自然に親しむ(童心に帰って)

 身の回りの自然が失われるとともに、すっかり目にすることのなくなったメダカです。そんなメダカを家で

飼っている仲間がいます。仲間は少しずつ増えています。私も昨年、会社の友人から分けてもらい飼い始め

ました。緋メダカや色の異なるもの3種位一緒に飼っています。

 メダカは、冬の間、瓶(かめ)の底でじっとしています。春になり氷が融けて暖かい日などは、水面に浮いて

います。長い間、餌を食べていないので可哀想な位やせ細っています。十分に暖かくなって動きが活発に

なってきたら、餌をやり始めます。餌はメダカ専用の餌を売っています。

 夏になり、水温が20度を越えるようになると卵を産み始めます。藻を入れておくと、その藻に卵を産み付け

ますから、別の瓶に藻を移してやります。(私は藻の代わりにホテイアオイを入れています)何日かしますと、

小さなメダカが泳ぎ始めます。こうして、昨年は何十匹というメダカの子や孫を増やしました。

 今年は、春先の瓶の移動が悪かったと見えて、せっかく昨年増やした多くのメダカを死なせてしまいました。

かわいそうなことをしました。今は生き残りが繁殖期を迎え、次から次へと湧くように生まれてきています。

 こうして飼育してみますと、意外にメダカは繁殖力の強い魚だという事に気付きました。最近、川や池に

メダカがいなくなったという話を耳にしますが、これだけ繁殖力の強い魚がいなくなるというのですから、

よほど環境汚染が進んでいるのだと思います。早く下水道などの整備が進みメダカの住める池や川を取り

戻したいものだと思っています。                                 1999年夏

冬のメダカはカメの中でじっとしている

メダカの飼育2000

 1999年の暮れから2000年にかけての厳しい冬を越し、久しぶりに瓶の中をのぞいてみましたら、枯れた

ホテイアオイの間から顔を出して数匹のメダカが泳いでいました。元気に冬を越したのです。昨年の秋、

すっかり数が少なくなったメダカをかき集めて、畑にある水瓶に移してやりました。やはり、瓶が大きいからか、

酸欠になったり、水が腐ったりしなかった事が幸いしたようです。2000年以降は、このままにしておこうかと

思っています。 

                                               2000年5月7日追記


 2001年の夏、昨年も猛暑でしたが、今年も輪をかけたような猛暑です。こんな環境の中ですがメダカは元気

に数を増やしています。先日、知り合いの家にいったら前を流れている川に小さなメダカがたくさん泳いでいました。

そう言えば会社の横の遊水池にもたくさん泳いでいました。環境が良くなったのか、農薬を使わなくなったからか、

意外にメダカは私達の廻りにたくましく生き続けているようです。本当に嬉しくなりました。


たなごを飼う

 メダカに飽きたわけではありませんが、オスのたなごの婚姻色に魅せられて、たなごを飼い始めました。

子供の頃、川魚にしては珍しく色鮮やかな、この魚を何度か飼育しようとして失敗をしました。子供の頃の

失敗が記憶に残っており、飼うのが難しいと思っていました。この魚を飼っている人がいると聞いて驚きま

した。

 友人を通じて10匹あまりを貰い受け、飼っています。実際に飼ってみると、昔と違い飼うための容器も

エアポンプも完備していて、決して飼いにくい魚ではないことが分かりました。たなごも馴れてきて、餌の

時間が分かるのか私が近づくと水槽のガラスに顔をすりつけるようにして側に寄ってくるようになりました。

 カラス貝を入れてやると卵を生むということを聞いていたので、カラス貝を取りに行こうと思っています。

しかし、自然環境がすっかり変わってしまった現代、何処にカラス貝はいるのでしょうか。

 メダカもたなごもすっかり慣れて、餌をやるときは水面近くにまで上がってきます。本当にかわいいものです。

あまり写りは良くありませんがたなごの写真です。

たなごの飼育2000

 たなごもメダカ同様、冬を越しました。こちらは玄関の下駄箱の上に置いた水槽の中ですので、メダカほど

環境は厳しくありませんでした。しかし、さすがに冬は食欲もなく、動きも少なかったようです。先日、久しぶりに

水を換えてやりました。水槽の中は見違えるようにきれいになりました。今は元気に泳いでいます。食欲も旺盛で、

私が近づくと餌を待っているような仕草を見せます。


 しかし、2001年の夏次々に死に始め3匹になってしまいました。気温が連日30度を越えるような猛暑でした。

水温が上がると、どうしても限られた環境の中では水質が悪化するようです。為す術もなく、とうとう生き残った

魚は川に帰してやりました。自然のものを飼うということは大変難しいようです。


メダカのその後

 最近、メダカを飼っている人が増えました。私の会社でもY君が飼っていた、たった数匹のメダカから子供が

増えて、四、五十人位の人に貰われていきました。我が家のメダカもY君から貰ったものです。今は大きな水瓶

二つで飼っています。

 一時は小さな水瓶も合わせて五個位はあったのですが、世話が大変なので減らしました。増やそうと思えば

夏の間、瓶の中のホテイアオイを他の瓶(かめ)に移すだけで良いのです。ホテイアオイの根に産み付けられた

卵が孵化して増え続けるのです。

 近所には浅い大きなメダカ用の池を作っている家があります。池に近づくと散らばっていたメダカが人の方に

集まってきます。どうやら餌をくれるものと思っているようです。本当に良く慣れたメダカ達です。

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