EXPO ISHII 1999 / TATUYA ISHII
SPACE HAWAIIAN SHOW
お芝居編
(ナレーション:ケイ・グラント)
舞台は「ペパーミントクラブ」というスタンドバー。コータロー扮する今年三十路をむかえたマスターは、その実直な性格を
社長に魅入られ、小さいながらもこの店をまかされている。そこにあらわれるサラリーマン風の客2人がビューティ&勝又。
舞台中央に「PEPPERMINT CLUB」と書かれた黒いカウンターが用意されます。セットはこれだけ。
ここがスタンドバーだという設定です。
そこにバーテンの格好をしたコータロー登場。本当のセットには無いけどカウンターの後ろの棚にある
神棚に手をあわせてから、カウンターを拭いたりして開店の準備に入ります。
そこにお客二人(ビューティ&勝又)登場。二人ともトレンチコート風の服を着ていてサラリーマン風。
(ていうか、ビューティのような「なり」のサラリーマンなんているんだろうか・・・(^-^;))
そのお客、店に入ってくるやいなや、上司の文句など愚痴り放題。(特にビューというか、ビューだけ。)
ここからお客A:ビューティ、お客B:勝又、マスター:コータローとします。
「とりあえずビールくれ」と言ったお客Aにマスター「○○と●●と△△とございますが・・・」と銘柄を言うんだけど
お客Aはそこに無い銘柄ばかり言ってマスターを困らせます。マスターちょっとムカつく。
(このビール出したりする演技も小道具全然使ってなくって、全てそこに何かあるように動きます。
コーちゃん、うまい!さすがだね。)
そしてそのお客A、ビールを飲んだかと思うと、なにを思ったかコップを下にたたきつけます。もちろん割れてしまうコップ(^-^;)。
ここで何故今回勝又さんまで小芝居に参加しているのかが判明。勝又さん、肩からキーボード下げて出て来ていて、
どうやら効果音係のようで。コップたたきつけるゼスチャーした時もナイスタイミングで「パリーン」って音つけてました。
で、ちょっとムカつき顔のマスター・・・カウンターから出て来てコップの破片を片づけてると、
次にお客A「ビールおかわり!」と、今度はマスターに「ビールの入ったコップをカウンターに滑らせて渡してくれ」
と注文をつけます。(よく西部劇とかで出てくるアレです。)「そんな事して大丈夫か?」って言って心配するお客Bと、
不安気な顔のマスター。でもお客Aは「大丈夫大丈夫。昔サッチーの少年野球チームにいたから。」
(しっかり時事ネタ(^-^;))とやる気満々ですっかりコップをとる体制になっちゃってます。
しょうがないのでコップを滑らせるマスター・・・ちょうどその時お客A、お客Bの方に向き変えて
「ん?何か呼んだか?」って・・・案の定下に落ちて割れてしまうコップ・・・「パリーン」(^-^;)。
このマスターがコップ滑らせる直前、勝又さん効果音の用意が出来てなかったらしく、コータローに
「ちょ、ちょっと待って・・・いいよ、どうぞ」だって(^-^;)。大変だね、お芝居やりながら効果音も・・・。
さて、またコップ割られてさらにムカつくマスター、再びカウンターの外に出てきて破片をお掃除。
そこでお客A「なんか腹減って来たな。マスター『あたりめ』くれ。」と注文。
マスター「なんだよ〜?」みたいな顔でカウンターに戻って『あたりめ』作ります。
で作ってる最中、またお客の話題は上司の悪口に・・・。で、できあがった頃に
お客A「あ〜、なんか胸焼けしてきた。これ、『あたりめ』、なんかほしく無くなって来た。いらないって返して。」
とお客Bに言います。しぶしぶ「申し訳ないですけど・・・」とそれを返すお客B・・・。
数々の失敬に、もうブチ切れ寸前のマスター。すると次にお客はカクテルを注文。
で、カクテル作るマスターがすごかった(*^-^*)。小道具なくって全てゼスチャーだからやりたい放題。
効果音もいい具合にはまって、華麗なボトルさばきが続きます。ときどき、上に投げたボトルが全然おりてこなくって、
お客Aに「そんなに天井高いかよ?!」ってつっこまれたり、めちゃめちゃ上の方からお酒ついでみたり(^-^;)。
シェーカーふるのも、わざわざカウンターから出てきて腰ふりながらふったりして・・・。
お客A「西川のりおじゃないんだから!」って・・・。ほんと「ツクツクボウシ」のようでした・・・。
そのカクテル作ってるのも、すでにマスターむかついてるから自分でボトルを床にたたきつけて割っちゃったりしてて、
それ見たお客A「こいつもやってんじゃんかよ〜!」ってお客Bに訴えたり・・・あと、マスターが
あんまり長い時間ボトルもってたりしたんで「そんなんじゃ暖まっちゃうよ!」って文句言ってたりして。
なんかそのあたりの流れが、すんごく好きでした(*^-^*)。
で、そうやって作ったカクテルも「やっぱり欲しくない」とか言われたマスター。ほんとに切れるぞコリャ(^-^;)
ってところで、お客Aがお客Bに話をはじめます。今つきあってる彼女の話・・・。
なんでもその彼女が昔つきあってたって人が暴走族のアタマしてた人で、敵対する暴走族のアタマに彼女とられたとかで
そいつの事刺して刑務所に入ってたんだけど、今はもう出所して来てて、バーのマスターやってるらしい・・・という話。
で、その刺したヤツのいた暴走族の名前っていうのが『ペパーミント』って言うらしい・・・と(^-^;)。
・・・お気づきでない方の為にご説明いたしますと、いま舞台になってるバーの名前が『ペパーミントクラブ』。
そう、ここのマスターが、最近出所して来た元暴走族だったわけです・・・。
話戻ります。顔色の変わるマスター。ちっとも気がつかずに話を続けるお客A。
「もう、そいつが出所してきてるから、俺のところにそいつが来るんじゃないかって毎日毎日ヒヤヒヤしてるんだよ・・・」
そう言ってるお客Aを横目に静かに日本刀を取り出して、神棚にあげて拝むマスター(^-^;)。
マスター「ちょっとスミマセン、お客さん・・・。失礼ですがその彼女のお名前は・・・?」
お客A 「なんだ、あんたに関係ないだろ?」
マスター「いいから!名前は?!」
お客A 「○○○だよ・・・」(その時の名前を忘れてしまいました〜。すんまそん・・・)
その彼女が昔の彼女だったと確信したマスター、日本刀を振りかざしお客Aに襲いかかります。
逃げるお客A&お客B。ここでマスター「○○○(←彼女の名前)なんて嫌いだぁ〜!私は女が嫌いです・・・」と
次の曲『女嫌い』へと流れるというわけ。・・・長かった・・・そして私の説明もわかりにくい上に長かった(^-^;)。
失礼いたしました(苦笑)。
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