右は2000年4月中旬、開花期を迎えています。白く小さな花です。 左は5月下旬頃の実が大きくなり始めたところです。

 紫色をした実の表面は白い粉で覆われています。8月の下旬頃に収穫期を迎えます。店頭では

ほとんどお目にかかることはないようです。国内では、あまり多くは栽培されていないのでしょうか。

これを加工したものは健康食品としても売られています。国内産でしょうか、輸入品でしょうか。

「○○」プルーンというものです。また、乾燥したものも店頭に出ています。これは中国当たりから

の輸入のようです。

 スモモに似た木ですが、花の時期も実が熟す時期もスモモとはかなり異なるようです。完熟すると

濃い紫色をした楕円形の実です。果肉はやや黄色がかった色をしています。味は酸味も少なく、

やや淡泊な甘みがあります。果汁はきわめて少ないようです。

 我が家では6年ほど前に、台所の前の庭に植えました。成長は割合早く、またたく間に大きな木に

なりました。花は白い小さな花です。4月中旬から下旬にかけて開花します。スモモほど群れて咲く

ようなことはなく、全体的にはちらほらといった感じです。

 従って、実の付き方も少なく、家庭で食べるには丁度良いくらいの量です。この木の特徴なのか

害虫にやられているようにもないのに、木の幹から大量のヤニを吹き出します。木が枯れてしまう

のではないかと心配するような量です。しかし、一冬越すと元気良く新しい芽を吹き始めます。

 害虫は葉を食べる虫と新芽につくアブラムシ、そして、木の幹につくカイガラムシくらいでしょうか。

害虫はスモモの場合とあまり変わらないようです。一番困るのは実が熟す頃のアケビコノハによる

被害です。気温の高い季節なので、どうしようもありません。せっかく大きくなってきた実が、ほとんど

ダメになったこともあります。幸いに今年(2000年)は数は少しでしたが、いくらかは収穫できました。

 種と果肉の離れは良く、水気の少ないさくさく感が他の果樹にはない味わいです。表面の白い粉は

果物に良くある果糖が表面に出てきたものではないかと思われます。表面の白い粉を落とすと

ブドウの実を一回り大きくしたような濃い紫色の果皮をしています。場所があれば一本は植えて

みたい果樹です。

追記

我が家のプルーンは突然の如く枯れてしまいました。剪定のし過ぎではないかと思います。植木屋

さんが気を利かして他の庭木と同じように切ってしまったのです。それ以来、次第に弱っていった

ようです。                                    2009年8月6日追記

       

紫色に色付き始めたプルーン  2000年7月30日撮影       収穫直前のプルーン2000年9月12日撮影


果樹の手入れ、病害虫の防除はスモモの項を参考にして下さい。

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