そうるていかー』コト『伊達京介』様!」




「あっ・・・よろしく御願いします。」




「ソシテ、『めたびー』様。」




「成り行きで来たけど、何するんだ?」




「『ぎろろ伍長』様。」




「フン!くだらん!!」




「最後ハ、特別げすと『音速丸』様」




「ガボラー!!!」




「以上ノ五名様デ審査ヲシテイタダキマス!
デハ、一番最初ニ調理ガ完了シタ『渡辺ポエミ』ノ審査をしてもらいます。」






「小林特製!モヤシ炒めギアフリード盛り!」




「(腹の上のモヤシが・・・熱い)」









食えるかーー!!!




ライトニングブレイカー!!




「グワー!」
(料理ごと消滅)







「うおおお!何っすか!何っすか!」




「デハ、採点ヲ御願イシマス。」




「武士の情けじゃ、
芸術点として入れていおこう・・・。3点!」




「0点!」




「もともと食えないから0点!」




「フン!くだらん!!0点!」





「食えなければ元から0点!!」








「デハ、次ハ御邪魔女チーム!」



    
「よろしく御願いします!
特製クッキーです!!!」






勝敗やいかに!?