韓国

H・20・12

隣国韓国は日本の青森県を除いた本州とほぼ同じ約22万平方メートル、1950年に韓国戦争が起こり南北に38度線を
境に分断された、現在は念願の国家統一の日が待たれている。
日本との交流は古く稲作技術や金属器、仏教や暦、医学、など古代の先進文化は朝鮮半島から日本へ。
15世紀頃は交易の時代で、陶磁器文化は16世紀末の豊臣秀吉の朝鮮侵略で日本へ伝来し江戸時代には朝鮮通信使による善隣外交が進んだ、36年間にわたる日帝時代を経て、1965年に国交樹立、今現在多くの分野で相互交流が盛んに行われている。
経済では最近の世界不況、円高、ウオン安等で打開策として日韓会談が九州福岡で開かれた。
又、円高で日本からの韓国旅行者が激増している、ホテル、飛行機など満室の状態です。

今回は、ソウル近郊の3箇所の世界遺産を巡りました。

751年に新羅35代の景徳王時代の宰相、金大城が両親のために創建した仏教技術史上最高の傑作といわれている釈迦如来座像が光を放っている
花崗岩を丸彫りにした高さ3,26mの御釈迦さんを囲んで
四方の壁には11面観音や金剛力士、四天王等のレリーフがある、現在ガラス越に見れる素晴らしい世界文化遺産です。

稗田のおじさん

この門をくぐって10分ぐらい山道を歩く・・・

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釈迦如来坐像

左の建物に安置されている

石窟庵

慶州

石窟庵

仏国寺

案内板にある図面

壽光殿

世界文化遺産

535年に創建され、200年後の最盛期には現在の10倍まで拡大されましたが、任辰
倭乱(分禄・慶長の役)で焼かれ今の建物はその後再修復された、石造部分だけが当時のままで、新羅文化の完成度の高さを伝えている

鐘つき堂

安東(アンドン)

朝鮮王朝貴族の町 町全体が民族資料として保存されている

昔ながらの両班住宅や草葺の民家が王朝時代の雰囲気を伝えている

河回村

丹陽(タニャン)       韓国の桂林と言われている

南漢江の上流にあり、小白山国立公園の端の観光休養都市である丹陽は、1986年忠州ダムの完成で都市の 一部を水没させ、再開発された都市です。

丹陽は白頭山脈、民族の霊山である小白山を屋根に、丹陽八景と数億年もの神秘を抱いている天然洞窟、そして幻想の波路、丹陽湖畔が調和した天恵の名勝地であるとともに、由緒深い文化遺跡と伝統文化行事が四季にわたって催される文化と観光の町で、純朴な人情と暖かい親切、そして美しい自然をそのまま感じ満喫できる所です。

嶋潭三峰

石門  神の門と呼ばれている

丹陽大明リゾートホテル のイルミネーション

水原華城  城郭の町

朝鮮王朝第22代の正祖大王が漢陽(ソウル)から遷都しようと1794年に築いた華城等多くの文化財が残されている、4つの楼門、や2つのアーチ型の水門のある華虹門、市内が一望出来る西奨台等建築美と風景が調和して世界文化遺産に登録されている。

広大な城郭内一部分のみ見学

ソウル

南大門(崇礼門)

1398年都の城門として建てられた朝鮮王朝の代表的建物初めは城郭がこの門に繋がっていたが1908年に撤去された
石造りで真ん中がアーチになっておりその上に木造二重楼閣がそびえていた
2008年2月火災で焼失現在復旧作業が進められている
工事現場には写真が貼られて完成を待っている  (2012年完成予定)

昌徳宮(チャンドックン)

正門

昌徳宮は朝鮮時代の宮殿で、文禄・慶長の役でソウルのすべての宮殿が消失し、1865年まで廃墟のまま放置されていた。
光海君時代に入り再建され、最も長い期間実質的な朝鮮の正宮として使われた。朝鮮時代の原型と自然との優れた調和が認められ
世界文化遺産に登録されている

この宮殿の観覧は所定のコースを国ごとに分けガイドされて時間が決まっています

仁政殿

最高位の建物で、外国使臣の接見等王の公式行事を行う儀式に使用された

芙容池

演慶堂(男性の所)

演慶堂(女性の所)

天は丸く、地は四角いという、東洋の伝統的な宇宙観によって造られた池であり、四角い池は地を意味し、中央の丸い島は天を象徴している。

烏頭統一展望台(オドサン)

3つの峰をとり三峰と言われる

周辺の柏樹林と調和をなし壮観である

北朝鮮が一望出来る展望台

海抜118mの高地にあり、三国時代には高句麗や百済が主導権を握る為巨城を築いた烏頭山城があった歴史的な軍事要衝地、現在は西部前線の最北端として南北が臨津江を境に対峙する南北分断の現場で、展望台からは北朝鮮の自然や住民の暮らしが手に取るように直接見られる
又北朝鮮の映像、パネル資料で実情が確認できる。

訪れた日は生憎、霧が舞い対岸の北朝鮮がかすかに見えるだけでした

イムジン川を挟んで南北の境としてある

館内に南北統一を願う、念願室がある。

屋上には固定双眼鏡が多数設置してあり対岸を見ることが出来る