無事にインストラクターの紹介が終わり、いよいよスキー開始です。基本である立ち方や転び方などを練習している最中に、私はインストラクター(長いので
ドレッドにします)に激突してしまいました。さて、その時の彼の行動は?
「避ける」隊長!ドレッド避けましたぁあああ!
自分では止まることができなくて慌てていた私は「これでやっと止めてもらえる」と安心していたのに、その思いは見事に打ち砕かれ、派手に転びました。
止めろよな。・・・・・・いいえ、
止めてくださいお願いします。
初心者ですから私。
転んだ私をみんなが心配してくれました。
友達1「たらちー!大丈夫ー?」
私「うん大丈夫ー!」
友達2「ほんとに?ケガしてない?」
私「してないよー。雪におかげー!」
ドレッド「大丈夫ーぅ?」
私「大丈夫です。」
少々態度が悪かったとは思いますが、私の気持ちを察してください。この後、どんなに転びそうになってもドレッドには助けを求めまいと心に誓う私がいました。
これが乙女心。
昼休憩が終わると、今度は少し高い所から滑りました。でもまぁ初心者コースのゆるい坂を自分たちで登って滑っただけですけどね。午後はスキーにだいぶ慣れて、割と思うように滑れるようになりました。とは言ってもやっぱり初心者にかわりはないのでたくさん転びました。その結果、危ない!と思ったらすぐに転ぶという
危険察知能力と、転んでも数秒で起き上がるという
軽い身のこなしを会得。・・・・初日の収穫としては十分ですよね。私は本物の初心者だったけど班の中には上手な友達もいて、きれいに方向転換をしたりかっこよく止まれているのを見ていると、自分も頑張らねば!と元気が出てきました。ドレッドはいまいちたよりないので、上手な友達にずっと教えてもらってました。その甲斐あって、なんとかエッジを使えるようになり、とりあえず自分で止まれるようになりました。
止まれるって、いいね!(キラッ)午後はエッジ使って止まりまくってました。
時間が経つのは早いものでなんだかんだと言いながらスキー初日が終わりました。後はのんびりできる時間なので「旅館に帰って温泉だ♪」と有頂天な私。そんな私にドレッドの魔の一言が。
「明日はリフトで上に行くよ」
どこにでも連れて行けよみたいな。
岡山っこは強いんです。