パソコンライフ5

 先にパソコンライフという記事を書いて、もう何年も過ぎてしまった。会社を定年になるとパソコンと縁が切れて

しまったという人が多いのだが、逆に私の場合はますます重要な存在になっている。定年前に机を並べた同級生

が二人いる。その内の一人、K君は定年間際になってパソコンを買った。もう一人のU君は、さんざん迷って

いたようだが、ついに在職中に買ったという話を聞かなかった。その後、買ったかどうかは定かでない。

 さて、パソコンに「憑き」のない私は一台目のパソコンに何度も泣かされながら、数年前にとうとう廃棄して

しまった。というより会社のT君を通じて学校へ寄付してしまった。このパソコンは、ウインドウズ95が発売されて

間のない頃(一年後位)に買った。富士通のFMVというパソコンだった。T君がパソコン購入の手配をし、彼が

インターネットの接続やメールの設定等をしてくれた。しかし、買って一年たった頃、ハードディスクにトラブルが

あってハードディスクの更新をせざるを得なかった。

 デスクトップ型のパソコンであった。カラーディスプレーを入れて30万円位支払った。今から思うと大変高い

買い物であった。その後、色んなトラブルや通信回線の変更などで、どれくらいのお金を投じたか分からない。

その当時のパソコンはとんでもない金食い虫であった。

 このころ、インターネット倉敷を通じて多くのパソコン通と知り合った。中には会社をやめてパソコン関連の

仕事を始めた人もいた。彼はSさんと言った。私よりずいぶん若い人であった。会社のT君にもいろいろと

お世話になったが、その後、Sさんに面倒を見て貰うようになった。

 私の場合、パソコンソフトを使って何かをする事には精通(?)していたが、ハードやパソコンの基本設定等

と言うことにはまるで音痴同様だった。情けない事ながら、それは今も続いている。そんなわけで、ハードディスク

にトラブルが起きたときにもSさんのお世話になった。

 そして二台目は、今も使っているデスクトップタイプのパソコンであった。このパソコンは水島のソフトアイランド

という小さな店で部品を寄せ集めて作ってもらったものだった。というのも、パソコンの買い換えを考えていた頃、

親友のT君から色んな部品の組み合わせで、安くて性能が良いパソコンが出来ると聞いたからだった。

 しかし、このパソコンにも初めからトラブルが発生した。使っているとき突然止まってしまうというトラブルだった。

購入先へ持ち込んでも、そんな時に限って症状は出なかった。結局、家の配線に問題があって電圧が下がる

のではないかと言うことでパソコンの専用電源ラインを引いた。

 それでも問題は解決しなかった。結局、原因はパソコンの電源部分に欠陥があり電圧が安定しなかった事に

よるものだった。その原因が分かるまで児島と水島間を何度となく往復した。このパソコンを購入してからも、

しばらくの間は富士通FMVを併用していた。新しいパソコンに、いつトラブルが発生するか分からないと言う

不安が常にあったからだ。

 その頃、通信回線はADSLだった。会社のT君から倉敷ケーブルテレビの話を聞いていながら、なかなか

踏み切れなかった。しかし、テレビのアンテナが老朽化しており、アンテナ更新よりは有線放送の方が良い

のではないかと思い、思い切ってケーブルテレビに切り替えることにした。それと並行してパソコン通信も

CATVに切り替えた。確かにADSLより早く快適であった。今では更に通信速度の改善が行われているようで

あるが、当面はこの通信スピードで我慢しようと考えている。

 娘が嫁いで二階の部屋が空き部屋になった。これを機会に、パソコンは客間の狭い廊下から二階の広い

部屋へ移ることになった。娘や息子が使っていた部屋を私の書斎代わりに使うことにしたのだ。そして屋内の

通信回線は無線ランにした。

 この頃、私も家内もノートパソコンを買った。私がノートパソコンを買ったのは旅行に持っていけること、また、

思いついたことを手軽に書き込みたいという利便性を考えての事だった。また、家内にもマイパソコンを持たせ、

せめてワードやエクセル位は使えるようになって貰いたいという思いからだった。私のノートパソコンと同型の

ノートパソコンを購入した。東芝のダイナブックというパソコンだった。

 3台のパソコンを無線ランで接続して一年後にトラブルが発生した。通信不能になってしまった。CATVにした

ときから世話になっていた夢民堂の人に来て貰い調べて貰った。その時には電波障害ではないかと言うこと

だった。しかし、そのような原因は考えられなかった。結局、原因の特定が出来ず、無線ランの発信器を

夢民堂に持ち帰りテストをしてみた。その結果、発信器自体の故障であることが判明した。早速、同じ会社の

改良型を設置し再設定を行うと見事に回復した。聞けば他の同型器に同じような故障が起きているとのことで

あった。

 その後、比較的パソコンは安定をしている。とは言いながら、私のノートパソコンも家内のノートパソコンも

決して調子が良いとは言えない。私のノートパソコンは無線ランのカードを挿したまま起動すると、起動途中に

フリーズ状態になりウインドウズが立ち上がらない。東芝まで送り返して調べて貰ったが原因が分からなかった。

家内のノートパソコンも時々フリーズしてしまう。これもまた調子が良いとは言えないようだ。

 私は今、三台目のパソコンを使っている。このパソコンはDELLのデスクトップ型のパソコンである。私が

定年になったお祝いに家内や娘夫婦、息子達がお金を出し合って買ってくれたものである。コンピュータも

メモリもハードディスクも現状では最高のものを搭載している。とても快適なパソコンである。もちろんOSは

ウインドウズXPホームエディションである。

 今後は主力をこのパソコンへ移して行こうと考えている。このパソコンで一番にした事はDV(デジタルビデオ)

の編集であった。ソフトはウインドウズXPのアクセサリの中に入っていた。このソフトであれば基本的な編集は

可能だった。最初に編集したのは家内や子供達への感謝の意味を込めて、私の定年退職祝いの際に撮影

したデジタルビデオであった。

追記

 パソコンが故障したとき一番困るのは、色んなデータがパソコンの中に保管されていることだ。データを取り

出すことは出来ないから、このまま点検に出さざるを得ない。個人ではあっても重要なデータを保管している

事もある。こんな時には修理先を信頼して出すしかない。相手がその気になれば、どんな事でも出来るからだ。 

 今回、私のノートパソコンに引き続いて家内のノートパソコンを修理に出すことになった。家内は家計簿ソフト

を使っているが、このデータをそのまま外に持ち出すことになってしまった。友人のアドレスなどのデータも

入っていた。パソコンが家庭内に浸透するにつれて、ますますその重要性は増しつつある。しかし、機械である

以上完璧なものではない。ましてパソコンにはハードとソフトの両面からトラブルは付き物である。だからと

言ってパソコンを使わないと言うのは、これからの時代には如何なものであろうか。

 その後、私のノートパソコンのトラブル原因はすべて無線ランのカード不良によるものだった事が判明した。

このようにパソコンはパソコン本体だけでなく周辺機器やソフトウエアなどとの関連でもトラブルは発生する。

その辺の見極めはなかなか難しく、それだけに私のような素人には扱いにくい道具でもある。

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