なにが君の しあわせ
なにをして よろこぶ
わからないまま おわる
そんなのは いやだ!
忘れないで 夢を
こぼさないで 涙
だから 君は とぶんだ
どこまでも
そうだ おそれないで
みんなのために
愛と 勇気だけが ともだちさ
ああ アンパンマン
やさしい 君は
いけ! みんなの夢 まもるため
時は はやく すぎる
光る星は 消える
だから 君は いくんだ
ほほえんで
そうだ うれしいんだ
生きる よろこび
たとえ どんな敵が あいてでも
ああ アンパンマン
やさしい 君は
いけ! みんなの夢 まもるため
この歌はみんなが知ってるアンパンマンの歌です。それと同時にあるツッコミを入れられ続けている歌でもあります。
愛と勇気だけが友達かよ!ほかのみんなは友達じゃないのかよ!と。
正直私もそう思っていました。でもあの正義の味方のアンパンマンが、
空腹を訴えれば自らの顔を与えてくれる彼が
愛と勇気だけなんていうにはなにか事情があるに違いないと最近思っています。
私がそう思うようになったのはこのアンパンマンの歌の中にある気になる歌詞があることに気付いたからです。
その歌詞を読んで私は嫌でもこう思えてならない。アンパンマンは、
昔、とてもつらい経験をしている。
問題の歌詞
そうだ うれしいんだ
生きる よろこび
たとえ 胸の傷がいたんでも
ほら!ほらね!絶対なにかあったんですよ!
かれは心に傷を負っています。毎日毎日新しい顔に替えても心は替えることはできません。
どんなことで心に傷を負っているのかはわかりませんが、言葉にできないほどつらいことがあったように思えます。
理由はさっきの歌詞のすぐあとにこんな言葉があるからです。
ああ アンパンマン
やさしい 君は
行け! みんなの夢 まもるため
「ああ」ですよ
「ああ」!!
嗚呼!アンパンマン!
いやぁぁああああああ!何があったのアンパンマン!
わかんない!わかんないよ!
でも彼のつらい経験は「ああ」という感動詞にしか表現できなかったのは確かです!
これだけわかれば十分ではないでしょうか!?アンパンマンは昔のつらい出来事によってこころに傷を持っているんですよ。
それでも彼は、
たとえ胸の傷がいたんでもみんなの夢をまもるためにバイキンマンと戦い、「涙を見せないで!夢を忘れないで!」
と私たちを励ましてくれている!
自分だって、傷ついてるのにね!!
私たちはこのまま彼を一人にしてもいいのでしょうか?
守られるばかりではなく、守ってあげようではないですか!
愛と勇気だけが友達なんていう発言も、昔のつらい経験のせいなんですよ
胸の傷がいたんでるんだよ。わかってあげようよ!
もうこの発言についてつっこんではいけません。
絶対に。
今までごめんねアンパンマン。小さい時からあなたの活躍を観てとってもたくさんの勇気と夢をもらってきたというのに、
あなたの気持ちも知らないで切実な気持ちがたくさんつまった言葉にツッコミを入れてしまって。
いつも誰かを守ることの大変さを知らない私が軽い気持ちで言った言葉で、どれだけあなたを傷つけたのかしら。
・・・・・これからはあなたのしていることには絶対につっこんだりしないわ。約束する。
でも・・・でもね。最後に一言だけつっこませて。
新しい仲間に「カキクケコ」っているよね。
カキクケコってかわいそうじゃん!もっとちゃんとした名前つけてあげてよ!
はっきり言って呼びにくいよ!
これから先、カキクケコが名前の呼びづらさゆえにいじめられないか心配です。
