ブルーベリー

 品種は多種多様です。品種は異なっても作り方はどれも同じです。丈夫な果樹です。酸性土壌を

好む植物のようですから日本での栽培には適していると言えるでしょう。特に酸性を要する場合は、

ピートモスなどを土に混ぜてやると良いでしょう。

 一度植えれば3、4年は植え替の必要はないと良いと思います。我が家の場合はすでに4年以上

過ぎています。植え替えの際は枝を切り込んで根の周りの土をよく落として植え替えましょう。植物

は根が詰まってくると根腐れを起こしたり、栄養の吸収がうまくいかなくなります。 枝は大胆に切り

込んでも新しい根が伸び始めますと、勢いの良い新芽が伸びてきます。

 品種によって多少異なりますが、実は7月に入ると次第に熟し始めます。濃い紫色をしています。

熟すと他の果樹と同じように、急にひとまわりほど大きくなります。ブルーベリーの紫の色には

アントシアニンという目に良い成分が大量に含まれているそうです。

 ブルーベリーは四季を通じて楽しむことの出来る小果樹です。春は花、夏は実の収穫、そして

秋から初冬にかけては紅葉を楽しむことが出来ます。そんな事から近年著しく人気が出てきた

ようです。

 私自身は、こんなに人気が出る前から植えていました。しかし、その頃はあまり注目すべき果樹

ではありませんでした。と言うのも実自体が小さい上、食べてもさして美味しいものではなかった

からです。

 その後、インターネットでブルーベリーを専門に作っている人のサイトを見て、本格的に育てて

みようと考えました。そのサイトには、生食ではなくジャムにすると重宝だと書かれていました。また、

ジャムを作る方法も実に簡単でした。作り方は、実を採取してある程度の分量がたまったら水洗い

をし、砂糖を加え電子レンジで煮詰めるだけと言うものでした。これならさして手間はかかりません。

 一本では収穫出来る量が少ないので、その後にもう一本植えました。こうして二本だったのですが

今年、更にもう一本買い足し、その上、昨年は挿し木をしたので、これらが大きくなれば更に本数は

増える予定です。(こうして我が家では年を追う毎にブルーベリーの本数が増えています)

 木が大きくなったのと栽培方法を習得したことで、毎年大量の実を収穫するようになりました。

お陰様で我が家では消化しきれないほどのジャムが冷凍保存されています。と言うようなわけで

我が家では欠くことの出来ない重要果樹となりました。

 この植物、日本の山に自生している山ナスビとかガンスと言っているナツハゼによく似ています。

実の形や色、そして味までもそっくりです。恐らく同じ種類だろうと思われます。紫色をした色素を

持っているものには同じような効果があるようです。中が紫色をしたサツマイモなども重宝がられて

いるようです。

 みなさんにはブルーベリー作りをお勧めしたいのです。灌木なので庭の片隅に植えておけば邪魔

になるようなことはありません。小さな庭でも作ることは可能です。また、ベランダなどでも作れます。

垣根代わりに植えるのも良いのではないでしょうか。病害虫も比較的少なく手間もかかりません。

    

左、ブルーベリーの花 1999年4月撮影     右、ブルーベリーの色付き始めた頃   2000年7月30日撮影

追記

 先日、久しぶりに友人の家に行きました。山野草の株分けをしているので取りに来いと言うこと

でした。友人の家は周辺が田畑になっていて、その一角が五、六軒分の分譲地になっています。

友人の家の隣も同じ分譲住宅のようです。今まで何度か来たことがあったのに気が付かなかった

のか、その家は玄関先の庭に何本ものブルーベリーを植えていました。いつの頃から植えていた

のでしょうか。

 そう言えば最近ブルーベリーを植えているという家が多くなりました。私が初めて植えた頃は、

さほどでもなかったように思うのですが、ここ数年、急に増えたような感じがします。最近ではホーム

センター等でも苗を良く目にするようになりました。また、常時店頭に置いているような店もあるよう

です。

 岡山県では県北方面でブルーベリーを栽培し、ジャムに加工するだけでなく生食用としてお客さん

にブルーベリー狩りを楽しませているところもあるようです。先日もラジオで放送していたのですが、

ある道の駅では昨年からブルーベリーを植え、さっそく今年からお客さんを受け入れるのだと言って

いました。 「ええ」と我と我が耳を疑ってしまいました。何故ならブルーベリーの成長には数年を

要するからです。

 ブルーベリーはベリーとは言っても苺ではありません。一、二年では、とても収穫を楽しむほど

には成長しないはずなのですが、そこでは水耕栽培をしているとのことでした。 水耕栽培すると

木の成長は非常に早いようです。まさか野菜や苺でもあるまいし水耕栽培とは。それもたったの

一年で収穫できるほどの大きさになるとは。まさに驚くべき事でした。

 しかし、考えてみればあり得ない話ではありません。と言うのは我が家にも二本のブルーベリーが

あり一本は日当たりが悪く比較的軟らかい土で常時湿気のある場所に植えています。もう一本は

日当たりが良く比較的乾燥した硬い土のところに植えています。まるきり反対の条件の場所に

植えています。収穫量の多い方は日当たりが悪く常時湿り気のある方なのです。

 と言うことは、ブルーベリーは非常に湿度を要する植物かも知れません。そう言えば日当たりの

良い方は土も硬く、先日の雨が降るまではいくら水やりしても水がしみ込んでいきませんでした。

どうやら土の中の湿度が足りなかったようです。雨が降った後は元気を取り戻し小さな芽を幾つも

出し始めました。

 これほど雨の効果が顕著な植物も珍しいのではないでしょうか。これからは植える場所を考える

必要があるようです。それにしても水耕栽培とは、どのようにしているのでしょうか。大変興味が

あります。

 この植物、日本の山に自生している山ナスビとかガンスと言っているナツハゼによく似ています。

実の形や色、そして味までもそっくりです。恐らくは、同じ種類なのではないでしょうか。

 実は熟すと濃い紫色になります。この色がアントシアニン色素といって目に良いと言われています。

紫色をした色素を持っているものは同じような効果があるらしいです。近年、紫色をしたサツマイモ

なども重宝がられています。

 果樹栽培が初めてだと言う人にはブルーベリー栽培をお勧めします。灌木だから庭の片隅に植えて

おけば邪魔になるようなことはありません。垣根代わりにするのも良いのではないでしょうか。

 ブルーベリーは実だけでなく、花も紅葉も楽しむことが出来ます。そして、病害虫も少ないようですから

手間もかかりません。

                 2009年8月5日修正及び追記

 

追記

当初、電子レンジでジャムを作っていましたが、鍋で時間をかけて煮詰める方が出来は良いよう

です。一度、両方で作ってみて、どちらの方法が良いか比較してみて下さい。

                                 2005年8月15日掲載

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