山桃

会社への行き帰りの道縁の民家の軒先に熟した山桃がたわわに実っていました   2002年6月15日撮影

 山桃は児島周辺の山にはたくさん自生しています。山桃の多くは海岸近くの山に自生している

木で、海岸線を現す標準木とも言われています。従って、私のふる里である神辺では、海岸から

遠く離れているためか、一本の木も見かけませんでした。

 そんなわけで、こちらへ移り住むまで、こんな木があることを全く知りませんでした。今は山が

削られ跡形もなくなってしまいましたが、それは見事な山桃の巨木が、我が家からさほど遠くない

山の中にもありました。山桃の中でも水桃(みずもも)と言われている大粒で甘みの濃い種類の

ものでした。水桃と言われる種類なのか、あるいは成長が良く大粒のものとなったものを指して

いるのか定かではありません。

 木の実には特有の匂いがあります。幹や葉っぱには何の匂いもないのに何故実だけは、こんな

匂いがするのでしょうか。松ヤニによく似た匂いなのです。しかし、決していやな匂いではありません。

口に含んだとき、ふっと匂うくらいのかすかな匂いです。

 実は熟すと真っ赤を通り越して黒みががった赤色となります。もちろん、先程の水桃と言われる

ような薄い赤色のものもあります。表面はざらざらで小さなつぶつぶを寄せ集めたような外観をして

います。小さなつぶつぶは、それぞれ独立していて小さな隙間があります。この隙間に小さな虫が

入っていることがありますので、塩水などにつけて虫を追い出してから食べた方がよいと注意された

事があります。中にはゆすら梅の種に似た小さな種があります。従って、大粒のものでないと食べた

ような気がしません。味は少し酸味のある淡泊な甘さです。

 私は一昨年、改良種である「瑞光」という種類の苗を買いました。大粒種だとカタログに書いて

ありました。どんな実が成るのか大変楽しみです。

 実の利用法としては、そのまま食べても良いし、焼酎漬けにしても良いようです。色鮮やかな

果実酒が出来ます。

 残念ながら、この瑞光という品種は何が原因か良く分からないままに枯れてしまいました。

やはり改良種は弱いのでしょうか。残念な事をしました。

                                             2002年5月19日掲載

                                           2009年8月5日修正追記


2003年6月

 はや、今年はヤマモモの木にたくさんの実が付きました。まだ色付くのには少し早いようですが、

いくらかは収穫できそうです。鳥たちが来る前にネットを張らなくてはいけません。

                                             2003年7月15日

 今日、写した写真です。実の大きさは期待したほどではありませんでした。まだ木が小さいから

でしょうか。もう少し大きくなるのを楽しみにしておきましょう。

    

 ヤマモモの花と実

 

                2003年7月15日熟れた山桃

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