私の好きな町尾道を散策
 古い町並みと細い路地、迷路の様に続く坂道は、ゆっくりと歩けば歩くほど、色んな風景が見えてきます・・・・それは、映画で観たような、踏切りのカンカンという音,漁船のポンポンという音、なにか懐かしくなります。皆さんはご覧になったでしょうか?ひょんなことから、お寺の階段から転げ落ちて、男の子と女の子の体が入れ替わる・・「転校生」、ユーモアがあり、懐かしさ、あたたかみを感じる「さびしんぼう」以上の2作は、おみとしのりさん主役ですごく楽しい雰囲気出していましたよね。あの映画から、清純派から取り残されてしまった小林聡美さん、2本とも私の独断と偏見で言わせてもらえば、日本映画の名作ではないかと思います。もう1本は、私の好きな原田知世さん主演の「時をかける少女」、どの映画も、尾道の美しい映像とあわせ、じわりと感動する映画ばかりです。私を尾道に通わせる要因として、大林宣彦映画の影響って大きいと思います。

 細い坂道を上りながら感じたんですが、20年前・・・初めておとづれた時と、建物,坂道,周りの風景・・・なんにも変わっておらずタイムスリップしたような懐かしささえ感じるんですよ。

天寧寺の三重の塔
 尾道といえば、千光寺の桜・・・でも、その季節、季節で楽しいんです。この、大数珠、回しながら御願い事をするんです???結構大きな音がして(アメリカンクラッカーのような音)遠くからも聞こえます。正岡子規の作品に「のどかさや 小山つづきに塔二つ」とありますが、その一つがこの天寧寺の三重の塔です。尾道には、七佛めぐりのコースがあって、一度はチャレンジしたいと思うのですが・・・・・なかなか実現しませんね。



 やはり尾道の風景は、千光寺から見る風景が最高でしょう・・・すばらしい風景を見ながら階段を下っていると、こんな風景を目にしました。階段途中の喫茶店・・・面白いなって思い中を覗いたんですが、玄関で靴を脱いで入って行くみたいでした。また、人懐こい黒猫、色んなポーズをとゅ手くれたんですがこんな写真になってしまいました。ちなみにこの猫のお家は、この坂を降りきった踏み切り横のねこでした。・・・散歩って言っても遠くまで来るんですね〜


尾道に来てるんだ、と実感するのが向島の造船所の鉄を叩く音、渡船の行き交う光景、塩の匂い、その他色々あります。その他よく目にするのが、スケッチをしている光景です・・・文学だけではなく、美術の町でもあるんですね。今は懐かしい、セーラー服の女子高校生、私から言わせると、なんか新鮮です。
それから、もう一つの私の楽しみ、尾道ラーメン!ホンとの元祖は、ここ朱華園の中華そばなんです。やはり癖になる味です・・・・美味かった!



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