実行できないダイエット

肥満というほどではないのですが、最近いささか太り気味でした。何とかやせなければと思っていた時「卵ダイエット」

なるものを知りました。独身時代は、59キロから61キロ前後の体重でした。結婚をしてから少しずつ太り始め、いつしか

65キロを越えるようになっていました。いったん太ってしまうと、なかなかやせることは難しいことです。よほどの強い決断が

ないと、なかなかやせられません。運動をすれば良いとは言うものの、運動を継続することも、やせるほどの運動量をこなす

ことも大変な事です。そんなわけで私を含め、たいていの人が長続きせず、途中でやめてしまう人が多いようです。そうすると

タバコをやめようとして挫折したときと同じように、かえって反動でバカ食いをして太ったりするようです。いずれにせよ、

簡単にやせる方法は、そうどこにでもあるものではないようです。

私の場合、毎年人間ドックで指摘されるのは太り気味な事です。コレステロールも許容値内ながら少し高めです。

その度に、次回受診時までには何とか体重を落としておこうと思いながら実行できません。人間は大変いやしいものです。

目の前に出された好物は、ついつい我慢が出来ず手を出してしまいます。情けないという他はありません。

そんな時に今回試みている「卵ダイエット」という方法に出逢いました。完全にやりおおせたら4キロから5キロは痩せると

いうのですが、はたしてどうなのでしょうか。

何はともあれやってみて効果のほどを体験的に確かめて見ようと思って始めました。

卵ダイエットとは

今回体験中である「卵ダイエット」なるものは、病院の医師が考案したものだそうです。

すでにかなり以前からあったようで、他のサイトにもいくらかは同じ様な内容のものが掲載されています。

それらの意見をまとめてみますと一つには体力的に自身のない人はやらない方が良いようです。又、ダイエットとは

言うもののどちらかというと体質改善に近い方法のようです。又、2週間が限度で、それ以上やっても身体の方が

慣れてきて効果は少ないようです。又、済んだからと言って、依然と同じ様な食生活をしていると、元の黙阿弥だと

いう事ですから、以後はずっと注意してコントロールしていくことが大切です。

一週間、次のメニューを食べて、それを更に一週間繰り返すという二週間コースです。

メニューをみてお分かりのように主たる食べ物は卵、グレープフルーツ、食パン、コーヒー、その他野菜です。

間に少し肉や魚、チーズが入っています。お気づきのように炭水化物はほとんどありません。水も極力控えるように

と注意書きがあります。

体験とこの方法の特徴

実行し初めて今日で4日目です。さほどのひもじさは感じません。

しかし、料理番組を見たり、食べ物屋の店先などを通ることは禁物です。

腹が空いてたまらないと言う感覚はほとんどありません。野菜といえども量はたくさん食べるからでしょうか。

私なりにこのメニューを見て気が付いたのは、何気なく組み合わされているこのメニューが、実は周到に計算され尽くして

いるのではないかと言うことです。

例えば卵ですが、コレステロールの固まりのように言われていますが、反面、栄養の固まりでもあります。タンパク質も

たくさん持っています。

グレープフルーツ、これが主要な働きをしています。まずこれ一個を食べるとかなりなボリュームです。

充分な満腹感と水分の補給になります。これを食べるとき半割にしてスプーンですくって食べることがありますが、

私の経験ですと丁寧に皮を剥いて食べる方が良いようです。

コーヒーの変わりに紅茶でも良いのではないかとも思いますが、コーヒーの効果もあるのかと、苦手な私も飲んでいます。

そして、時々メニューに入っている肉類は何よりの楽しみです。これはタンパク質の補給と野菜中心のダイエットに

アクセントを持たせているのではないでしょうか。

確かに4日目を迎えた今日でもきつい感じがします。しかし、これしかないと思えば我慢の出来ないことではありません。

効果は確実に現れている!!

私の体重はダイエット食を始めた日、66キロでした。4日目の計量では63キロになっていました。確実に体重は落ちて

いるようです。何よりも顕著なる効果は腹の周りがすっきりしたことです。近年体重の増加と共に腹の周りに脂肪がついて

困っていました。実はズボンが合わなくなるからです。せっかく新調した背広もズボンだけは手直しをして貰いました。

このまま推移しますと恐らくは、腹が出てはけなくなっていたズボンがはけるようになるのではないかと思っています。

ダイエット10日目

体重は5日目ぐらいから1週間目ぐらいの間、ほとんど減りませんでした。ところが2週目に入ってから、再び減り始め

10日目の今朝計ってみると61キロになっていました。すっかり腹の周りの脂肪がとれています。

少しきつめだったズボンがゆるくなっています。

目標は60キロです。あと1キロは減るのでしょうか。

10日目の晩にして初めて食べ物の夢を見ました。朝食時にご飯を食べている夢でした。それまでの10日間不思議に

食べ物の夢は見ませんでした。ひもじさをあまり感じなかったからでしょうか。

昨晩は親戚に不幸があり、その際出された段上げの料理を家内がもらって帰り、もったいないからとダイエット途中の

家内と娘がダイエットを中止してその料理を食べたからかも知れません。

ともかく、ダイエットなるものは、家族全員でやるか、自分だけどこかに引きこもってやらないと途中で挫折してしまいます。

人間誘惑には弱いですから。では次回は満願達成の時に報告しましょう。

卵ダイエット始末記

14日目を迎え同じメニューを2巡してダイエットは終了した。

体重は約5キロ減少し、腹の周りの贅肉(脂肪)が落ちた。

さしたる決断もなく、何気なく始めてなんとはなく終了した感じだ。ダイエットは苦しいとか、おいしそうな物を見ると

我慢できなくなるなどと良く聞くが、私にとって全くなかったと言えば嘘になるが、ほとんどそんなことは感じなかった。

夏のことであればビールは我慢の出来ない物の一つではあっただろうが、冬であったことが幸いした。

実に楽にやりおおせた感じだ。1週間遅れで始めた娘は早くもねをあげている。恐らくは1週間で止めてしまうだろう。

若い働き盛りの人にとってはやはり苦痛なのかも知れない。

やってみて何が良かったか。

(1)まず、胃薬の世話に一度もならなかったことだ。もともと胃酸過多症の私は少しでも食べ過ぎたり油物を食べたり

 すると必ず胃散のお世話になっていた。野菜中心の食事には胃酸の過剰な分泌はないようだ。

(2)腹の周りが小さくなったので、はけなくなっていたズボンがほとんどはけるようになった。

(3)食べ物本来の甘みやこくが十分味わえた。食物には特別味を付けなくてもキャベツはキャベツの甘み、人参は

 人参の甘み、パンにはパンのこくがあって、それぞれの持つ本来の味が見えてくる。

(4)コーヒーが飲めるようになった。思いこみであったのかどうかは分からないが、コーヒーは体質的に受け入れられ

 ない物と思い出来るだけ飲まないようにしてきた。今回はメニューの一部を占めており、やむなく薬と思って口にし  た。

 何の副作用もなく人並みに飲めるようになり、懸念した便秘もしなかった。

(5)便通が良く排泄に無理がない。尾籠な話だが食べる量が少なくなって一番心配したのは便秘である。

 期間中一度も便秘がなく、下痢もなく、排便後紙をほとんど汚さない。非常にきれいな排便だった。

人間がいかに食生活が贅沢であり、それが逆に人間自身の体を痛めているかということが今回の経験を通して

実証出来た。人間は粗衣粗食の方が体質的には合っているのかも知れない。

今怖いのは反動で馬鹿食いはしないまでも、食欲が再び元に戻っていくのが怖い。

今後は十分自重して体重を増やさないようにしていこうと考えているが、どうやっていけばいいのか、当面ビールとか

酒類は極力減らそうと考えている。又、甘い物も禁物だ。

                                              2000年1月23日追記

卵ダイエット  パート2

 なかなか実行できないものにダイエットがあると、冒頭に書いたが、正にその通りである。

今回は卵ダイエットを夏に試みた。第二弾である。これは見事に失敗した。原因は意志の弱さと

夏の暑さにある。3日間辛抱したが、ついに3日目の晩にリタイヤした。体だけでなく、気力が

全くなくなったのである。人間の肉体と精神がいかに不可分のものであるかを思い知らされた。

夏は激しく体力を消耗させる。だから夏の食欲は著しい。他の人は夏には食欲が無くなり、

夏やせすると言うが小生の場合は他人と異なる。良く食べ、良く飲みするのである。

従って夏やせどころか秋口には少し太っているくらいである。だからこそ健康で居られる

のかも知れないのだが。

 さて、第三弾は10月に入って始めた。しかし、これも長続きしなかった。何でここまでして

痩せなければならないのかと思い始めたからである。

開始したときの体重は64kgであった。一時、62.5kgとベストコンディションを維持し続けて

いたのだが、例によって夏場の食欲はすさまじく、ビールも酒も飲み、その上、酒のつまみも

食べるのであるから、太るはずである。開始前の旅行から帰った時は、一時的にではあったと思うが、

64kgとなっていたのである。

 ダイエットをぶつぶつ言いながら一週間だけ続けた。結果、最終日の朝には60.8kgとなっていた。

会社に入った頃、つまり二十歳台の頃の体重である。もうこれ以上続ける必要もなく、

気持ちも萎えていた。

 人間にとって最大の楽しみは食べることであろう。体に重大な欠陥があって、医者から勧めら

れれば仕方が無いことではあるが、そうでなければ、なかなか意志強くしても続けられるものではない。

今後は暴飲暴食を自制し、現体重を維持していこうと思っている。

本来は繰り返し同じメニューで二週間続けなければならないのだが、一週間でやめてしまった

第3回目の卵ダイエットの始末記である。

                                               2000年10月25日掲載

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