
このソフトについて多くを語る必要はないでしょう。数学支援システムとして今や世界的に有名なコンピュータソフトウエアの一つです。特に数学のグラフィック化に多大な貢献をしています。二次元や三次元のグラフが簡単に描けることがその大きな特徴です。関数論や解析学、また線形代数・幾何学などの数式処理システムとして大学の研究者・学生を中心としてよく使用されているようです。
また近年、他の自然科学ばかりでなく、統計学や社会科学などの分野でも注目を集めています。以下、2〜3の例を挙げてその一端を紹介したいと思います。
<Mathematicaによる図形の表示>(いくつかの例)
「3次元のグラフ」
次のグラフは、参考書を片手に遊び半分で書いてみました。Pentium133MHZでは2分以上(体感)ほどかかりましたが、Macintosh G3 DT266 では数秒で描いてしまいました。「Mathematica」は、やはりMacintosh向きのソフトだと感じました。特にGeneration3 の機種では驚くほどの描画速度です。
もちろん高速な「Windows」の機種、または「Linux」などの上でも十分軽快に動いてくれるようです。
個人で購入するには高価ですが、学生諸君は「Mathematica For Students」や「キャンパスライセンス」などの利用を考えればよいのではないかと思います。
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Mathematicaの描画能力には驚くばかりです。次のような図形も瞬時に描くことが出来ます。
(メビウスの帯)
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![[Graphics:moebiusgr3.gif]](moebiusgr3.gif)
(Polyhedra)
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![[Graphics:hedragr3.gif]](hedragr3.gif)
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![[Graphics:cup01gr3.gif]](cup01gr3.gif)


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(ちょっと面白い形のグラフ)(その2)
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![[Graphics:mathgr3.gif]](mathgr3.gif)