2000年5月作製  

   

左は満開の梅の花、右は収穫前の梅の実です。  2000年撮影

 昔から桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿と言われてきました。桜の木は私の経験からしますと、確かに

大きな枝を切ると木が大変弱ります。原因は分かりませんが、切り口から入る病菌によるものでは

ないかと思っています。一昨年、サクランボの木を大胆に剪定しました。そのためか、その次の年

には枯れ死寸前までなりました。現在は枯れ残った枝から新芽が伸びています。何とか助かった

のではないかと思っています。(この木は結局枯れてしまいました)

 一方、梅の方は枝を剪定しても翌年には、まっすぐな、たくましい枝がたくさん出てきます。見た目

には、剪定前と全く変わらないようになってしまいます。剪定に関しては全くの素人で、毎年失敗を

しています。剪定を上手にすると、たくさんの実が収穫出来るそうです。下津井港のすぐ近くに

祇園神社があります。ここの境内の梅は見事なほど手入れが行き届いています。小さく切りつめた

枝にびっしりと蕾がついているのです。我が家のように、大木となり伸び放題ではないのです。

 従って、収穫も簡単そうです。これから梅を植えてみようと思われる方は、是非剪定の仕方を研究

してみてください。そして、私のような失敗をしないで、たくさんの実を収穫をしてください。

 又、梅の木は日当たりの良い場所に植えてください。隣の家には庭の真ん中に大きな梅の木が

あります。シンボルツリーのような存在です。日当たりが良く、毎年たくさん実を付けます。

 昔から梅はおめでたい木とされてきました。幹に苔むすくらい寿命の長い木だからでしょうか。

おなじみの松竹梅の中の一つです。開花すると大変良いにおいがします。この花が咲き始めると

春が近いことを予感します。大きな庭のある家には、ぜひ庭に一本欲しい木です。

 梅は大変栽培し易い木です。新芽が伸び始めた頃のアブラムシの被害に注意することと、幹に

付くカイガラ虫に注意することくらいです。アブラムシにはスミチオンかカルホス乳剤が良いでしょう。

カイガラムシ予防には冬場の石灰硫黄合剤の散布が有効です。


梅の実の利用方法

 梅の実は塩漬けしたものを梅干しと言い、保存食として利用してきました。赤い色はシソで色づけ

したものです。最近では食生活が変化して、あまり利用されなくなってきました。

 我が家では、もっぱら梅酒にして愛飲しています。さわやかな香りとさっぱりとした酸味がミックス

して、なかなかの人気です。今年も二瓶漬けました。梅酒の作り方を書いたサイトを見つけました

ので、リンクしておきます。興味のある方は参考にして下さい。

焼酎スクエア(果実酒クラブ)


     

色づき前のあんずの実   2000年5月下旬撮影、右は収穫直前のあんず  2000年6月14日撮影

 梅に似た果物ですが、熟すとそのまま食べられます。この木は倉敷市役所が市民に無料配布して

くれたものです。植えて以来、久しく実を付けませんでしたが、昨年くらいから少しずつ付けるように

なり、今年(2000年)は本格的に付いています。

 ずっと昔に食べたことがあるような、そんなかすかな記憶はあるのですが、どんな味だったのか、

ほとんど覚えてはいません。

 今年は熟期を逃さないように食べてみようと思っています。と言うのも、あんずは熟すと落ちて

しまうからです。近所にも古いあんずの木がありますが、家の人は食べようとしないのか、熟期に

なると道に落ちてしまい、つぶされています。

 昨年は熟期が分からず、もう熟れている頃だろうと畑に行ってみると、全部木の下に落ちて腐って

いました。従って、収穫するタイミングが大切なのではないでしょうか。今年こそはと思っています。

 甘みも酸味も比較的淡泊で、いささか拍子抜けのするような味と香りです。生食にはむかない

のではないかと思うくらいです。梅の実の熟したものとさほどの差はないようですが、香りは梅の方

がはるかに良いようです。 使えるとすれば焼酎に漬けて見るくらいでしょうか。

                                             2000年6月26日追記

 今年は今まで経験したことがないほどの実が収穫できました。EM発酵液の効果ではないかと

思っています。ともかく大量なので生食だけでは使い切れず綺麗なものはすべてジャムに加工

しました。少し酸味が強い、美しい色のジャムが出来ました。

                                              2009年8月6日追記


2000年情報

 あんずの実が熟しました。6月14日の事です。この実は熟すとすぐに落ちてしまうようで、収穫の

タイミングが非常に難しいようです。花は桃とよく似ています。桃の場合は袋をかけているので、

枝から離れても木から落ちてしまうことはありません。しかし、あんずはそうはいきません。袋を

かけていないので、落ちたら地面です。ましてや梅雨入りの頃とあって、落ちると同時に腐り始めて

きます。従って、口に入ることなく終わってしまうような事も少なくないのです。

 6月14日、収穫の日としては、ほんの少し早かったかも知れません。少し酸味が残っており、

見た目ほどおいしい果物とは言えませんでした。梅の熟した味を想像していただければ良いと思い

ます。焼酎などに漬ければ良いのかも知れません。ともあれ、初めての本格的な収穫となった日

でした。

                                             2000年6月14日追記


2001年情報

 2001年は木が一段と大きくなっただけ、たくさんの実が熟しました。天候も幸いしたと言えましょう。

いつが食べ頃で、どんな食べ方が良いのかは、昨年からの宿題でした。今年は取ってきたものを

籠に入れたままにしておきました。二、三日して家内が食べたところ大変おいしかったと言って

いました。やはり追熟が必要なようです。追熟すると酸味がなくなり、甘みも増すようです。

 木に残っていたものを食べてみますと、昨年のものよりは味が良かったように感じました。従って、

木で熟させるには収穫のタイミングが大切です。少し早めに収穫し、腐らないように追熟させるのが

一番良い方法かも知れません。

 そして酸味の残っているものは焼酎漬けにしてみました。どんな味になるのでしょうか。楽しみです。

                                            2001年7月15日追記


2002年情報

 今年もアンズの花が開きました。掲載しましたように薄いピンクの可憐な花です。梅の花よりは

大きく桃の花ほどの派手さはないようです。

2002年3月15日撮影

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