2001年の果樹畑

 季節は初夏から本格的な夏へと変わりつつあります。梅雨入り宣言をして以来、久しく雨は降り

ませんでしたが、いよいよ本格的な梅雨のシーズンを迎えたようです。

 木々の緑も一段と濃さを増したようです。我が家の果樹畑では枇杷の収穫が終わりました。

何年かぶりの大収穫でした。竹籠に4杯という収穫でした。

       

今年は何もかにもがうまくいった年でした。     おかげで上記のような立派なビワがたくさん収穫できました。

 袋を掛ける時、出来るだけ間引いたつもりでしたが、それでも残しすぎたとみえて少し小ぶり

の実でした。甘みは、こんなもんでしょうか。枇杷は特徴のない上品な味です。少し早いと酸味

が残っています。熟した実をそのままにしておきますと、しわがより始めます。この直前ぐらいが

一番甘いようです。

 今年もカラス対策でネットを張りました。おかげで被害に遭うことなく収穫できました。効果は

やはり抜群です。しかし、ヒヨは恐れ気もなくつつきにきます。

カラスの被害防止のために張ったネット。ネットのおかげで被害はほとんどありませんでした。

 小果樹のキイチゴやビックリグミも熟しています。昨年買ったキイチゴは早くも実を付けました。

すごい勢いで蔓を伸ばしています。さてこの蔓をどうしたものかと思案しています。やはり、野生

に近いものは強くたくましいようです。

 ビックリグミは鳥が運んできた種が芽を出したものです。既に私の背丈ほどにも伸びて、昨年

は申し訳程度に実を付けました。今年はたくさんの実を付けています。いくら大きな実とは言え、

やはりグミの味はグミの味、渋いです。隣の男の子がこっそり来ては食べています。

      

小果樹のびっくりグミと木イチゴ

 アンズは子供の頃、食べた経験がありませんでした。従って、どんな時期に食べるとおいしい

のかまったく分かりませんでした。そんな訳で、昨年は収穫期を逃してしまい、取りに行ったら

すべての実が落ちた後でした。今年は気を付けていましたので、ほとんど無駄にすることなく

収穫しました。早めに収穫したものはアンズ酒にしました。熟して収穫したものはそのまま食べ

ました。梅の熟したものに似ていますが、香りはほとんどありません。酸味も少なくさっぱりとした

甘みは、他の果物では感じた事のないものでした。

アンズの収穫期がやっと掴めました。

 これからはスモモの収穫期ですが、毎年この時期になると雨に降られ実が割れてしまいます。

そうなると、そこから腐りはじめカビがきて、ますますひどくなります。ほとんど収穫できなかった

事も少なくありません。せめて収穫が終わるまで雨が降らないで欲しいと願っています。

 スモモが終われば、リンゴの津軽、そして桃へと続きます。

幸いに梅雨の中休みがあったので、割れたり腐ったりするものが少なく大収穫の年となりました。

                                            2001年6月20日記録


 7月の中旬に早生の桃、白鳳(はくおう)の収穫が終わりました。その後しばらくして清水白桃の

収穫が始まりました。清水白桃は毎年、数多く実を付けすぎたり収穫時期を逃したりで、なかなか

良い実を収穫することが出来ませんでした。今年はアケビコノハ(吸汁蛾)の被害を受ける前に

収穫期を少し早めました。それでもかなりな個数、被害にあって腐らせてしまいました。ぎりぎり

まで熟させて、袋の中で落果させれば最高の味ではあるのですが、その分被害は多くなります。

おそらく大半がアケビコノハの被害にあって無傷なものは、ほとんどないに等しいという哀れな

結果に終わってしまう事間違いなしです。従って、今年は収穫を少し早めたのは、成功だったと

言えるのではないでしょうか。

大きさといい色つやといい申し分のない桃です。甘みも格別なものでした。

 そんな事を考えあわせると、白鳳の方が作りやすいと言えるのかも知れません。白鳳の収穫期

は清水白桃より二週間から三週間くらいは早いからです。アケビコノハの活動期については定か

ではありませんが、梅雨明け少し前に収穫となりますので、本格的な活動期に入っていないのかも

知れません。桃の質や知名度からいうと白桃の方が上のようですが、味の点からは、そう遜色は

ないように思います。従って、これから桃を作ってみようという方には白鳳をお勧めします。

 今は白桃が終わり、小さな果実ブルーベリーが収穫真っ盛りといったところです。我が家には

品種の異なるものが二本あります。今年はいずれの木もたくさん実を付けています。先日取りだめ

しておいたものを家内がジャムにしていました。自家製のジャムの作り方は実に簡単です。取りだめ

したブルーベリーを器に入れ、砂糖を好みによって加え、そのまま電子レンジにかければ出来ます。

混ぜものの全くない純粋なブルーベリージャムの出来上がりです。

 さて、そろそろ収穫期が近づきつつあるのはプルーンです。すでに紫色が濃くなっています。この

表皮に白く粉を吹き始めたら収穫です。8月の下旬頃が最適期でしょうか。

   

左は収穫期も近いプルーンです。まだ少し酸っぱいですが熟すと甘くなります。

右はたくさんの実が付いたブルーベリーです。簡単にジャムが作れます。

リンゴ「津軽」収穫期

 津軽の収穫期が来ました。先日、久々に畑に行ってみると例年のように津軽が袋毎地面に

落ちていました。完熟すると見られる現象です。袋のままのものは色づきが悪く白い色をして

いますが、無袋のものは綺麗な薄紅色をしています。味は変わりません。少し早採りのものを

早速、食後のデザートとして食べました。ほのかな甘みと酸味がミックスして、夏の終わりの

果物にふさわしいあっさり味でした。その後、一週間ほどして全部収穫しました。籠一杯ほど

ありました。今年の出来は申し分のない出来だったのではないでしょうか。

                                           2001年9月17日掲載


大木は巨大なポンプだった!!

 はっきり言って驚きました。当然と言えば当然の事なのですが、こんなに結果がはっきり現れる

ものとは思いませんでした。キウイのすぐ側に生えていた大きな団栗の木を3本、今年の初め頃

切り倒しました。見事な大木でした。

 そして、今年の夏のことです。木が強力なポンプであることを知ったのは今年の夏の事です。

キウイを直射日光から守る意味合いと、地上からの水分の蒸発を押さえる目的で、キウイの側

にあるドングリの木3本と柿の木を切らずにそのままにしておきました。

 しかし、このまま大きくし続けると、いつかは切り倒さなければならなくなった時が大変だと思い、

今年に入って早々に、植木屋さんに頼んで切り倒して貰いました。

 ところが真夏になって、例年なら何度も水やりをしなければ、すぐ枯れそうな位しおれてしまって

いたキウイが、ほとんどそういうこともなく一夏を越えてしまったのです。私が今まで考えてきた事と

全く逆の現象でした。

 つまり大木は大きな水ポンプの役目を果たしていて、自らの体を支えるために地上に撒かれた

水や雨の大半を、自らの成長のために使っていたのでした。当然と言えば当然の事なのですが、

何故もっと早く気が付かなかったのだろうと今更に悔やんでいます。そして例年なら枝を伸ばす

ことの少なかった伊予柑が、秋になって新芽を伸ばしたのです。キウイは裏年なので、ほんの少し

しか実を付けていませんが、実の数が少ないからだけではなく、心なしか実太りも良いようです。

栄養の方も十分に行き渡っているのではないかと思っています。

                                           2001年9月17日掲載

 大木だった5本の木を切り倒して8年が過ぎました。この間、三本は確実に枯れてしまいました。

しかし二本は残り、再び大木になろうとしています。今年の冬には切り倒そうと思っています。

                                           2009年8月14日追記


収穫の秋が始まる

 一斉に実りの秋を迎えました。何もかもが一度に熟し始めるのです。記録に書きとどめぬ

まま、なくなってしまった果実もたくさんありますので、写真のみを掲載しておきます。

     

今年初めて本格的な収穫の出来た我が家の栗です。小さな木ですが結構実を付けました。

今後が楽しみです。いががはじけて今にも落ちそうな栗の実、そして収穫した栗の実、

栗ご飯にして食べました。  2001年10月上旬撮影

     

左は鈴なりのカリン、枝が重く垂れ下がっています。大豊作です。  2001年10月21日撮影

右はデラウエアです。ブドウの中で唯一まともな収穫が出来るのはこれだけです。  2001年10月上旬撮影

 今年はたくさん実が付きました。しかし、例年のように熟し始めると、アケビコノハ(夜になると

やってきて熟し始めた果実の汁を吸う蛾)の被害に遭いました。被害に遭った実が、たくさん落ちて

しまいました。しかし家族で食べるには十分な収穫量でした。

こんなにきれいで大きな実が成りました。  2001年9月下旬撮影


本格的な秋を迎えた果樹畑

 果樹畑ではみかん、ハッサク、夏みかん、安政柑、ダイダイ、レモンと言った柑橘類をはじめと

して、柿やキウイが大きくなっています。ハッサクは摘果の成果もあって立派な実が付いています。

個数は比較的少ないのですが、重さに耐えかねた枝が大きく垂れています。先日、垂れ下がった

枝に支柱をしてやりました。

    

左は日毎に大きくなっている八朔の実、枝が大きく垂れている。

右は大きさを名刺大のものと比較したもの   2001年10月中旬撮影

 熟柿はこの夏の異常な暑さとその影響か例年になくヘタ虫による被害が多く、実が熟さぬまま、

ぼたぼたと落ちて畑を汚していました。それでも、残ったものは少しずつ熟し始め、収穫可能な

ものが何個かぶら下がっています。富有柿は数が多すぎて、玉太りが今ひとつと言ったところ

です。そろそろ、カラスの被害に遭いそうなのでネットを張る準備をしています。富有柿の本格的

な収穫は今月の下旬からではないかと楽しみにしています。

     

左は大きな葉の間から見え隠れしている熟柿

右は枝も折れんばかりにたくさん実の付いている富有柿   2001年10月21日撮影

 キウイは裏年となってしまいました。昨年、実をたくさん付けすぎたのです。そんなわけで、数は

少ないのですが、例年になく大きな実になりました。そして、近くにあった大きなドングリの木を

切り倒したので、水涸れの被害もほとんどなくなりました。

実太りの良いキウイです。これなら店に出せます。  2001年10月21日撮影

 柑橘類はこれから12月、あるものは2月頃にかけて、まだまだ大きくなるものと思います。

ハッサクは今でも店に出して恥ずかしくないような立派な形と大きさをしています。12月下旬の

収穫の頃には、なお一層大きくなっているものと思っています。収穫が大変楽しみです。今年は

裏年ではないかと思っていたレモンもたくさん実を付けています。この木は大変丈夫です。台風の

被害に遭い一度は木が真っ二つに裂けるということもあったのですが、見事に復活しました。命の

たくましさを感じます。

    

左は宮川早生(みかん)、右はレモン、今年も又たくさんの実が付いている。  2001年10月21日撮影

 ビワの蕾がたくさん付いています。この木のたくましさには驚いてしまいます。おおよそ裏年と言う

ようなものが無いのです。この調子だと来年もたくさん実を付けてくれそうです。

 今年もビワの実の収穫から始まってビワの蕾に終わるまで、果樹の季節はほぼ一巡したことに

なります。愛読ありがとう御座いました。               もの作り感謝

白い毛に覆われて房状になったビワのみが枝の先端にたくさん付いている  2001年10月21日撮影

                                           2001年10月23日掲載


 柿の収穫を始めました。家の前の柿の木は昨年が豊作の年でした。そんなわけで、今年の出来

は良くありませんでした。富有柿もほんの少し(玉太りは十分ですが)、そして渋柿もほんの少しと

いう状態でした。渋柿は早速、皮をむいで吊し柿にしました。大きな玉の吊し柿です。一個で市販の

吊し柿三個分くらいの大きさです。

 八朔や夏ミカンの色付きが本格化してきました。多少酸味のあった宮川早生(みかん)も、甘みが

増しいつでも収穫出来そうです。その他、安政柑、ダイダイ、レモン等もこれから本格的に色付き

始めるものと思います。

 富有柿が見事なほどに実を付けています。数が多いだけに小さな実です。へタムシの被害に

あって、これくらい残っているのですから、そうでなかったら、それこそ鈴なりといった状態になって

いたのではないでしょうか。

 キウイは裏年でした。わずかばかりがぶら下がっています。収穫をして追熟をさせようと思って

います。追熟はリンゴと一緒にビニール袋に入れて密封しておきます。三週間ぐらいで柔らかく

なり、甘みも増すと思います。

                                      2009年8月14日修正追記

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