3月24日(日) 由加山ふれあいの森

山頂にて一服、吉野桜の蕾は固かった。

 春の歩みは早い。先日この山を歩いたときにはまだ蕾の固かった山ツツジがえんじ色の花を開き初め、道沿いの

彼岸桜は満開となっていた。これで一雨降ればツツジの開花は更に加速するのではないだろうか。周辺の山々には

春の芽吹き特有の薄緑がかった色が山をひとまわり大きく見せている。もう本格的な春がすぐそこまで来ているようだ。

    

彼岸桜が満開であった。道縁にはスミレが可憐な花を開いていた。

 この日は先日までの異常な温くさとはうって変わって急に冷え込んでしまった。その分お天気は良くなったようだ。

吹き抜けて行く風は冷たく薄ら寒い。しかし、山の斜面の風の当たらないところでは穏やかな日の光が体を包み込み

春そのものであった。

 由加神社入り口の駐車場に車を置き小学校の横を通って「ふれあいの森」の登山口を目指す。この駐車場からだと

さして遠い距離ではない。通りがかりの民家の庭先ではミモザが花開き二本の内の一本はすでに満開であった。

    

民家の庭先に咲き誇っていたミモザと春の日が明るい尾根の道

 登山口からはなだらかな坂道が続く。しかし、さほど長い距離ではない。ひとしきり坂道を上りきったところから緩やかな

尾根の道となる。整備された道の周辺には切り残した松と背の高いツツジが連なっている。これから本格的な開花時期に

入ると道はツツジに包まれた花のトンネルのようになるのではないだろうか。小さな池の畔を迂回して一旦広い道に出た。

そこには真新しい休憩所が作られている。ここでしばらくトイレ休憩とした。みんな揃ったところで再出発。昼までには

時間も早いので大きく迂回して目的地に向かう。

    

私達は親水の森の方を迂回して展望の森を目指した

 親水の森を通り抜け、小鳥の森を横切って展望広場に着いた。ここはこの山系の一番西の端っこに当たる部分で、

前には視界を遮るものは何もない。私の家がある上の町周辺から向こうには味野が、更にその遠くには瀬戸大橋も

遠望出来る。

 ここで休憩をとり昼食とした。男性陣は一様に缶ビールを持ってきており、いつものように小さな宴会となった。車座に

なった周辺のしゃしゃきが世間の煩わしさも忘れさせてくれるような春の香りをまき散らせている。昼食を終え荷を整えて

出発をする。

展望の森から遠く瀬戸大橋を眺める

いったん登山口まで引き返し、解散するにはまだ早いので、由加神社にお参りを兼ねて行くことに。神社の裏側のしいの

木の原生林を通り抜け桜の園まで行ってみる。蕾は付いているが大半の木が害虫にやられたと見えて小さく弱々しい。

桜の園から引き返し多宝塔へ、多宝塔の広場から遠く瀬戸内海を遠望し帰途についた。

由加山蓮台寺多宝塔の前にて

 穏やかな春の一日、短時間のコースではあったが、本当に楽しい友歩会の行事となった。

    

春の代表的な花であるホトケノザとオドリコソウ

                                                            2002年4月7日掲載

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