我が家の畑では、つい先頃まで夏と秋が同居していました。やっとここに来て急に冷え込みも

厳しくなり、秋から冬へと変わりつつあるようです。

 今も大根のほとりでは、なすびが実を付けています。夏野菜なのに夏の終わりに切り戻しをした

新しい枝にたくさん実を付けているのです。今年の夏の異常な暑さと激しい乾燥は、なすびの

ような夏野菜にとっても乗り切れないほど厳しいものでした。それが秋になり少し涼しくなって、

やっと一息ついたという感じなのでしょう。蔓だけは勢いよく伸びていたインゲン豆も花が

咲かず、もちろん実もなりませんでした。しかし、気温が下がり初めて、下の写真のように

新鮮な実が付きました。野菜達にとっても、この夏の暑さは異常だったのだと思います。

     

夏場には弱っていたなすびも秋になって元気を取りもどした。 インゲン豆も全く実を付けなかったが、涼しくなり始めてから

たくさん実を付けました。

野菜達にとってもこの夏の暑さと水不足はこたえたようだ。

 それに引き替えモロヘイヤの暑さに対する抵抗力は大したものです。さすがはエジプト産の

野菜です。今は花が終わり来年用の種を付けています。種が乾燥し終わったらとっておこうと

思っています。

 モロヘイヤの側ではミニタマネギが葉を伸ばしています。春の終わりに収穫をしたまま袋に

入れておいたタマネギが、夏の異常な暑さで蒸されてしまい、多くを腐らせてしまいました。

収穫量が今一つでしたから大損害でした。 そんな訳で不足分を補うために、すでに小さな

玉になっているミニタマネギを植えて見ました。このタマネギは葉の方はネギ代わりに使う

ことが出来、下の方は下の方で、普通のタマネギと同じように食べられるのだそうです。

一昨年植えた事があるのですが、この時は、玉太りが悪く失敗でした。今年は再挑戦です。

   

左はモロヘイヤの種(固い鞘に入っている)、右はミニタマネギの成長した状態

 タマネギのほとりにはカブを植えています。このカブは一度に間引かなくても、大きくなったものを

少しずつ抜きながら、漬け物にして食べます。従って、無駄のない野菜です。お正月前になると

ほど良い大きさとなり、我が家のお節料理である千枚漬けとなります。カブは他の野菜ほど害虫に

よる被害も少ないようです。少しだけ蒔いておけば、一冬分の収穫は十分あります。

    

左の写真は間引きが終わって元気に伸び始めた頃のカブ  右の写真はいつでも収穫可能な状態にまでなったところカブ

 シソの花が終わり、すでに種になっています。穂のようになった種を若い内に天ぷらにすると、

すごく香りが良くておいしいのです。試してみて下さい。

 里芋も夏の間は成長が止まっていました。長い干天の後、一雨降ってからやっと元気が出ました。

元気を取り戻してからは、脇に小さな小芋を増やしています。大きくなった株は、いつでも収穫

可能です。我が家では里芋と鶏の手羽元を一緒に炊きます。里芋のとろけるような柔らかさと、

鶏肉の味が程良くしみこんで、芋嫌いな家内も娘も喜んで食べています。

 なんといっても元気の良いのは白菜です。白菜は二種類蒔きました。後から蒔いた方は

無双白菜です。先に蒔いたものは芯が黄色くなる改良種です。この品種は甘みがあるのが特徴

です。しかし、人間の好むようなものは虫達も好むようで、少し油断していたら、すっかりヨトウムシ

にやられて、穴だらけになってしまいました。やはり、秋の気温が異常に高かったことが、

害虫の繁殖を促したのだろうと思います。このままでは満足なものは収穫出来そうにもありません。

    

左の写真は白菜が大きく葉を広げ盛んに成長をしているところ     右の写真は白菜が葉が巻き始めたところ

 ブロッコリーは毎年苗を買って植える事にしています。キャベツも苗を買いました。これらは

種を蒔いても良く発芽するのですが、せっかく出来た苗も狭い土地なので植えるところが

ありません。従って、ここのところ毎年10本位の苗を買っています。小家族の我が家では

これで十分です。無くなったら買えば良いのですから。そのブロッコリーもキャベツもヨトウムシに

やられてしまいました。例年であれば一気に冷え込むのですが、今年の秋は特に気温が高かった

様です。そのために、周辺の畑もみんな青虫やヨトウムシの被害にあっているようです。

今まで何度も経験してきた事ですが、農業がいかに気候や天候に左右されやすいもので

あるかと言うことが実感されます。

    

左の写真の頃は虫の被害もなく喜んでいたところ  少し油断したらすっかり虫にやられてしまったキャベツ

 山の畑ではサツマイモがあちらこちらに長く蔓を這わせています。今年は会社の先輩に貰った

二種類の芋を植えています。一つは沖縄とか一部の地域で栽培されている紫色をしたものです。

最近盛んに、この芋を加工した商品が市場に出回っています。これから人気の出てくる品種では

ないでしょうか。先頃、蔓を抜かずに探り堀をしてみました。結構大きな芋が出来ていました。

近い内に全部収穫しようかと思っています。

(先日、すべて収穫を終わりました。やはり紫芋の方は蔓の成長の割には芋が小さく、収穫量も

少なかったようです。もう一つの方はそこそこの収穫でした。)

切り口が紫色のサツマイモ

 少し時期が遅かったのですが、タマネギを植えました。これで秋野菜は終了です。

     

左は植えてしばらくした頃のブロッコリー                右は見事な大きさのブロッコリー、 

 

右は植えたばかりの頃のタマネギ


トピックス

今年もきれいならっきょうの花が咲きました。紫色をした可憐な花です。

らっきょうの産地である鳥取砂丘に行くと見事ならっきょうのお花畑を見ることが出来ます。

そして、こぼれるような白いものは綿の実がはじけて中から綿が飛び出しているのです。

      

左はらっきょうの花                   右は綿の実、実がはじけて中から綿が飛び出している 

  

上は便利で作りやすいチンゲンサイ

チンゲンサイは実に重宝な野菜だ。夏の間に蒔いて、一度は収穫をしたのだが、小さいものは

抜かずにそのままにしておいた。その後、どんどん成長し、今度は冬野菜として食べている。

大変丈夫で作りやすい野菜だ。狭いところでも栽培可能で、時期を選ばないので家庭菜園には

お勧めの野菜です。


この項を持って野菜作りシリーズを終わります。ご愛読をありがとう御座いました。

今後も機会を見て、足らぬところを書き加えていきたいと思っています。

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