「有 限 数 列」についてまとめてみました。

私が高校生の時、「日本文教出版」(岡山市)から「解析読本」というシリーズが出版されていました。著者は岡山大学の教養部の先生たちでした。監修は「点集合論」で世界的に著名な稲垣先生(理学部数学科教授)でした。

このシリーズは「二次函数の巻」、「方程式・不等式の巻」、「指数・対数の巻」、「微分の巻」、「積分の巻」、「数列の巻」などなどの分冊でした。紙質はお世辞にも良いといえるものではありませんでしたが、著者の数学教育に対する熱意が感じられ、誰が読んでも理解できるように懇切丁寧に説明されていました。私が所有していたのはその一部でしたが、歳月ともにボロボロになって読みにくいものになりました。そこで十数年前に、ちょうど数列の授業をする際にその内容をもう一度「ワープロ」で打ち直したものをプリントにして生徒たちへの補助教材に使用させていただきました。

当時ワープロソフト「P1.EXE」を使って、数式を書いていましたが、今回はTeX(pLaTeX)で書き直してみました。ただ、「無限数列=極限」の部分は割愛しました。なお、このページであげさせていただいた「解析読本」の内容の掲載につきましては、「日本文教出版(株)」の許可をいただいています。著者のうち現在ご存命の方は、北山先生だけだそうです。「復刻版 を是非に!」とお願いしましたが、時代の流れに逆らえないというご事情もあり無理なようです。


数列について(PDF)

数列について(ソース)

数列について(dvi)


 

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