今回は先々週登った『赤星山』を、機(はた )滝・布引の滝・千丈滝の
三つの滝が織り成す皇子渓谷沿いの登山道を登る。
10日午後23時に自宅を出発し、赤星山登山口駐車場に車を止め一夜を過ごす。
翌朝11日午前7時起床、
空一面を覆ってた灰色の雲も風に散らされ少しづつ青空へと変わる
駐車場から遥かに望む赤星山頂上付近にはうっすらと雪があるが
今日は思ったより数日前迄の寒波の影響もない、
渓谷を流れる水の音が心地良く耳に入る。
7時30分登りを開始する、
何ヵ所も川に架かる橋を渡る、
その橋の上から眺める渓谷は素晴らしい眺めでした。
こんな素晴らしい渓谷沿いを登るのは久しぶりでした、
橋の上で足を止めてはカメラのシャッターを押す。
最初に姿を表した滝が機(はた)滝です。
落差がどのくらいでしょう、
16mくらいですかねえ、幅20m弱でしょうか、
上部から四筋に垂直に流れ落ちる様は圧巻でした。
そこを過ぎ、登る途中で目を左上部に移すと何本もの氷柱、
先日までの寒波が織り成す冬のオブジェでした。
次の滝までに幾つかの淵があり、
次に姿を表したのは、「布引の滝」でした。
この滝は水量もあり、独立した素晴らしい滝でした。
『滝壺まで下りて見ればよかった』登りながら後悔する。
大きな岩全体を覆う沢山の草、
その草全体を伝って流れる水は「玉垂れの滝」と成り綺麗でした。
時間にしてどれくらい登ったでしょう、
最後の千丈滝へと到着する。
またこの滝は、一枚岩を滑らかに流れる滝水で優雅さもある滝でした。
この先からは頂上目指し登りますが、
今回は滝までの山歩きが目的のため下山する。
赤星山に登るこのルートは非常に変化に富、
その時その時の目に入る景色も渓谷独特の素晴らしい物でした。
心に残る山歩きが出来ました。
今回の「点て出しの珈琲」は、
機(はた)滝まで降りて、
滝を眺めながら、渓谷を流れる川の音を聞きながらの
点て出しの珈琲を楽しみました。
登山口に着いた時には青空が広がっていました。
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