疑惑と困惑と左遷組
あの戦いから数日後・・・
MAHO堂で異変が起きようとしていた・・・。
「ありがとうございました〜♪」
「・・・・。」
「どうしたの?アイちゃん。
さっきからずっと黙り込んでいるけど・・・。」
「いや・・・ちょっと疑問が出てきてな・・・。」
「疑問?」
「どれみちゃん・・・うちら何で・・・いつまでも
『お菓子作り』
してんのやろうかと思うてな・・・。」
「!!!!!!」
「そう言われてみれば・・・。
私達いつまで『も〜っと!!』のMAHO堂
やってるんだろう?」
「それだけじゃないわ!
『ハナちゃん』がいないから
『も〜っと!!』の1クール目よ!!」
「大変だ!本編は終了すると言うのに!!(2003年1月19日現在)」
「これはもしかして・・・何かが起きているの?」
「まさか!?」
「マトリクス!?」
「大変だ!急いでサイバトロンに連絡しないと!!」
「104で調べて連絡や!!」
丁度のそのころ・・・
MAHO堂の入り口付近
「ほう・・・ここが・・・。」
数時間後・・・・。
「遠出の任務とは言え・・・お嬢さん達
いいのかい、仕事中に買い物なんて?」
「すみませ〜ん、後で皆さんの為に何か作ろうと思いまして♪」
「でも、食べられるのはジンライさんと他の人間だけだろうけどね(汗)」
「まあまあ、タックルさんよ、いいじゃないか。
エンジェル隊からのプレゼントだと思ってさ。」
「しかし、エンジェル隊の皆さんが手伝ってくれるとはありがたい。」
「ああ、未知のテクノロジー回収のプロだからな。」
「しかし、マッハさんとタックルさん。
ヴァニラさん以外の人達を誉めすぎてはいけません。
調子にのりますから・・・。」
「でも、いいんですの?
エンジェル隊を全員地球に送り込んで・・・。」
「何でも、サイバトロンから一人
『エンジェル隊の代わりとして』
中佐の元に派遣さているみたいよ」
「ええ?そうなのかい?
俺達は何も聞いていないけど・・・って
ヴァニラさん、その腕につけているのは?」
「・・・・デュエルディスク・・・・
今日はこれが運気を上昇させます・・・・。」
「ええ、さっきの買い物で買ったんですよ。
ヴァニラさん、御似合いですよ!」
「・・・・」
「ところで、マトリクスが発見された場所はどこですの?」
「ああ、MAHO堂という御菓子屋らしい。」
「うわー♪御菓子屋さんなんですか!?」
「おいおいミルフィーユ、任務を忘れるなよ。」
「大丈夫ですよ!フォルテさん!」
「あっ!見えた!あそこよ!」
その頃・・・・。
エンジェル隊本部
「いやはや・・・エンジェル隊の代わりに、
『オプティマス司令官』が来てくれるとは・・・。
ささ、御茶ですどうぞ・・・。」
「・・・・・・・・。」
(もしかして?
私は・・・コンボイ総司令官に嫌われているのか?
いや・・・きっと違う!
マイクロンの回収ができるので、
その才能を伸ばすために・・・。
いや・・・まてよ・・・・・。)
ブツブツブツ・・・・。
「どうかなさいましたか?」
「あ・・・いや・・・別に・・・・」
(もしかして・・・左遷!?
まさか・・・コンボイ総司令官に限って・・・・
そんなことは・・・・いや・・・うーん・・・・。)
その頃
サイバトロン基地では・・・・。
「コンボイ総司令官。
何故、オプティマス司令官をエンジェル隊の代行に?」
「マイスター、スペースコロニーとは・・・。
地球上で『増えすぎた人口』を押さえるために
宇宙へと送り出すと言うものなのだ・・・。」
「はぁ・・・・?」
「諸君も・・・そう思うだろう?」
「ビクッ!!!」
「どうしたの?90年代コンボイチーム!」
続くよ