英語の語法FAQ
1) I think it necessary that you should do it at once.
2) It is said that the universe is finite.
3) It was in this year that the war broke out.
4) It says in the papers that the murderer is still at large.
私はit〜to構文と考えて<2>と思ったのですが,先生は<3>のthisであるといいます。
2) He slows down as much as he *needs to* so that he can understand what he reads.
の二つの文で1)には needs にtoがなく,2)の needs にはto がついているのはなぜですか。
(1)
She [Carol, black ex-whore] wanted her Dr Stevens [ psychoanalist, who had hired Carol as his receptionist] to be proud of her. She would have done anything for him.... And now here were these two mothers [referring to the two male detectives] from the Homicide Squad wanting to see him. (p.25)
(2)
McGreavy [the senior detective] was studying her. "You look familiar," he said... She wasn't deceived. The mother was on a fishing expedition. "You know what they say," replied Carol. "We all look alike." (p.26)
Carol が 二人の刑事を指して 心の中で "these two mothers" と言ったり、年長のほうの刑事を指して "the mother" と言っているのは、どうしてでしょうか?
高校では非制限用法(継続用法ともいう)のwhichを教える典型的な例文として
He said that he was ill, which was a lie.などが示されます。whichは「前文」を受けるなどという説明がつくものですから,つい「前文」は「全文」と思ってしまうのは無理もないことです。しかし,whichは「全文」だけでなく,その「一部」を指すこともあります。
I poured him a glass of wine, which he drank at once. (Practical English Usage, Swan 1995,p.491)の which は a glass of wine を指しています。お示しの例文は前文の補語である rich を指しているわけで,正しい用法です。
(私は彼にワインを一杯ついでやったら,彼は一息でそれを飲み干した)
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私(須賀)の訳では
He ran [went] four laps around the truck.となります。
コーパス言語学では,「Aという語が現われるときにしばしばその前後にBという語が出現する」とき,このAとBの語は「共起する(collocate)」といいます。
lap は run や go の動詞と共起しますが,make とは共起しません。また,stadium は "a building for sports, consisting of a field surrounded by rows of seats(LDOCE3)" で,建物全体を指します。選手が走るのは field の中の truck の部分です。
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私(須賀)の訳では
He is in rehabilitation.となります。
"rehabilitation training" という表現はあまり用いません。それから「リハビリ」というと我々は「運動機能回復」を思い浮かべますが,英語では "vocational rehabilitatation(社会復帰のための職業訓練)" や "drug rehabilitation(麻薬常習者の社会復帰訓練)"などの意味でも多く用いられます。
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私(須賀)の訳では
Do you have a green T-shirt of this kind?となります。
Her cocktail dress is not appropriate for the party of this kind.
(彼女のカクテルドレスはこの種のパーティにはふさわしくない)
のように "〜of this kind" は後置可能です。お示しの例文では in green あたりが少しもたもたした印象を受けます。
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どちらの答えも可能ですが,次のようなニュアンスの差がでます。
1. 私は(A公園でもB公園でもなく,あなたのご存知の)あの公園へ行きました。
2. 私は(動物園でも遊園地でもなく)公園へ行きました。
a は「あるグループの中の一つ」で他にも同種のものが存在することを暗示します。the は「一つし かないもの,もしくは特別なもの」につけます。(例 the Book=聖書)
私は学生時代に大阪の服部緑地の近くに住んでいました。朝,散歩に出かけるとき下宿の大家さん に「あら,須賀さん,どこいくの?」と聞かれれば,「ええ,ちょっと公園( the park) へ行ってきます」 と答えたでしょう。そのあたりでは「公園」といえば「服部緑地」のことだからです。この a, the などについては「日本人の英語」(マーク・ピーターセン,岩波新書)が詳しいです。
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これらの表現が実際に使われている会話をのぞいてみましょう。
まず,"get on a bus" は
They offered employees a choice. They can work on clean-up or, attend a company seminar on sexual harassment, or they could get on a bus, go to Chicago and protest at the EEOC's office there.これはイリノイ州の三菱自動車工場で起こったセクハラ問題についての話です。"get on a bus" は「バスに乗る」という「行為」を指します。
(彼らは従業員に次のどれかを選ぶように言ったんだ. 清掃作業をするか,セクハラに関する会社のセミナーに参加するか,バスに乗ってシカゴまで行き,雇用機会均等委員会の事務所の前で抗議するかだ)
それでは,"take a bus" はどうでしょうか。電話での会話を聞いてみましょう。
You'll meet me at his place at eleven o'clock... Don't drive there... Take a bus... Make sure no one follows you... His address is easy to remember... It's 2224 Deep Dell Place..."take a bus" はこの例のように「バスで来る」という「交通手段」を指します。
(7時に彼のところで会おう。車で来ちゃだめだ。バスで来てくれ。見つからないようにな。住所は覚えやすい。ディープ デル プレイスの2224番地だ)
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まず,ネイティブスピーカーたちはどのような反応をしているか実例を見てみましょう。
What's up?
(例1)“Ricki! What's up?” “Uh, nothing! I'm just going home.”What's new?
「おいリッキー,どうしたんだ?」「いや,別に。家に帰ってるだけだよ」
(例2)“Hey, guys, what's up?” “I went shopping with Monica all day, and I had a salad.”
「おい,君たち,どうした?」「一日中モニカと買い物につきあってね,サラダを食べたよ」
(例1)“What's new?” “Nothing. What's new with you?”How's it going?
「変わったことないかい」「別に,おたくはどう?」
(例2)“What's new?” “Not much.”
「変わったことないかい」「特にはね」
(例1) “How's it going?” “It's goin' great! Right on schedule.”つまり,これといった定番はありません。特になにもなければ “Nothing.”でいいですし,何かおもしろいことがあれば,「実は今日学校の帰りにね…」などと説明すればいいのです。
「うまくいってるかい」「いい調子だ。計画道理だよ」
(例2) “How's it going, Ray?” “It looks good, sir. We've got an uncorrupted hard drive.”
「レイ,うまくいってるかい」「ええ,ついてるみたいです。壊れていないハードディスクが手に入ったんです」
Practical English Usage(Michael Swan 2nd ed. Oxford, 1995) では,
Zero degrees Celsius is thirty-two degrees Fahrenheit. Three quarters of a ton is too much. (NOT Three quarters of a ton are…)の例文を挙げています。(degreeは習慣的にzero degreesと複数形を用いることに注意してください) また,
Zero percent is a bit precipitous.などのコーパス用例もありますので「零点」も単数だと思います。ただし,「零点」は
zero pointsと複数形pointsを用いることもあります。(この場合でも動詞はisです)
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申し訳ありませんが,私はスポーツとりわけ団体戦の球技が大の苦手です。自分のペースで山登りをする方が私の性にあっています。(たぶん,わがままなんでしょうね)そこで,野球用語はネット上で見つけたものを次の紹介しておきます。
文意がちょっとわかりにくいのですが,AからCまで絵のようなものがあって,それをストーリーに合わせて並べかえよという指示の英語でしたら,
Put [Arrange] the picuture from A to C in the right [correct, proper] order.と私はします。appropriate と order は「相性が悪い(共起しない)」みたいです。
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私なら,
I work in computer.とします。
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私なら,
run 100 meters in 10 secondsとします。この手の表現は算用数字を使う方がいいですね。
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私なら,
List the words -- "apple", "banana", and "strawberry" in order of preference.とします。
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一般に,pace には gentle, brisk といった形容詞や 前置詞 at を用いて,
run at a gentle pace (このatは省略不可) run at a brisk paceを使います。
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いいと思います。change〜for を用いて
change a 1000-yen note for a 500-yen coin and five 100-yen ones.とも言えるでしょう。ここでも算用数字を使った方が見やすいですね。
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いいです。ただし,on が最も一般で,viaはかたいし,マイナーです。over the internet という言い方もあります。
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このdownは日本語の「下り」と同様に,((英))では「ロンドンから地方へ」という意 味もあるようですが,((米))では「(地図上の)南へ」という意味です。ですから,
He took her to Los Angeles.
は単に「彼は彼女をロサンゼルスへ連れて行った」ですが,
He took her down to Los Angeles.
は「彼は(ロサンゼルスより北部,例えば,サンフランシスコから)彼女を(南の方の)ロサンゼルスへ連れて行った」となります。
まれにdown to〜をただto〜の代わりに用いる人もいますが,これは非標準です。ちなみに,
ロサンゼルスの略称は「ロス」でなく,LA [el ei]ですね。
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あっています。
They insisted that Tom should apologize.という文は実際は,
a)They insisted that Tom apologize.
b)They insisted that Tom should apologize.
c)They insisted that Tom apologized.
の3通りが可能で,a)はformal, b)はnormal, c)はinformal です。
そしてこの書き換えですが,insist on A 〜ing については
1)Aが「人称代名詞のときは属格(所有格)または目的格を用いる」
(例) insist on his going / insist on him going2)Aが「名詞のときは通格(主格)を用いる」
(例) insist on Tom going
とされています。(『英語基本動詞辞典(研究社)』
ただ,私の印象ですが,insist on は次のように「自分がすること」に ついて用いることが多いようです。
He insisted on knowing their names. (Brown Corpus)The Rose Revisedという本に,
He would insist on her putting her boat up for sale.
という例も見られますが,これは少数派です。「自分以外」はthat節の 方が自然ではないでしょうか。そういう意味で「書き換え問題」は「問題」 があります。
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強調構文(より専門的には『分裂文cleft sentence』といわれています)の特徴で説 明されてはいかがでしょう。すなわち,「強調構文はIt is (was) that をとっても 意味の通る文が残る(ことが多い)」 It (is) 〜 thatをとってみると,
1) I think necessary you should do it at once. →非文法的でだめ 2) said that the universe is finite. →非文法的でだめ 3) In this year the war broke out. → OK! 4) says in the paper the murderer is till at large. →非文でだめ。
となります。本当は It was these hungry bears that the villagers were most afraid of.などのようにIt was 〜 thatをとっても完全な英文にならないものもある のですが,それは相手の発達段階に応じて教えればいいのです。(^.^)
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解答は The sun provides us (with) light and heat. でいいと思います。withを省略するのは((米))用法です。もちろん,
The sun supplies us with light and heat.
でもいいです。あるいは,
The sun provides light and heat for [to] us.
も可能です。太陽は唯一のもの(地球人にとって)なのでtheをつけます。
一般的な光や熱は無冠詞です。provide 〜with, supply 〜 with と教えますが,実際の英語ではこれほど固定したものではありません。たとえば,
The sun *provides* more than enough energy to drive things.
As day one of the WBC comes to a close, the sun *provides* a beautiful finish to a great day on the Big Island of Hawaii.
The Sun *supplies* the energy that powers all life on Earth.
などの表現がインターネット上でみかけられます。なお,the Sun, the Earth と大文字を使うときは天体として強調するときです。
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訳は,「アメリカ人は自分自身の欠点を認めることは全く正しいし,また公平であると
さえ思っているが,他人に(自分の意見に)同意をしてもらうことはほとんど侮
辱であると思っている」です。
間違いは誰が見えても間違いであり,変な同意はして欲しくないという気持ちの表われでしょうか。たぶん,have someone else agree にひっかかっておられるのだと思います。
これはそのまま,have+人+原形(人に〜してもらう)の用法ととらえればいいでしょ
う。
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訳は,
「しかし,誰が泥棒であるか名指す前にいくつかはっきりさせておきたいことがあ
る」と私は言った。
です。 name は 「(犯人など)が誰であるかはっきり名前をいう」という意味です。
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大体挟むと考えていいでしょう。
pick up など「動詞+副詞」または「動詞+前置詞」でできているものを「群動詞」(または句動詞)といいますが,一般に「動詞+副詞」では代名詞をはさみます。
もっとも前置詞と副詞の区別がつかないような場合もあるのでことは面倒です。例えば, run over のoverは前置詞にも副詞にも使います。だから,
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たしかに冠詞は日本人には本当に難しく,私がネイティブチェックを受ける
しばしば冠詞の誤りが指摘されます。
次の3文はわたしかコーパスで見つけたものですが,いろんな形がありますね。
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あなたの答えがあっていて,先生が間違っています。
この英文は,「これ(言語を話すこと)を,食べたり,眠ったり,歩いたりする能力と比較することは誤解を招きやすい」という意味です。食べたり眠ったり歩いたりする能力は本能によるものだが,言語は「獲得する」ものだということは面白いものですね。母国語の獲得には一定の臨界期があって,それをすぎるともはや完全な母語の習得できないという説があります。
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S= The first thing he did on entering his office
V= was
C= to read his mail then call his secretary and get her to type the replies.
の第2文型です。
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care(気づかう),desire(強く望む),hope(希望する),wish(可能性のないことを望む)はいずれも主語は「人」です。wantのみ無生物主語の後で「(・・・されることを)必要とする」の意を表します。
ただ,このwantの用法はイギリス英語に限定されているのです。しかも,その使用頻度はかなり低いので日本の受験参考書が頻繁に出題しているのはおかしい気がします。
ご指摘の通りこれはneedで置き換え可能です。need はアメリカ英語でもよく用いられ,また無生物主語もよくとります。
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主語を考えればわかります。つまり,contened(満足である),glad(うれしい),happy(うれしい)はいずれも「人」が主語になり,It is ...という形式を取ることができないのです。『ジーニアス英和辞典』などでは「<人が>[・・・のことで]うれしい」などのように< >で主語の選択制限を表わしているのでここをよく見るようにご指導ください。
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この4語に共通する意味は「期間」です。ただ,それぞれ微妙に違いがありますね。
era = 歴史上の1時代 (例)the Showa era 昭和の時代
age = eraより長い特定の時代 (例) the Iron Age 鉄器時代
period = 長短に関係なく一定の期間
term = 仕事・任務の期間
そして,agesにあって他の3語にはない意味があります。それは「a long time」 という意味です。主に((英))用法です。上のように用いることが多いですが, 他にも I haven't seen her for ages. 「彼女とは長年会っていない」などのよう にも用います。
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どちらも同じ need も他動詞「〜する必要がある」の意味です。1)の
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問題はfeedにあります。feedは「人に食べ物を与える」という「他動詞」です。だか
ら,もし,
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Not both of her parents *are* 〜.
ならOKです。Not がついてもboth of 〜の動詞は複数です。「ジーニアス英和」は
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同じです。
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これは文字通り「細部まで丁寧に彫りこまれたような端正な容貌」ということです。 彫刻に例えての表現です。この cut はもちろん「過去分詞」です。「過去分詞は1個だけなら名詞の前に,他の語句がつくと名詞の後ろへ」と高校では教えるのですが,実際はこのように副詞がつくときも名詞の前に置くことがあります。
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この that と what はいずれも「〜こと」と訳すので確かに混同しがちですね。
接続詞のthatの後ろには「完全な文」がきます。だから that it is true から that を省いても it is true. はりっぱな文です。
一方,what は「そのうしろにくる文の一部」です。だから what の後の語句だけでは完全な文にはなりません。what you say 「あなたの言うこと」 で what を省くと you
say という不完全な文が残りますね。 これは 目的語の what が欠けているからです。
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あまり意味がありません。
例えば,次のような文があるとします。
私は原子と原子が引き合う力には,それぞれ原子によって「引き合う力の度合い」に差があるように,語と語の間にもそうした「引力の差」のようなものがあると考えています。例えば,
そもそも「テクスト」というのは単語が漫然と均一に頁の上に散在しているものではなく,意味的にはそれぞれの「かたまり」になった,「濃淡」のあるものとして存在しているのです。我々は母国語を読み解く場合は,無意識のうちにその濃淡を読み取って理解しているはずです。例えば,次のような英文があります。
...,their girl wasn't stand say, and see thing a long about I had anything as a doing you're just behind all who was just of thirties for somebody else's climb ...
これを見た日本人はこの意味を理解しようとおそらく5,6分は無駄な格闘することでしょう。でもこれはコンピュータに作らせたでたらめな英文なのです。一見,英語らしく見えているのは,ある文字の後にはどういう文字がくることが多いか(いわゆる共起頻度)を前もってコンピュータに教えておき,それに基いて出力しているからです(前川守「1000万人のコンピュータ科学3 文学編 文章を科学する」1995,岩波書店 ←この本はおもしろい!)。しかし,英語を母国語とする人がこの「文章」見れば,一目でナンセンスな語の羅列とわかるはずです。なぜなら,彼らは英文を濃淡をつけて(語句のブロック単位で)読むからです。
要するに,もともと「濃淡のある」文章をこちらが勝手に機械的に切り分けることはできないということなのです。
ここからは私の想像ですが,こうした濃淡は言語が使用されていくうちで次第にできあがってきたものではないかと思います。ある表現が何度も使用されていくうちにそれがいわば「一つのまとまった表現」として捉えられていくことはよくあることです。例えば「さようなら」は今では別れをあらわす名詞のように意識されていますが,これは「左様ならば,拙者はここいらでお別れ申そう」などの表現から切り離されてきたものです。今,若い人がよく用いている「てゆうか(あるいは「てか」)」という表現があります。例えば「てゆうかぁ。クリスマスにカレシいないのってぇ、超ヤバくない?」のように使いますね(私のような年になると,この「カレシ」とか「ヤバくない?」などの「平たく」発音する言葉が気色悪くて仕方がない)。この「てゆうか」表現も,もとあった文脈からこのように切り離されて使われていくうちに,いずれは一つの表現として確立するかもしれません(あるいは逆に早晩死に絶えるかも)。
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Carolは自分が好意を抱いているDr Stevensを警官たちがつけねらっていることに腹を立てています。男性に対して"mother"と表現するのはおかしいように思えますが,これは "motherfucker「くそったれ」"の意味です。さすがに最後の6文字ははばかられるので省略してmotherとすることもよくあるようです。いわば婉曲用法。ジーニアス英和に「 8 《米俗》=→mother(-)fucker.」とだけありますが,これはちょっと不親切かもしれません。
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