左は順調に成長しているトマトの苗            右は花の咲き始めたジャガイモ 

      いずれもナス科植物で同じ場所での連作は禁物です。      2000年5月中旬

 5月に入ると日中の気温はうなぎ登り。夏日や真夏日という日も珍しくない。この頃が夏野菜

の植え時だ。しかし近年、夏野菜の苗が店頭に並ぶのが毎年早くなっているようだ。先日も

馴染みの苗もの屋が「ホームセンターのような大型店が競うようにして早く苗ものを出すので、

うちらの店も対抗上そうせざるを得ないのです」と言っていた。本当だったら、もう少し遅くても

良いのだが、次第に早くなってしまうようだ。(この苗もの屋も最近、店を閉めてしまいました)

 確かに5月に入ると急激に気温が上がり、ほとんど遅霜の心配がなくなる。従って、保温の

為のキャップや防寒対策は必要なくなる。本来の植え時とは、こんな時期なのではないだろうか。

私達は専業農家ではないのだから、競って早く収穫する必要はない。本来、もっと栽培しやすい

時期を選ぶべきだろう。

 ともあれ、私は毎年連休を挟んで畑を耕し、苗を植えている。近所の畑よりはだいぶん遅い。

夏野菜は連作を嫌うものが多い。トマト、なすび、ピーマン等のナス科の野菜である。その他の

野菜も総じて同じところに繰り返し植えない方が良い。その他の夏野菜としてはキュウリなどを

植えた。

 しかし、狭い畑の場合は必然的に昨年植えた所と隣接地に植えることになってしまう。最近は

連作にも耐えるような接ぎ木苗もでているが値段が格段に高い。本数を少なくして連作に強い

接ぎ木苗を買うか、多少のリスクは覚悟で安い苗をたくさん買うかは、連作などを考慮に入れて

考えてみると良い。

 私は接ぎ木のトマトを2本買ってみた。他は普通の苗である。その他、事前に苗を作って

おいたトウモロコシ、枝豆、インゲン豆を定植した。以前はカボチャ、プリンスメロン、スイカなど

も植えていたのだが、畑が狭いのと梅雨明けに枯らしてしまうことが多いのでやめてしまった。

       

 左は収穫の始まったピーマン、右は雄しべも雌しべも出て受粉の始まったトウモロコシ

      

  背丈ほどにもなり実をたくさん付けているトマト  2000年6月24日現在

 西瓜などは作っても労多くして益少なしと言ったところだ。すべては同じ時期の集中するので、

少し味わえば良いものは買う方が良い。ただし経験上、作ってみたいと思う人は植えてみると

良い。

 例えばサツマイモも山の畑に植えていたのだが、野ネズミにやられたり、虫にやられてしまい

完全なものはなかなか出来ない。その上、せっかくたくさん出来ても冬越しが難しい。従って、

ここ数年、どのう袋に土を詰めて袋作りをしている。これだと数は少ないが見事なものが出来る。

 サツマイモは空気の流通が大切だ。従って、袋の場合は周囲から空気が十分入るから良い

らしい。

 オクラは作りやすい農作物だ。小さな菜園でも、あるいは庭の片隅にでも少しだけ種を蒔いて

おくと良い。花はハイビスカスに似た薄黄色のきれいな花だ。花と実と両方が鑑賞できる。

     

成長も良いオクラとオクラの花   2000年7月23日撮影

 その他、作りやすいのは里芋だ。乾燥させないことと、肥料をしっかりやっておれば収穫は

間違いなしだ。乾燥を防ぐには根本にたくさんわらを敷いたり、わらがなければ周辺で刈り

取った草でも良い。

 とにかく夏野菜は収穫期が集中するので多く作りすぎないこと。もしシーズンの間、何度も

食べたいときは種を蒔く時期を、一週間くらいずつ開けて蒔いてやると良い。

 夏場は病害虫が発生しやすい。昔から、畑には人の足音が肥やしと言われるくらいだから、

せっせと毎日見て回る方が良い。これはおかしいぞと思ったら早めに手を打つこと。それが

野菜作りのこつだろうか。

色付き直前のトマト  葉にはモザイク病が出始めている。   2000年7月

     

         スナップエンドウは連作障害もなく豊作でした。  タマネギは植える時期が遅かったせいか玉太りが悪いようです。

             2000年5月中旬


タマネギとジャガイモの収穫

     

玉太りの今ひとつだったタマネギと大小さまざまなジャガイモ   2000年6月撮影

 タマネギは植える時期が遅かったのが原因で玉太りが悪く、収穫は今ひとつと言うところ

だった。昨年が良かっただけに残念な結果になった。

 ジャガイモはそこそこの収穫だったと言えようか。早速、電子レンジでふかし芋にして、塩と

マーガリンで食べてみた。新ジャガだからこそ味わえる風味だ。

 ジャガイモの後にはサツマイモを植える予定にしている。タマネギの後には白瓜を植えようと

思っている。

                                         2000年6月26日追記


収穫期を迎えた夏野菜

 今日もうだるような暑さです。寒暖計は30度をはるかに超えています。適度な雨さえあれば

言うことはないのですが、今年は完全に空梅雨のようです。

 十分のお湿りがないままに、梅雨が明けてしまいました。これからは毎日が水やりに追われ

そうです。

 トマト、キュウリ、なすび、トウモロコシ、枝豆と次々に収穫をしています。形が不揃いでも、

多少見栄えが悪くても、家で食べる分には誰も文句は言いません。それどころか市販品には

ない味とこくが感じられます。これが自家製の野菜の強みではないでしょうか。

      

左は普通のトマト、右はプチトマト(多産系だ)   2000年7月中旬

         

左はキュウリ、中はピーマン(今年のピーマンは出来が良い)  2000年7月中旬  

右は二度目の収穫前の枝豆  2000年9月12日撮影

       

左は収穫前のトウモロコシ(ふくらみとひげの十分に茶色くなったのを確認して収穫)

右は湯がいたばかりのトウモロコシ(実入りも良く、甘みがものすごく強い)

2000年7月中旬


長い夏をふり返って

     

左はプリンスメロン、右の写真は白瓜

         

右はチンゲンサイ     2000年8月下旬撮影

 雨らしい雨が降らぬまま1ヶ月以上が過ぎました。先日やっと本格的な雨が降り、やっと一息

ついたところです。幸い、我が家の畑では井戸水が使えますので、散水には事欠きません。

全ての作物は、そこそこの出来だったようです。

 しかし害虫の発生は例年になく多く、トウモロコシもピーマンもなすびも後半の収穫は期待

できませんでした。特にキュウリは、ほとんど収穫出来ないままに枯れてしまいました。

 今年はトウモロコシと枝豆を二度収穫しました。時期を少しずらして植えてみました。三度目

のトウモロコシはどうも密植し過ぎたようです。

 夏場の野菜としてはモロヘイヤが貴重な存在でした。エジプト産の野菜だけあって、ほとんど

病害虫にやられることなく、厳しい夏の太陽の下でもすくすくと良く育ち、何度か我が家の惣菜

として食卓に並びました。

 試みに植えてみたチンゲンサイは意外にも青虫に食べられることなくそこそこの収穫でした。

白瓜はキュウリの代わりの浅ずけとして活躍しました。大きくならない内に収穫したものを

小さく切って浅漬けの素に漬けて冷蔵庫で冷やしておきます。食べるとき少しずつ小分けして

食べます。

 プリンスメロンは朝市で買ったマスクメロンよりも甘みが強く大好評でした。このように出来の

良いものもあれば悪いものもあるというのが家庭菜園の良さでもあります。

 人生泣き笑い、野菜作りも同じです。これからは秋野菜のシーズンに入ります。白菜の種まき

は終わりました。

                                         2000年9月16日追記


珍しいネギを紹介しましょう。細ネギの一種だろうと思うのですが、櫓(やぐら)ネギと言います。

写真のように茎の先に更に小さなネギが大きくなっているのです。この部分を切り取って土に

植えておけば又、ネギが出来るというわけです。従って、他のネギのように株分けしたり、種を

蒔く必要がないのです。花も咲きません。ずっと以前、会社の先輩に分けて貰い、以来、絶やす

ことなく作り続けているのです。

                                         2000年6月26日追記

 珍しいものシリーズの第二弾は四角豆です。(正式名も由来も不明です)友人から貰った種を

植えてみました。

                                          2000年9月17日追記

      

左は四角豆の花、右は四角豆の実  2000年9月12日撮影

 これは珍しくはないかも知れませんが、綿の花と実です。もう少しすると実は茶色になり

やがて割れて中から白い綿がのぞきます。純白でとてもきれいです。綿の繊維の中心には

種がくるまれています。

                                          2000年9月17日追記

      

綿の花と綿の実(丸く見えるのが実です)  2000年9月12日撮影


このページの改訂を行いました。            2009年8月10日

乏しい経験ではありますが、ほとんどの野菜は作ってみた事があります。

困りごとや相談があれば遠慮なく下記のアドレスまでメールを下さい。

一緒に考えてみましょう。

                                         もの作り

monohito@mx5.kct.ne.jp

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