今期も豊作であった我が家のレモン  2002年3月11日撮影

 店頭に並ぶ多くの柑橘類の中にあって、外国から輸入が多い果樹の一つではないでしょうか。

柑橘類の中では、大変、丈夫な種類だと体験的に感じています。そして、多産系でもあります。

しかし、実をならせすぎると、その明くる年は必ず裏年となるから注意が必要です。

 我が家のレモンの木は、かつての19号台風の時、根本から裂けて折れてしまいました。それでも

見事に再生し、今では大木となり、毎年たくさんの実をつけています。昨年は収穫しきれないくらい

出来たために、今年(1999年)は完全な裏年となってしまいました。現在確認できるのは、たったの

1個という実に惨めな結果になってしまいました。

 花が咲くのを、ついぞ見かけなかったので、今年は完全にダメかと思っていたのですが、どこか

目立たないところで花が咲いていたのでしょう。たった一個でもうれしいものです。

 今までの経験では、収穫間際になって意外にたくさん実がついていることを経験するのは良くある

ことです。昨年のハッサクがそうでした。完全な裏年とあきらめていたら、大きな実が30個以上も

ついていました。木が大きくなると、葉が茂り、実が小さい内には、成っていることに気が付かない

ことが多いのです。

 レモンをどう使えば良いのか。毎度、贅沢に悩んでいます。家庭で使うといっても、たかが知れた

数です。そんな訳で、レモンを焼酎に漬けてレモン酒を作ってみました。少し苦いお酒になりました。

やはり皮はむいた方が良いようです。

 かつて、輸入レモンに防かび剤が大量に施されているといって、大騒ぎになったことがあります。

その頃から、少し国産品が見直され始めました。それまでは消費量も少く、国内では趣味程度に

栽培されていたに過ぎないようです。

 消費量が増えれば輸入量が増え、輸送途中で腐るのを防ぐために防かび剤が使われるのです。

もちろん、防かび剤は体のためには良くないはずです。一般的に柑橘類は腐りやすい果樹です。

特に表皮の薄い蜜柑等は少し傷つくと、すぐにそこから腐り始めます。又、気温の上昇は腐敗を

早めます。蒸れた状態にしておくと、すぐに腐ってしまいます。

 そんなわけで輸入品は防かび剤を使わないわけにはいかないようです。そんなことから、輸送

期間の短い国産品の方が良いのです。最近、店頭には少しずつ国内産が並びはじめたようです。

 レモンを家庭で作る際は小さな木でも十分です。鉢植えにして盆栽としても楽しめるのではない

でしょうか。病気にも強く、害虫の被害も他の柑橘類ほどではないようです。柑橘類で一番怖い

ヤノネカイガラムシ等もほとんど付いたという記憶がありません。本来は外国種ですから日本の

病害虫には強いのでしょうか。

 是非、自分の家で育てたレモンでレモンティーを楽しんで欲しいと思います。真夏のボストン市内

で、レモン果汁と冷えたミネラルウオーター、それに砂糖をたっぷり入れたレモネードが、乾いた

喉を爽やかに潤してくれたことを懐かしく思い出します。


2000年情報

 この写真のように、今年のレモンは、ことの他、たくさん花を付けています。花はほとんど実に

なりますから、このままにしておくと大量の実が出来ることになります。早めに摘果をしてやらないと

一昨年のように、次の年は全く実を付けないようなことになってしまいます。

この時は蕾であったが5月28日現在一斉に開花している  2000年5月中旬撮影

摘果を早めに済ませました。残した実は少ないですが次第に大きくなっています。かなり摘果した

ようでも収穫期になれば残しすぎたのではないのかと思うことが多いようです。

        

次第にふくらみを増しているレモンの実  2000年7月中旬撮影  豊作となったレモン   2000年秋撮影


手入れ、その他は夏みかん、ハッサクの項を参照して下さい。

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