閑谷学校正門からのパノラマ
 
 この写真は、校門(正門)を背中にして撮影しています。閑谷学校と言えば、備前焼の瓦を持つ大講堂と、かまぼこ型の石塀でしょう。この石塀は、幅2m、高さ2m、椿山を含む総延長 765mあります。「切り込み剥ぎ式」という石組み法で造られ、300年を経た現在でも草の一本も生えないと言う精密さも是非見て欲しいところです。もう一つは、岡山の紅葉の名所であるということです。今回チョット出遅れてしまいましたが、講堂の右の大きな楷(かい)の木が11月の中旬ごろに紅葉します。左側の楷の葉は深紅色、右側が黄色がかった淡紅色に紅葉し見ごたえ充分です。
この楷の木は、中国山東省の孔子廟から持ち帰った種子から成長したという由緒があるもので、孔子にちなんで「学問の木」と呼ばれています。



  


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