森林公園入り口にて1999年6月

大山の山並み遠く風涼し

友歩会の行事として、去る6月12日(土)13日(日)にかけて、岡山県森林公園ハイキングを行いました。

森林公園は鳥取県と県境をなす岡山県の奥津町から上斎原村にかけての総面積334hrの広大な中国山地です。

園内にはブナやミズナラ等の広葉樹と杉や檜の天然林、人工林が混在しています。また、山裾から

山頂にかけてはネマガリタケが群生しています。そして管理棟を囲む一体には県内でも珍しい

カラマツ林があります。春から秋にかけてはザゼンソウやオタカラコウといった湿性植物を初めと

する草花が咲き乱れ、四季折々の季節感を味わうことが出来ます。

私達が訪れた6月中旬、森林公園では、やっと春が終わり、これから初夏を迎えるといったところでした。

倉敷あたりとの比較では約一ヵ月半くらいの季節のずれがあるように思われます。

私達を迎えてくれた園内は春から初夏にかけての木や草の花が咲き乱れ、やがてこれも花開く

であろう夏の草花も茎を長く伸ばし始めていました。

本来ならば梅雨のまっただ中、しとしとと雨が降っていてもおかしくはない頃なのですが、私達のジンクスは

続いているようで、友歩会の行事の間だけは全く雨の心配もなく、楽しい2日間を過ごすことが出来ました。

共に行動したのは友歩会の常連13人、予定では16人でしたが3人が所用で欠席となりました。

1日目の昼は持っていった弁当をカラマツ林の中で済ませ、小休止の後、山登り。まず千軒平を

めざし、千軒平からもみじ平まで県境をなす尾根を縦走しました。高齢者の人も一生懸命頑張って

行動を共にしました。千軒平の標高は1090M、山頂に立つと谷から吹き上げてくる風が何とも

心地よく、それまでの疲れが吹っ飛んでしまいます。遠くかすかに見えるのは大山でしょうか。

ここ千軒平は、どの季節に来ても何とも言えない、すがすがしさを感じるところです。

千軒平にて、遙か彼方に大山が見える。1999年6月

お茶を飲んで喉を潤し、甘いものを口にして疲れがとれたところで、さあ出発です。おおなるこゆり等

の珍しい花を道縁に見つけては歓声が上がります。ちしまざさの生い茂る山頂の道を行くとやがて

もみじ平から県境三叉路に出ます。このまま下山しても良いし、少し歩いて大杉の方へ下りても良いです。

私達は時間もあり大杉の方へ少し足を伸ばしました。

ブナ林にて、右の花は矢車草  1999年6月

夕食は持っていった材料でサラダ、カレーを作り、楽しく食事をしました。山登りの後の食事は、また、格別です。

みんなが風呂に入り終えて、宿泊施設の「森の家」に。「森の家」は山小屋風の作りの建物です。少し狭いのが難点です。

誰かさんのいびきや歯ぎしりを聞きながら、いつしか寝込んでいました。

朝はバターロールのサンドイッチと昨晩残ったご飯のおにぎり、食欲があるせいか、またたくまに

売れてしまいました。朝食はまゆみ園地内、シンボルツリーの巨木、とちの木の下に準備しました。

とちの花は、今が満開の季節、皿の上にも小さな花がこぼれ落ちてきます。

トチの花とトチノキの下の朝食  1999年6月

朝食後は園内の散歩。とてもすべてをまわりきる事が出来ないくらい園内は広く、もみじ滝まで行ってUターン。

残りは次回ということに。モミジ滝では珍しいサンショウウオを見つけました。それも何匹もいるのです。

今回のハイキングでは寄生植物のギンリョウソウ、そして沢ガニ、クマゲラの巣、カッコウの声等

日常では目にしたり耳にしたりすることの出来ないものをたくさん経験しました。

今度は秋の森林公園を歩いてみたいと思っています。

この記事を読まれた方の参加をお待ちしています。

(今回は写真掲載が間に合いませんでした。準備でき次第掲載いたします。)

                                            矢吹記

追記:森林公園に行ってみたいという人のために

    開園期間  4月下旬〜11月末

    新緑の見頃  5月中、下旬

    紅葉の見頃  10月中、下旬

    宿泊施設  20名程度  自炊

    森林公園管理事務所   電話  0868−52−0928 

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