ニュージーランド南島を行く

 心配をしていたお天気もすっかり良くなり定刻通り朝八時にニュージーランドのオークランド港

プリンセスウオーフに着岸した。

 上甲板から眺めたオークランド港は美しい港だった。進行方向右手には大きな橋があり、正

面には大都会らしい高層ビルが建ち並んでいた。また、湾内にはたくさんのヨットが停泊してい

た。トパーズ号はゆっくりと港内に入り大きなホテルのすぐ横に着岸した。

 この日、私達はオーバーラウンドツアーで南島に向け出発することになっていた。出発時間は

午前九時だった。この船に乗って初めての四泊五日の大旅行だった。

 ニュージーランドがどういう国なのかまったく予備知識はなかった。ただ、これから行こうとして

いる南島には私達が住んでいる倉敷市と姉妹縁組をしているクライストチャーチという美しい町

があると言うことだけは知っていた。

 今回は大変長い旅なので日記のような書き方ではなく、下に簡単な行程だけを書き、その他

は特徴ある項目毎に分けて書こうと思っている。

ニュージーランドのオークランド港に入港(写真説明)

早朝のオークランド港上空は晴れ渡っていた。そして、幾本もの筋状の雲が空を覆っていた。

  

側面のハッチを開けて下船準備中(写真左)、遠くにオークランドのシンボルタワーが見え始めた(写真右)

  

遠くからでも近代的な町のたたずまいが見える(写真左)、空には放射状に筋状の雲が(写真右)

    

船首デッキでオークランドの町の景色を背景に(写真左)、遠くからタグボートが迎えに来た(写真右)

  

オークランド中心部と周辺の広大な景色(写真左、右)

  

さすがヨット王国だけあってたくさんのヨットが(写真左)、着岸する船の横には大きなホテルが(写真右)

    

着岸風景を見ながらの朝食、みんな楽しそうだね。(写真左、右)

    

慌ただしく出入りする船(写真左)、今まで大勢いた人達が去ったデッキ(写真右)

ここでお別れとなった水先案内人のお二人

行程

2005年1月12日(水)

11時00分

オークランド空港よりニュージーランド航空525便にて南島のクライストチャーチへ向けて出発

13時00分頃

クライストチャーチ到着後、貸し切りバスにて市内観光しながら昼食会場へ

(エイボン河畔レストラン「リバービュー」にて昼食)

14時00分

昼食後、市内観光(モナベール、追悼の橋、大聖堂前広場、OKギフトショップ、免税店等)

16時30分

市内中心の大聖堂隣のミレミアムホテルへのチェックイン

そして、再びバスに乗って夕食会場である郊外のレストラン「サイン・オブ・ザ・タカヘ」へ

南島の遅い夕暮れを楽しみながらディナーを

港からオークランド空港へ(写真説明)

港からバスに乗ってオークランド空港へ。周辺の景色をカメラで写したのだが、バスのスピードが速いので

ご覧のように景色が飛んでしまった。お許し願いたい。

    

現地通貨(紙幣)下の方の図柄はヒマラヤの世界初登頂に成功したこの国のヒーローであるヒラリー卿(写真左)

港周辺の町並み(写真右)

  

(1)(2)

    

(3)(4)

港から空港までの景色(1)から(4)まで

  

いよいよ空港到着。空港の外(写真左)と中(写真右)

    

テロを警戒しているのだろうか、それとも麻薬の取締だろうか、犬を連れたガードマンか警察官がパトロールしていた。(写真左)

手荷物の検査を受けて出発ロビーへ(写真右)

  

出発ロビー(写真左)とこれから乗る予定の航空機(写真右)

さあ出発だ(写真説明)

ジェット機はオークランドのある北島から南島のクライストチャーチへ。眼下には広大な海、そして南島の山脈が展開していた。

    

眼下には海が(写真左)、そして飛び立った北島の海岸線が見えた(写真右)

    

これは珊瑚礁だろうか、海面下には大きく弧を描いたものが見えていた(写真左)

写真右は島だろうか、それとも陸地の一部だろうか。(写真右)

    

やがて見え始めた陸地(写真左)、そして山脈には白い雪が見えていた(写真右)

    

山と山の間には大きな川が流れていた(写真左)、遠くに聳える山々は白く光っていた(写真右)

    

やがてジェット機は高度を下げ着陸態勢に入った(写真左、右)

    

滑走路への着陸(写真左)、そして空港内へ(写真右)

これから長い旅が始まる(写真説明)

空港から観光バスでクライストチャーチ市内へと移動。市内は噂通り目の覚めるような美しさだった。

早速、観光バスに乗って市内へと移動。着いたところは市の中心にある川縁のレストランだった。

昼食はバイキング料理。長い間、船の中の食事ばかりだったので新鮮な食材と味付けに感動。

    

観光バスで市内へと入る(写真左)、レストランはこんなきれいな川の畔にあった。(写真右)

    

レストランを川の上に架かった橋から見たところ(写真左)、橋の上から川の流れを(写真右)

    

レストランの通りから少し離れたところにこの町のシンボルである教会の尖った塔が見える。(写真左)

川の畔には緑がいっぱいだった。そんな緑の中に美しい花が咲いていた(写真右)

    

川の流れは地下から湧いてくる水だそうで大変きれいな水だった(写真左)

レストラン前の大きな道路を挟んで向かい側は公園になっていた。公園の中にあったトーテンポールらしき彫刻(写真右)

    

公園の横を走っている市内電車(写真左)、公園の中に立っていたイギリスのマーガレット女王の銅像(写真右)

マーガレット女王の立像(写真上)

愛娘のためにお金持ちが作ったというモナベールという公園

ここは、とある大金持ちが愛する娘のために作ったと言われている特別なところ。

今は市が買い取って公園として開放している。川の畔にある庭園が素晴らしい。

    

モナベールの入り口(写真左)、入り口の看板にはモナベールと書いてあった(写真右)

    

モナベール入り口にはここを管理していた番人の建物だというお洒落な建物があった(写真左)

そして園の周辺を流れるきれいな川(写真右)

    

園内には季節の花が咲き乱れていた。右はアジサイ(写真左、右)

    

真っ赤な色をした葉が美しい。そう言えば白い花が咲いていた(写真左)

そして川にはこんな鴨も泳いでいた。野生のものだろうか、飼っているのだろうか(写真右)

    

川向かいには別荘を思わせるような白い瀟洒な建物が建っていた(写真左)

そして、緑の木々に埋もれるようにして立っている建物も(写真右)

    

豊かな水の流れは一見安曇野に似た景色であった。(写真上二枚)

川の水は地下から湧きだした水だとのことで、そんなことからも安曇野に似ていたのかも知れない。

    

お嬢さんのために建てたという赤い屋根瓦の建物、今は喫茶店になっているようだ。(写真左)

庭園の尽きるところには薔薇園があり、その横には睡蓮の花咲く池があった。(写真右)

    

多種多様な花の中でも薔薇の花、金糸梅、紫陽花等は私達に馴染みの深い花であった。(写真上三枚)

市内にはヨーロッパ風の建物がたくさんあった

    

モナベールを出てクライストチャーチの中心部へと移動した。この町のシンボルは何と言ってもこの町の名前になった教会だ。

さして、大きな教会ではなかったが、ヨーロッパの教会のような威圧感もなく何となく親しみの持てる教会の建物だった(写真上二枚)

    

教会の前は広い広場になっていて、この日はワゴンセールが行われ大道芸人を囲む人だかりが出来ていた。(写真左)

この町の美しさに似合った可愛らしいバスが走っていた(写真左)

    

私達が泊まったミレミアムホテルは市の中心部にある教会のすぐ側にあった。(写真左)

広い室内と大きなベッド、この日は船内の狭いベッドではなく大きなベッドでゆっくりと寝ることが出来た(写真右)

私達の部屋から見た教会前の広場(写真左)

    

さて、私達は部屋に荷物を置いて夕暮れ迫る市内を散歩した。

市内で見かけた建物や彫刻の像(写真上二枚)

    

川と巨木の多い公園、これはクライストチャーチ市内では色んなところで見かける景色だ(写真上二枚)

    

元は大学だったという建物、今は芸術家達が集う建物になっている。

建物そのものが一つの芸術品だ(写真上二枚)

    

建物は何棟にも分かれていて中には芝生の庭や青い水が印象的だった池などがあった(写真上二枚)

    

何だろう、これも芸術品だろうか。細い金属の棒で作ったもの。見る角度によって建物に見える(写真左)

まさに芸術品の回廊(写真右)

    

近代的な建物は博物館(写真左)、それとは対照的なヨーロッパ風の建物(写真右)

    

クライストチャーチ市の絵はがきを買うと必ず入っている写真、教会建物とデザイン化された聖杯(写真左)

この教会を別の角度で見ると、こんな風に見える(写真右)

    

ミレミアムホテル内のロビーにてジャパングレースの添乗員さん(写真左の右の人)

ニュージーランド南島でガイドをしているHさん(写真右の左の人)

市内のヨーロッパ風の大きな建物(写真上)

いざ、夕食会場へ

夕食は郊外のレストラン「サイン・オブ・ザ・タカヘ」で

このレストランは郊外の小高い丘の中腹にあった。周辺は高級な住宅街でここからはクライストチャーチ市内がよく見えた。

    

建物は石造りのようでヨーロッパのお城のようだった(写真左)

中にはいるとこんなステンドグラスがあり教会のようでもあった(写真右)

    

レストランの支配人やウエイトレスが出てきて歓迎の挨拶があった(写真左)

天井を見上げると写真のような立派な木組みの豪華な天井だった(写真右)

    

    

    

上はスープからデザートまで(メインディッシュは希望によって魚料理と肉料理)写真上六枚

    

やはりヨーロッパの宮殿内をイメージして作っているのだろうか、騎士の鎧があった(写真左)

ここには日本の皇族をはじめ世界の政治家や著名人が訪れるとか(写真右)

    

食事を終え外に出ると遅い夜が訪れようとしていた(緯度のせいか日暮れが遅い)

やっと西に傾いた夕日(写真左)

夕暮れ迫った周辺の景色と市内が遠くに見える(写真右)

    

黒いシルエットとなったレストランの建物(なおも空は明るい)写真左

帰りのバスの中から見た町明かりは宝石を散りばめたようだった(写真右)

翌日の朝

翌日は少し早めに起きて市内を散歩した。昨日とは反対の方を歩いてみた。

    

早朝なのでまったく人通りのない町の中(写真左)

これは車庫に入るための市内電車の線路だろうか、建物と建物の間の狭い通路に線路があった。(写真右)

    

早朝の教会の裏側から(写真右)

巨木のある緑が美しい公園(枝の間から差し込む朝日が光りの帯になっていた)(写真右)

    

ジキタリスのようにも見える植物だが何だろう(写真左)

夕方よりきれいに見えた教会の大聖堂と聖杯(写真右)

    

ホテルの中に飾られていた日本人作家の作品(何枚かの内の二枚)(写真上)

2005年1月13日

7時45分頃

ホテルのロビーに集合

マウントクックに向けてバスで出発

カンタベリー平野を抜け、途中「ティンセッド」にてトイレ休憩、買い物を

ルピナス街道にて途中下車、写真撮影

いよいよ南島の旅が始まった(写真説明)

市内を離れると、まるで北海道の旅を思い出させるような広大な農地や牧場が道の両サイドに延々と続く。

その中をバスは走り続け、最初にトイレ休憩に入ったのが「TIN SHED」(ティンセッド)だった。

 

道路と並行に走っている鉄道(実はこの鉄道を通って再びクライストチャーチまで帰ってくる)(写真左)

農家らしい作りの休憩所、中にはお茶やコーヒーのサービスもあり羊毛製品などを売っていた(写真右)

 

このリャマは観光用だが、最近ではこんな動物の毛も扱っている(写真左)

広大な牧場と牧場を囲んでいる防風林(写真右)

    

ここにはリンゴの木も植えてあった(写真左)

キク科の植物だろうか(写真右)

    

ティンセッドの入り口には観光客歓迎用の各国の旗が並んでいた(写真左)

私達が立ち寄った時も他の日本人ツアー客や韓国人らしき人達も来ていた

遙か遠くにこれから向かう山並みが見えていた(写真右)

    

ティンセッドの店内(写真左)

農家の庭のように作られた屋外(写真右)

この国の通貨(紙幣)(写真上)

11時30分頃

デカポ湖畔の羊飼いの教会見学

昼食はデカポ湖畔のレストラン「コハン」にて(サーモン丼、松花堂弁当)

途中、プカキ湖と遠くに見えるマウントクックを見学

ルピナス街道、ブカキ湖、デカポ湖(写真説明)

 

ニュージーランド南島の自然はサザンアルプスの東と西とで大きく二つに分かれている。

東側は上の写真で見るようになだらかな高原状の山々が連なり多くは羊などの牧草地になっている。(上の写真)

    

何と言っても代表的な景色の一つはルピナス街道ではないだろうか。

例年であればとっくに終わっているはずのルピナスの花が満開であった。

そして、遠くに見えるサザンアルプスには白い雪が光っていた。(上の写真)

    

切り立った峰が連なるサザンアルプス(写真左)色とりどりのルピナス(写真右)

絵はがきにもなっているこのルピナスだがイギリスから持ち込まれたものだそうで外来種と言うことで撲滅作戦が行われている。

    

観光地の一つであるデカポ湖のほとりには牧羊犬の像が立っていた。

この国で活躍しているのは何と言ってもこの牧羊犬だ。牧羊犬の活躍なしに広い牧場で多くの羊を管理することは不可能だ(写真左)

デカポ湖の水は白く濁ったブルーだ。この色は水に溶け込んだ岩石の微粒子が光りを反射して見える色のようだ(写真右)

    

空には雄大な筋状の雲が広がっていた(写真左)何という名前の花だろう。白い花が群咲いていた(写真右)

    

そして、こんな薄紫色の花も咲いていた(写真左)「善き羊飼いの教会」と呼ばれている石造りの小さな教会(写真右)

    

教会の中に入ると窓枠を通してデカポ湖がまるで額縁の中の絵のように見えた(写真左)

教会の横で家内と(写真右)

 

この湖からも、また、その周辺からもサザンアルプスがずっと見えていた。(写真左、右)

移動する度に近づいてくるサザンアルプス(写真上)

    

    

この湖の畔には大きな水力発電所があった。サザンアルプスから常に流れ落ちてくる豊富な水は貴重なエネルギー源となっている。(上の写真四枚)

    

その湖の周辺にも色んな草花が咲いていた。(写真三枚)

    

更に先にあるプカキ湖の畔からはこれから向かうマウントクックが見えていた(写真左)

この山にはいつも厚い雲が懸かっていて、なかなか全体の姿は見えなかった(写真右)

    

プカキ湖の駐車場にはマイカーの他にもこんなキャンピングカーが何台も停まっていた(写真右)

    

プカキ湖の周辺で見かけた植物、右の花はハマナシの花のようだ(上の写真)

  

デカポ湖畔にあるレストランはその名も「コハン」、日本人の経営しているお店だとのことでスタッフも日本人が多かった。

ここのレストランの人気メニューは何と言っても「サーモン丼」だった。

レストラン入り口(写真左)とレストランの中(写真右)

    

入り口にあったメニュー棚(写真左)、「サーモン丼}とローマ字で書いてあった(写真右)

    

レストランに併設された店の中にはこの国の特産品である羊毛製品を売っていた(写真左)

また、店の中にはこんな剥製もあった。オーストラリアから持ち込まれた有袋類の害獣ポッサム(写真右)

レストランの庭先に植えてあった可愛い白い花(写真上)

14時00分

マウントクック山麓ビレッジに到着(氷河やマウントクック見学)

マウントクック山麓ビレッジにて氷河見学(写真説明)

いよいよ目的地であるマウントクックがすぐ近くに見えるところまで来た。

ここからはマウントクックが間近に見え、氷河の荒々しい姿も見ることが出来た。

    

マウントクックへ向かう途中で見かけた珍しい地形(写真左)

マウントクックに向かう道路(写真右)

    

山と山の間に雲に覆われたマウントクックがあった(写真左)

そのマウントクックでヒマラヤ登山の訓練をしたというヒラリー卿の銅像がマウントクックの方を向いて立っていた(写真右)

    

山を覆うようにして流れ下っている大きな氷河(写真左)

ビジターセンターを兼ねた大きな宿舎、建物の中には大勢の登山者がいた(写真右)

    

ビジターセンター周辺の景色(写真左、右)

    

ビジターセンター(写真左)とその周辺(写真右)

    

ビジターセンター前は公園になっていた(写真左)、その一角にヒラリー卿の若き日の銅像が立っている(写真右)

    

マウントクックの厚い雲はいつまでたっても消えそうになかった(写真左)

かつてはこの山も氷河に覆われていたのだろうか、岩肌が露出したままの周辺の山(写真右)

15時30分

ワナカに向かって出発

マウントクックを後にして(写真説明)

    

ガイドの畠山さんが奇妙なものを持ち込んできた。どうやらポッサムの毛皮のようであった。

これを巧みに操るので生きている動物のように見えた。(写真左)

出発後トイレ休憩となった土産物店の前の道路(写真右)

    

土産物店の店先(写真左)、その横に咲いていた日本でも見かけることの多い立ち葵の花(写真右)

    

店内に飾ってあった原住民マオイの祖先が用いたと思われる武器(写真左)

店先の道路向かいの景色(写真左)

    

間近に見ることが出来た羊を飼っている牧場(写真左)

その横のどこまでもまっすぐに続く道路(写真右)

    

干し草の大きなロールが置いてあった。冬の蓄えだろうか(写真上)

ここにも湖の周辺で何度も見た薄紫色の花が咲いていた(写真上)

18時30分

ワナカ湖畔のホテル「エッジウオーター・リゾート」に到着

このあたり一帯は近年リゾート地として開発が進んでいる

一日目の長い旅は終わった(写真説明)

    

夕方、ワナカ湖の畔にあるホテルに着いた。

緯度が高い南島の夕暮れは遅い。ルピナスを初めとする色んな花が夕暮れの湖畔に咲いていた(写真上)

    

湖だと言うのに荒々しい波が湖岸に押し寄せていた(写真左)

大きく西に傾いた夕日(写真右)

    

澄んだ空の夕焼けはきれいだった(写真左)

夕焼けは周辺の景色も赤く染めていた(写真右)

    

湖の畔の散歩道、大きなポプラの木が立っていた(写真左)

ホテルの遠景(写真右)

旅の楽しみは何と言っても食事だ。この日は海の魚や貝の鉄板焼きだった(写真上)

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