義父吉田勝太の和歌と倉敷カントリ−クラブ |
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『吉備王国の繁栄、そして天平の権勢の名残を止めるこの吉備路も|
ゆったりと流れる高梁川、巌も砕く谷川の急流などは、誰が見ても絵になり歌になる 景色であるが、このふゆ川は心して見なければ目につかない。あちらにぶつかり、 こちらで阻まれながらも、それでも流れを絶やさず、やがては大きな高梁川の流れの 縁の下の力持ちで生きている姿に目を向けた勝太翁の一見武骨そうに見えるなかにも 本心の心根の優しさの溢れた、味わい横溢した歌である。 吉田晋作 記 |



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