備前焼の町


備前市周辺地図
伊部の町をぶらリ
 
私の住む倉敷から、国道2号線を大阪方面へ車で40分,国道沿いに一目で備前焼の町とわかる「伊部駅(いんべ)」と「備前陶芸美術館」の建物が目に入ります。JRで訪れる場合は、岡山駅から赤穂線「伊部駅」で下車してください、岡山駅から約20分位です。
伊部駅周辺には、窯元や作家の店が立ち並び、店に人間国宝の作品も並んでます。色んな店を散策し、気に入った作品があれば必ず触ってみてください・・観て触ることにより、備前焼のよさがきっと感じられます
一通り、お店の散策が終わったら、細い路地や窯元の周辺の散策も忘れずに・・・すれ違ったおじさんが有名な作家だったり・・・それが普通の伊部の姿なんです。

備前陶芸美術館 登り窯の煙突が立ち並ぶ伊部の町

気兼ねなくお店に入って 人間国宝の作品も

天保窯
 玄関の備前焼タイルに驚いたり、これが登り窯なんだと散策しながら小さな路地の中に入ると、天保3年(1832年)頃に3基築窯された備前焼の古窯のひとつの天保窯を観る事が出来ました。原形をとどめているのはこの窯だけだそうです。
補修、改修されながら、昭和15年まで約百年間使用されたものとかかれていました。

触れてみてください 天保窯

片上湾と閑谷学校
 備前市の東に広がる瀬戸内海に続く片上湾、カキいかだが浮ぶ風景は絶景です。
写真家たちの最高の被写体、写真家故緑川洋一氏の作品でも有名です。
閑谷学校は、伊部の町から大阪方面に20分ほど走った山間部にあります。およそ330年前、なんと、この時代に侍だけでなく庶民の教育のあり方を考え池田光政公が津田永忠に命じ。庶民のための学校が作られました。それが日本で最初の庶民学校「閑谷学校」です。屋根には備前焼で作られたかわらが使われ講堂は国宝に指定されています。現在、世界遺産登録に向けての活動が行われています。

カキいかだの浮ぶ片上湾 世界遺産の登録に向けての活動が行われている
「国宝・閑谷学校」

重要文化財の石塀 講堂内部



Copyright (C) 2006 shigepi AllRights Reserved