山行きを計画するも雨に何度も祟られ山を諦め、
今日は久しぶりの山行きになる。
今回は前回雨と雷に出会っただけの伊予富士へ再チャレンジする。
晴れを思わせるような 鳥の綺麗な囀りで目覚める
冠山方面は朝陽をおびているが寒風山〜伊予富士の上空は薄曇りだ、
寒風山・伊予富士登山口を7時出発
登山口から直ぐに樹林帯の中の九十九折りのザレ場の急坂 が続き、
所々にある石場が降った雨で濡れて滑りやすい、
トレーニング不足を感じながら登る、
眺望は全く効かないが、登山道脇にはアザミや黄色の小さい花、
紫の花が咲いている。
桑瀬峠付近からはガスに覆われ、そのガスが霧状に顔を濡らす。
『しかし前回の本降りの雨と雷に比べたらなんのなんの!』
8時桑瀬峠に着く、
少し冷たいお茶で喉を潤し、5分の休憩を摂り、
伊予富士目指し出発
ここからはアップダウンの起伏の激しい登山道がしばらく続く、
そこを越えると平坦な熊笹帯の尾根へ、
冠山方面を眺めると晴れてるが、どうも自分が歩く上空はガスが付き纏ってるような気がする…、
熊笹・コメツツジ・草木も露に濡れて緑の鮮やかさが倍増する。
やがて頂上直下へと到着
ここから頂上まではザレ場の急登で、ほぼ直登に近い、キツイ!
『トレーニングをきっちりしないからだなあ』、
頂上は完全にガスに覆われ姿が見えず、9時30分伊予富士頂上着だ。
我々に一瞬の褒美だろうか、舞台の幕が開くようにガスが透き。
石鎚が望めた、 写真も写す間もなく、雲が幕を引くかのように
石鎚を隠した。残念!
リュックを起き、湯を沸かす準備をと…,
今度は霧の冷たさから雨の冷たさへと変わる、直ちにおにぎりだけを頬張り、下山だ。桑瀬峠へ着くころには本格的な雨へと変わる、
ただただ下る、11時登山口に下山する。
今回は前回の伊予富士と同じ雨に見舞われたが、何種類かの花にも出会えたし、
一瞬ではあるが頂上での景色も味わえたし、 無事に山を楽しめた事を山の神に感謝だ
頂上に着く事、自然の中に身を置く事、
咲いてる花の綺麗さ、可憐さに触れ、
沢の水の流れる音を感じる事が最高の癒しだろう
|