2001年の野菜畑

雨の後見事なアスパラガスが伸びていました。今が食べ時です。   2001年4月

 今年の冬は、ことのほか雨が多い冬でした。そして、気温は例年よりは高かったのではないで

しょうか。春になって急激に気温が上がったと思っていたら、桜が開花する頃になって、少し冷え

込んだようです。毎年のように雨に泣かされる会社の定期修理も約二週間、雨らしい雨も降らず

奇跡のような好天候に恵まれました。

 我が家の果樹畑は今、花盛りです。この畑は長い間借りていたのですが、念願かなって我が家の

ものになりました。これを機会に大きな日陰を作っていたドングリの木3本を全て切ってしまいました。

そんな訳で畑の景色がすっかり変わってしまいました。夏場には日陰になって良いだろうと思って

いたのですが、かえって、この大木が大量の水や肥料を吸収していたようで、この木の近くに植えて

いるキウイの水やりには、毎年のように追われていました。これで少しは夏場の水やりに悩まされる

ことはないのではなかろうかと期待をしています。大木となった、これらの木の成長を助けていた

のは、畑に撒いていた大量の肥料と水でもあったのではなかろうかと思っています。

     

左は大きくなり始めたビワの実です。右はカリンの花です。  2001年4月15日撮影

 倒したドングリの木は、近所の人の風呂炊きと、我が家の椎茸のほだ木となりました。しばらく畑に

行かぬ間に雪柳が開花し、スモモが一斉に花開き、アンズの花はすでに散っていました。冬の間に

小さな実になっていた枇杷は、一段と丸みを増していました。鉢植えの果樹も、それぞれに花が咲い

たり、新芽がのぞいたりし始めました。

      

左の2枚はミニたまねぎから植えたものです。右は普通の苗から植えたたまねぎです。

    

ミニたまねぎは何故か二個か三個(写真は4個)に分球しています。   2001年4月

 これからは桃やネクタリン、なし、リンゴ、カリン、キウイ、葡萄と、花の季節は続き柑橘類の開花で

締めくくりとなります。野菜畑では昨年植えたタマネギが大きく成長しています。昨年は早めに植えて、

適切な時期に肥料を欠かさなかったので見事な株になっています。豌豆は遅く種を蒔いたので、冬の

間は小さなままでしたが、温かくなり始めてから一雨ごとにぐんぐんと成長しています。その他、ワケギは

今が旬(3月下旬から4月上旬)で、何度か我が家の食卓に上っています。ジャガイモもそろそろ芽が

出始めました。アスパラガスの株も大きくなり毎年収穫しています。先日も10本余り収穫しました。

    

左はきれいに生えそろったワケギです。ぬたにして食べると最高の旬の味です。

右の写真はスナップ豌豆です。花が開き始めました。  2001年4月

                                                         2001年4月15日掲載


 こうして毎年の繰り返しながら、畑の果樹や野菜は、その姿を日に日に変化させながら、夏に

近づいていきます。今から5月の上旬頃までが、夏野菜を植えるための準備期間です。

 既にタマネギは収穫しました。今年は下の写真のように小屋の軒にぶら下げてみました。昨年

は通気の悪い袋に入れたままにしていたので、蒸れて腐らせてしまいました。本来はこのように

風通しの良いところにぶら下げておく方法が一番良いのでしょうか。

小屋の軒先にぶらさげているタマネギ、今年の出来は最高でした  2001年6月中旬撮影

 アラスカは種まきが遅かったので芽が出ないものもありました。収穫が危ぶまれたのですが、

春になってどんどん株を広げ大収穫でした。どこの畑でも収穫が終わってから、我が家のアラスカ

は収穫となりました。

 スナップ豌豆には、どういうものか雑種の種が混ざっており、筋が固くて食べられないものがあり

ました。やはり種は信頼のおけるメーカーのものを買う方が良いようです。私は通常はタキイから

買っていますが、今回は注文が遅れてしまい、ホームセンターで買いました。それでも十分すぎる

ほどの収穫でした。何回にも分けて収穫しました。スナップ豌豆は料理に使える範囲が広いようで

我が家では大変重宝しています。

 5月の連休を利用して夏野菜を植え終わりました。最近では、年を追う毎に夏野菜の苗の出回る

のが早くなっているようです。私は例年変わることなく連休前後に植えています。

 キュウリは既に何本か収穫しました。トマトは太い軸にたくさん実が付いています。花も盛んに咲

いています。なすびはやっと一番果が形になり始めました。これからが本番です。

     

左は成長旺盛なキュウリ、真ん中は小さな実を付け始めたナスビ

 

右はたくましく成長しているトマトです  

2001年6月中旬撮影

 その他、枝豆やつゆ豆も花を開き始めました。トウモロコシは一段と軸が太くなり、たくましさを

増して来ました。友人に貰ったニガウリも蔓を伸ばし始めました。昨年の種が落ちたモロヘイヤが

芽を出しています。

     

つゆマメとも言われている菜豆です。右の写真は花が咲き始めている   2001年6月中旬撮影

 毎年、決まったように芽を出すのは紫蘇です。見事な赤紫蘇です。草の間でもたくましく伸びて

います。なくなったと思っていた里芋が芽を出し始め、あわてて他の場所に植え替えました。

買い足した種芋の方が質は悪かったようです。こんなことなら買わなければ良かったと後悔して

います。里芋の種芋の値段は結構高いのです。

   

上の写真左は手前が枝豆とトウモロコシ、右の写真は枝豆  2001年6月中旬撮影 

この写真は葉の艶も良い赤紫蘇  2001年6月上旬撮影

 しかし、夏野菜は長い梅雨が勝負です。長い梅雨をどう乗り切り、梅雨明けに病気にかからずに

成長を続けてくれれば成功ですが、トマトなどは昨日までは元気だったのに、今日はしおれていた

というような事も少なくないのです。

                                            2001年6月29日追記


       

左が丸なす、右が長なす

高級なのは丸なす、収穫の多いのは長なすの方です。

 なすび、トマト、ピーマンと夏野菜の主役は実(み)野菜が中心である。それもなす科のものが

多い。今年は夏の初めから、なすびがたくさん収穫できた。トマトも近所の人がうらやむような

出来である。キュウリも例年であれば早くから葉が枯れ始め、またたく間に収穫が出来なくなって

しまうのであるが、今も先端部は青々としており、いまだ収穫の最中である。トウモロコシも

キリギリスの食害被害があったくらいで、実入りは非常に良かった。残念な事に、収穫期を

わずかにのがしたために、せっかく出来の良かったトウモロコシの半分近くをだめにしてしまった。

収穫のタイミングというものは、なかなか難しいものである。今は二番目の苗を植え終わった

ところである。枝豆も二度ほど食卓に出たが、三度目を食べようと思った時は、すでに茶色に

なっていた。

        

左がピーマン、右はキュウリ

上は完熟のトマト

 今年は友人からニガウリの苗を貰った。それが見事に実を結び、ニガウリは作れないものと

初めから決めていたのだが、何と作りやすい野菜であろうか。肥料も十分ではない土地で

ぐんぐん蔓を伸ばし、その先端のあちらこちらに実が付いている。先日来、この周辺を行き交う

たびに、いままで感じたことのない匂いがしていた。匂いの元はニガウリの花であった。鼻を

よせてかぐと良い匂いがしている。瓜の仲間とはいえ南国の植物である。何から何まで他の

ウリとは異なるようだ。本当にウリ科なのだろうか。調べて見ようと思っている。ともあれ、ごつ

ごつとした表皮は、まるで恐竜のようである。ニガウリと称されるだけあって苦い。沖縄では夏の

健康食品としてゴーヤという名前で親しまれている。ゴーヤチャンプーという有名な料理もある。

(調べて見ましたところ、やはりウリ科でした。)

      

ニガウリの成熟した実と雄花(左)と雌花(右)

  

花はほのかではあるが良い匂いがする

 私達が子供の頃、レイシと言っていたものがありました。どんなものであったのか記憶は定か

ではないのですが、確かこんな形や色のものであったような微かな記憶はあるのです。しかし、

市場に出回っているレイシという食べ物は、台湾あたりから輸入された似ても似つかないもの

なのです。従って、レイシという呼んではいたけれど、それ自体はこのニガウリだったのかも

知れません。

 先日、畑に行ってみますといつの間に熟れたのか、ニガウリがオレンジ色になっていました。

中を割ってみますと真っ赤な種が詰まっています。なめてみると微かに甘いのです。あれほど

苦かった果肉にも甘みがあります。ニガウリは熟すと甘くなるのです。中の種は真っ赤な甘い

部分を取り除いて陰干しにしました。来年用に置いておこうと思っています。

                                            2001年8月21日


      

ニガウリの熟したものと、その中の真っ赤な種の部分。ゼラチン状の果肉が種についていてなめると甘かった。

 菜豆(インゲンマメ)が二番成りの花を付け、小さな実になり始めている。菜豆はつるになるものと

そうでないものがある。蔓立ちしないものは二度花を付ける。最初のものほど出来は良くないが、

それでも手入れさえよければ収穫は問題ないようだ。その他、青シソや昨年の種がそのまま成長

したモロヘイヤ等が収穫の対象となっている。

 畑を持たない人にとってはうらやましい話であろうが、自然に熟したトマトは本当に甘くておい

しい。改良種である桃太郎などに負けないような味である。自然に熟れたものは品種に関係なく

味は良い。

 自然の恵みに感謝しながら、今日も竹かごに収穫を詰めている。なすびは長くなりすぎた軸を

切って秋なすびに期待をつないでいる。

       

左は枝豆、右はトウモロコシ。トウモロコシと枝豆は収穫前の写真

 

上は菜豆(インゲン豆)

                                            2001年8月11日追記


畑も実りの秋です!!

 豊かな実りの秋がやってきました。田圃では穂の重みに耐えかねた稲が倒れたり、倒れかけて

います。今年、岡山県では台風などの天災もなく大豊作のようです。

   

左は日に日に大きくなっていく大根(右)とカブラ(左)

右はやっと害虫による被害もおさまって本格的に成長を始めたブロッコリー  2001年10月中旬撮影

 我が家の畑では夏野菜がほとんど終わり、白菜、大根、カブラ、春菊、ネギ、ブロッコリーなどの

冬野菜の季節となりました。大根の種まきは例年より少し早めにしてみました。その結果、すでに

太くなりかけた白い根が割れた土の間からのぞいています。カブラも漬け物にするには、丁度良い

くらいの大きさです。植えた直後は青虫にやられて、さんざんだったブロッコリーも今は大きくたくま

しくなってきました。春菊は気温が高いせいか伸びすぎて困っています。例年であれば白菜の半分

以上はヨトウムシにやられてしまうのですが、果たして今年はどうでしょうか。今はほんの少し葉を

巻き始めています。ネギは一夏を越えて急に元気になりました。立派なネギになっています。

     

左は大きく葉を広げ中心部は巻き始めた白菜。右の写真は伸びすぎたしゅんきく。

 

上はきれいなネギ    2001年10月中旬撮影

 夏の作物であるナスビは枝を切り戻した後、花を付け実になりました。もう二度ほど収穫しました。

例年の事なのですが、この季節になってピーマンが次から次へと実を付けています。柔らかくて

大きな実です。店先に並べてもけっして見劣りがしないような立派な実です。その他、ニガウリは

まだ収穫が出来そうです。

     

今は夏野菜と冬野菜が同居している季節です。今もなお収穫を続けているピーマンとなすび。

 

上は収穫の終わったトウモロコシ  2001年10月撮影

 里芋を二度ほど掘ってみました。鶏の手羽元と一緒に炊くと、とてもおいしくなります。こうして、

夏野菜と冬野菜が入れ替わり、少しずつ季節が移り変わっていきます。

     

左は今も収穫を続けている菜豆(インゲン豆)

右はそろそろ掘ろうと思っているサツマイモ   2001年10月撮影

                                            2001年10月21日掲載


 朝夕はすっかり冷え込むようになりました。野菜畑も夏野菜は姿を消し、冬野菜のみとなりました。

白菜は多少ヨトウムシに食べられているようですが、もう少しで収穫出来そうです。大根もカブも

見事なほどに出来も良く、これも近い内に収穫できるようになると思います。

 葉っぱが赤く色付き始めたサツマイモを掘ってみました。苗が良くなかったことと植え付けが

遅かったので出来は今ひとつというところでした。

 ワケギの植え付け、エンドウ類の種まき、空豆の種まきを終わり、小さな芽が出ています。

ブロッコリーは大きな葉っぱの芯の部分に蕾の固まりが見え始めました。これからどんどん大きく

なるものと思われます。お正月には収穫できると良いのですが。

                                        2009年8月14日加筆修正

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