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JD2号の楽書きだ〜いすき

1幸せになる決心  / 2第23回第一生命のサラリーマン川柳  / 3世界がもし100人の村だったら  / 4「ママ・ドント・クライ♪」 :原田宗典   / 5「ウサギとカメのその後の話」 阿部千夏  / 6グランプリ受賞作品電話部門─   / 7盆踊り用音頭の音源入手のお尋ね。 (1) / 8パノラマ写真 (2) / 9再生  / 10名月を・・・ (1) / 11同期会 (2) / 12中・四国ブロックインディアカ大会 in 広島  / 13同期会 (1) / 14太鼓仲間  / 15満おじちゃ〜ん (2) / 16シャッターチャンス  / 17落日  / 18陽光  / 19ご無沙汰しております (1) / 20リニューアル  /



◆ 幸せになる決心 投稿者:管理者  引用する 
某所より

*****

私は、「自分を幸せにする」・・そう決心しました。
「自分を幸せにする」ということは、自分が幸せと思える望ましいことを、自分が選択して実行することだと思っています。。

その望ましいことと言うのは、決して無理してすることではなく、自分の出来ることで良いのです。
何故なら、人間にはどうやっても出来ない限界が有るし、能力にも比較できない個性や個人差があるからです。

自分が望ましいと思えることをしていくと、自分の心が歓び、活き活きとしてきます。
そして、満ち足りて幸せを感じます・・・・

いつも、幸せを感じ続けましょう・・
歓び幸せになることに、罪悪感を感じないでくださいね。

自然や宇宙は、生命が活動出来るように、色々なものを何の見返りもなく与え続けています。生かされているのです。
「命よ、生きなさい」と、言われているように私は感じています。
だから、自然や宇宙に感謝を感じ、それを歓び、幸せであり続けることが、自然や宇宙へのお返しになると思っています。

でも、それだけではありません。

自分がいつも幸せでいると、見返りを求めず人に優しくしたり、笑顔で接して、周りにも幸せを分けてあげられるのです。
また、どんなことが身の回りに起こっても、受け止めて前向きに動いていけます。
そして、分かち合った幸せは周りへと伝染し、更に広がって行きます。

大きな幸せだけでなく、小さな幸せにも気付けるようになってきます。
多くの幸せに気が付く心の豊かさは、幸せの豊かさになり、幸せが満ちあふれ、沢山の人に分かち合えます。
無理しなくて良いです、出来るだけで良いですから、小さな幸せから気が付いて行きませんか?

他人の幸せも、一緒に歓びましょう。
羨ましがる必要なんか無いのです。
だって、他人に与えて貰わなくても、自分で充分幸せになれるからです。

良かったら、一緒に幸せになる決心をしませんか?
多くの人と、幸せになりたいです。
みなさんも、そうだと感じます。

*****

2010/04/04(Sun) 08:41:57 [ No.108 ]

◆ 第23回第一生命のサラリーマン川柳 投稿者:管理者  引用する 
第一生命のサラリーマン川柳、第23回、今年も100句が出揃いました。
応募作品 29,215句

-------------------------------------------------------

作品       句                   雅号
1   逆らえず ウチのこづかい 仕分け人            愛妻家
2   喫煙の 場所はなくなり 税ふえる        スモーキングパパ
3   体脂肪 燃やして発電 出来ないか           ちょびっと
4   仕分け人 妻に比べりゃ まだ甘い            北の揺人
5   草食系? いいえ我が家は 粗食系           頑張れパパ
6   チェンジとは 言ってたことを 変えること! マニュフェスト 無夫
7   一・二・三 我が家のビール 変遷史             しゅう
8   地デジ買い 財布の中も 薄型に            アナログおやじ
9   二人の子 婚活、就活 親カツカツ              浄水器
10  もやしっ子 草食系に 成長し               晴耕雨読
11  水族館 フグもメタボと 孫笑う             フグの神
12  定年後 肩書き外れ 人離れ            天童ラフランス
13  タバコやめ 使わぬタスポ 身分証           団塊オヤジ
14  「先を読め!」 言った先輩 リストラに           山悦
15  妻キレて 「来とうなかった 嫁になど」      一見(いっけん)
16  閉鎖した 子供は学級 俺会社              リーマン
17  嵐好き!! 俺は晴れてる 方がいい      松潤大好きおばさん
18  ETC 付けるまでが 大渋滞               ゴン太
19  コンカツは ロースか?フィレ?かと父は聞き      のりちゃん
20  帰宅して チューはされずに シューされる      バイキンマン
21  何着ても サイズと財布が 邪魔をする           正直者
22  インフルで 会社を休むも 支障無し        名ばかり管理職
23  友人の 結婚式は 婚活場               デフジャム
24  70歳 オラの村では 青年部                 長老
25  ただいまは 犬に言うなよ オレに言え         さらば地球
26  マスクして 咳して上司 遠ざける            小林一緒
27  許される 仏は三度 妻一度              湘南おじん
28  エコカーで ETCで 無駄走り           読み人知らず
29  賞金王 幼い息子に 夢託す            いつかは遼の父
30  買えなけりゃ エコポイントは 貯められぬ      アナログ主義
31  遠き日の 密約メモを 探す妻             おくの細道
32  つきつめて 理想の父が 犬になり            いじまろ
33  咳すれば 視線を感じる バスの中          インフル遠座
34  愛煙家 税金取られ 場所取られ             川柳駄作
35  かかったぜ 新型インフル ぼく若い             還暦
36  おやじギャグ 何度も言うな 聞こえてる         ひつじこ
37  百切れぬ ゴルフも腹も 超メタボ             目多坊
38  気をつけろ ブレる上司と キレる部下         中間管理職
39  癒し系 結婚したら 嫌み系               草食系男子
40  喫煙所 探して歩き 10000歩           キンニクマン
41  会社より ハローワークは 無欠勤           ハウススター
42  エコライフ 行かず動かず 何もせず             後始末
43  節約と 人には言わず エコと言う            環境問題
44  年賀状 生きてる証に 投函し            楽しい同窓会
45  温暖化 なのに就活 氷河期へ       金魚姫(きんぎょひめ)
46  ママドラマ パパ現実に 泪ぐむ              蚊注射
47  肉隠す 妻は巧みな 装飾系               制権後退
48  定年が あったらいいな 主婦業も          やりくりママ
49  座りたい 私の前だけ 何故立たぬ            痛勤快速
50  同窓会 お前幾つと 聞く友よ               若年寄
51  この嫁に 勝(まさ)るワクチン ないものか         姑息
52  喫茶店 味より大事な 喫煙可              カバごん
53  あなただ(・)け 言った妻が あなたど(・)け!!  家事まめ夫
54  激安の ジーンズ父の 勝負服(しょうぶふく)バリュー男(おとこ)
55  すぐ家出 諭吉はわが家の 問題児             甘下り
56  こどもでも 店長なのにと 妻なげく           みいみい
57  高速道 千円分も 進まない               清風快心
58  草食系 嫌いな食べ物 「ホウ・レン・ソウ」    上司のつぶやき
59  仕事減り ごみ出し買い物 家事おやじ           働き者
60  老夫婦 会話はずむが… かみ合わず          読み人知らず
61  ウチだって インフルだけは 新型だ         シロップリン
62  ほめ上手 君なら他社で がんばれる            紙風船
63  くじ運は 悪い方だと 妻を見る             さげまん
64  宝くじ 年が明けたら たかがくじ         いびつやしげる
65  仕分人 口調が妻と そっくりだ!             海の男
66  新型は 女房車(くるま)で 俺インフル          宇宙人
67  妙案は 会議室より 喫煙所             読み人知らず
68  向上心 景気とともに 下降気味               気分
69  孫の名を 遼と名付けて 夢を見る           ノーテンキ
70  わが妻の 額に欲しい 「愛」の文字          無茶キング
71  不景気で 就活あきらめ 婚活へ             新卒女性
72  さあ定年 妻がさし出す 求人誌         丁年(テイネン)
73  先を読め 読めるわけない 先がない           先端社員
74  膏薬(公約)は ツボを外して 効き目なし        春が来た
75  読めません デコメ・横文字 場の空気           板挟み
76  埋蔵金 本当にあった 妻名義              専業主婦
77  更衣室 社内情報 漏えい中                ポンタ
78  初孫が 熟年離婚の 抑止力                  絆
79  手抜きした 妻の言いわけ エコ弁当           とらさん
80  僕の髪 仕分けしたいが 足りません       ミックスジュース
81  手抜きして マスクの下は ノーメイク         別人28号
82  母の耳 内容次第で 遠くなり                磯仁
84  やめてくれ ジムで気合の レオタード     妻はぽっちゃり52歳
85  待機組 児童だけでは ありません              歩人
86  裁判員 宝くじより 先当たり            ラッキーさん
87  朝カレー 聞こえはいいけど 残り物         寂しいお父さん
88  知っている 俺で試すな 賞味期限          鬼嫁大好っ子
89  リスト(・)ラ(・)は どこにいるのと 孫が聞く    甘辛爺い
90  やすらぎが ほしくて結婚 しない僕           役立たず
91  ワークシェア 女房の仕事 俺に来た           仕切の会
92  ストレスが 夫のダジャレで 倍になる      マイホーム・ママ
93  自転車も 付けてください エコ減税          子持ちママ
94  フェロモンが 十年経てば ホルモンに          一豊の妻
95  便利です マスクで隠れる 大あくび           大和撫子
96  「離さない!」 10年経つと 話さない          倦怠夫婦
97  忘れ物 昔はチューで 今はゴミ              アスカ
98  豆まきを したのに家に 鬼が居る            ぷ〜ぬく
99  一言が 足りない俺に 多い妻             みやっさん
100  おかえりと 笑顔で言われ 身構える             窮鼠

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【歴代第1位作品】
第22回 しゅう恥心 なくした妻は ポーニョポニョ   オーマイガット
第21回 「空気読め!!」 それより部下の 気持ち読め!!    のりちゃん
第20回 脳年齢 年金すでに もらえます            満33歳
第19回 昼食は 妻がセレブで 俺セルフ            一夢庵
第18回 オレオレに 亭主と知りつつ 電話切る         反抗妻
第17回 「課長いる?」 返ったこたえは 「いりません!」 ごもっとも
第16回 タバコより 体に悪い 妻のグチ         −小心亭主−
第15回 デジカメの エサはなんだと 孫に聞く        浦島太郎
第14回 ドットコム どこが混むのと 聞く上司       ネット不安
第13回 プロポーズ あの日にかえって ことわりたい      恐妻男
第12回 コストダウン さけぶあんたが コスト高     四万十川信彦
第11回 わが家では 子供ポケモン パパノケモン       万年若様
第10回 「早くやれ」 そう言うことは 早く言え         新舞い
第 9回 『ゴハンよ』と 呼ばれて行けば タマだった      窓際亭主
第 8回 やせてやる!! コレ食べてから やせてやる!!      栗饅頭之命
第 7回 連れ込むな! わたしは急に 泊まれない        紫武都
第 6回 いい家内 10年経ったら おっ家内         自宅拒否症
第 5回 まだ寝てる 帰ってみれば もう寝てる       遠くの我家
第 4回 ボディコンを 無理して着たら ボンレスハム  となりのトトロ

2010/02/14(Sun) 10:12:03 [ No.107 ]

◆ 世界がもし100人の村だったら 投稿者:管理者  引用する 
世界がもし100人の村だったら

在の人類統計比率をきちんと盛り込んで、全世界を100人の村に縮小するとどうなるでしょう。その村には・・・

 57人のアジア人
 21人のヨーロッパ人
 14人の南北アメリカ人
 8人のアフリカ人がいます

 52人が女性です
 48人が男性です 

 70人が有色人種で
 30人が白人

 70人がキリスト教以外の人で
 30人がキリスト教

 89人が異性愛者で
 11人が同性愛者

 6人が全世界の富の59%を所有し、その6人ともがアメリカ国籍

 80人は標準以下の居住環境に住み
 70人は文字が読めません
 50人は栄養失調に苦しみ
 1人が瀕死の状態にあり
 1人はいま、生まれようとしています

 1人は(そうたった1人)は大学の教育を受け
 そしてたった1人だけがコンピューターを所有しています

 もしこのように、縮小された全体図から私達の世界を見るなら、
 
 相手をあるがままに受け入れること、自分と違う人を理解すること、
 
 そして、そういう事実を知るための教育がいかに必要かは火をみるよりあきら  
 かです。

 パート2
 
 また、次のような視点からもじっくり考えてみましょう。
 もし、あなたが今朝、目が覚めた時、病気でなく健康だなと感じることができ 
 たなら・・あなたは今いきのこることのできないであろう100万人の人たちより 
 恵まれています。
 
 もしあなたが戦いの危険や、投獄される孤独や苦悩、あるいは飢えの悲痛を一 
 度も体験したことがないのなら・・・あなたは世界の5億人の人たちより恵まれ
 
 ています。

 もしあなたがしつこく苦しめられることや、逮捕、拷問または死の恐怖を感じ 
 ることなしに教会のミサに行くことができるなら・・・あなたは世界の30億人 
 のひとたちより恵まれています。
 
 もし冷蔵庫に食料があり、着る服があり、頭の上に屋根があり、寝る場所があ 
 るのなら・・・あなたは世界の75%の人たちより裕福で恵まれています。
 
 もし銀行に預金があり、お財布にお金があり、家のどこかに小銭が入った入れ
 
 物があるなら・・・あなたはこの世界の中でもっとも裕福な上位8%のうちの
 
 ひとりです。
 
 もしあなたの両親がともに健在で、そして二人がまだ一緒なら・・・それはと
 
 ても稀なことです。

 もしこのメッセージを読むことができるなら、あなたはこの瞬間二倍の祝福を  
 うけるでしょう。なぜならあなたの事を思ってこれを伝えている誰かがいて, 
 その上あなたはまったく文字の読めない世界中の20億の人々よりずっと恵まれ 
 ているからです。

 パート3

 昔の人がこう言いました。 わが身から出るものはいずれ我が身に戻り来る、 と。
 
 お金に執着することなく、喜んで働きましょう。
 
 かつて一度も傷ついたことがないかのごとく、人を愛しましょう。
 
 誰もみていないかのごとく自由に踊りましょう。
 
 誰も聞いていないかのごとくのびやかに歌いましょう。
 
 あたかもここが地上の天国であるかのように生きていきましょう。

2009/11/18(Wed) 22:06:04 [ No.106 ]

◆ 「ママ・ドント・クライ♪」 :原田宗典 投稿者:管理者  引用する 
「ママ・ドント・クライ♪」

物心がついてからこっち、涙を流したことなんて二回しかない。
本当さ。

一回は小学校6年の時。
結構、本気で集めていた切手帳を、教室で盗まれちゃったときのことだ。
今考えてみれば、使用済みの切手ばかりでケチな内容なんだけど、当時はまだ子供だったしね。
本当にがっくり来て、自分が可哀相になって泣いちゃったんだな。

二回目は十七歳のときのことだ。
いい年こいて、恥ずかしい話だけど。
その時のことを話すよ。

ぼくの父親は救いようのないロクデナシでね。
根っからの博打打ちなんだ。
今時、珍しいと思われるかもしれないけど、本当さ。
といってもヤクザ屋さんじゃないよ。
一応カタギで、セールスマンをやってた。
セールスするものは、その時どきで入れ替わり立ち代りするんだ。百貨辞典を売り歩いていることもあれば、ミシンを売っていたり、医学関係のビデオを病院に売りつけたり、まあ色々さ。

ぼくが中学の時には、インチキ洗剤をセールスして大もうけしたこともあった。
これが、いわゆるネズミ講でね。
けれど本当にウマイ話なんて世の中にはないのさ。
結局、損をした会員たちが騒ぎ始めて、儲けた連中はオヤジを含めて世間から袋叩きにあって、もうケチョン、ケチョンだよ。
その後、オヤジは競馬や競輪の違法仲介のノミ屋を始めるんだけど、そんな生活を繰り返していたおかげで、家の中はすっかり暗くなっちまった。

毎月末には借金返済を迫る電話がガンガン掛かってきたし、ヤクザ屋さんも取り立てにきたりさ。
もう本当に参ったよ。
それでもオヤジは博打を止めようとしなかった。
そのうち麻雀に出かけるようになり、家にもあまり寄り付かなくなった。

オヤジが不在がちになり、稼ぎを入れなくなると、仕方なくお袋は給食センターみたいなところへ働きに出るようになった。
家にはぼく一人だけがいるみたいな状況だ。

そんな毎日のなかで、ぼくの唯一の楽しみといったら、バイクに乗って当てもなく走り回るくらいのことだった。
バイクといっても小型の80ccでさ。
ヤマハのミニトレっての。
高校二年のとき、一夏つぶして懸命にバイトして買ったのさ。
青果市場から駅まで、トラックに積んだ桃を運ぶっていうバイトだった。

ありがたいことにお袋は、ぼくが自分で稼いだ金の使途については何も意見しなかった。
ちょっと後ろめたかったけどさ。
何しろ十七歳だったからね、ひとつくらい自分の楽しみがないと、気が狂いそうだったんだよ。

そして、高校三年の夏。
ぼくはミニトレのシートにでかい箱をくくりつけて、お中元を配達するバイトをしていた。
このバイトは桃運びに較べると、ペイも良かったし、何しろバイクにのることで金になるなんて夢みたいな仕事さ。

この夏家のほうは相変わらずでね。
お袋は毎日朝から夜中まで給食センターだし、オヤジの奴は7月半ばから一度も姿をあらわさなかった。

9月になって、ぼくは夏の間に稼いだ金をお袋に見せ、使ってくれと申し出た。
別に親孝行気取ってるわけじゃないよ。
いつもお袋が働いているのに、自分だけがミニ乗ってフラフラしてる後ろめたさがあったからさ。

でもお袋は純粋に親孝行と受け取ったらしくてね。
大変な喜びようだった。
赤ん坊みたいな笑顔でさ。
あんなお袋みたの初めてだよ。
ところがお袋の奴、さんざんにハシャイだ末にこう言うんだよ。「ありがとう。でもこのお金はあなたが使いなさい」ってさ。

これにはぼくも驚いたね。
まったく予想外だったんで、しばらく唖然としちゃったよ。
お袋はお金の入った封筒をぼくの手へ握らせて、うれしそうに何度もうなずきながら台所へ引っ込んじゃった。
そしていつも通りにぼくの夜食を作りながら、何を思ったか、
「今度の日曜日、二人でどこかへ遊びに行きましょうか」
そんなことを言うんだ。

ぼくは少々面食らった。
だって格好悪いじゃないか。
いい年こいてオカアサンと一緒なんてさ。
だから最初は「よせやい」とか言って回避しようとしたんだけど、意外にもお袋は執拗だった。
あんまり言うもんだから、
「そんなこと言ったって、どこ行くのさ」
と訊き返すと、しばらく考え込んだ後に、
「動物園がいいな」なんて子供みたいなこと言うんだ。

「あなたのほら、オートバイで行きましょうよ。後ろへ乗れるんでしょう?そうすればバス代だって浮くし」
「ミニトレに?お袋と二人乗りかよ!」
あまりの提案に、ぼくは大笑いしてしまった。
ぼくはさんざん笑って、赤面し、何度も断わった。
けれどお袋はどうしても動物園に行くって言い張るのさ。

考えてみれば、お袋は昔から動物が好きでさ、犬とかネコとかをいっぱい飼いたいっていつも言ってたんだ。
だけどぼくの家は犬猫ご法度のアパートだしさ。
しかたなく、お袋はインコや金魚を飼ってたんだ。

だから、まあ動物園に行きたがる気持ちもなんとなく分かるじゃないか。
可哀相なんだよ。
毎日毎日何の楽しみもなく給食センターで働いてさ、皿洗いのやりすぎで指紋がなくなっちゃうほど頑張ってるんだから。
「しょうがねぇなぁ」
だから最後には、ぼくのほうが折れたのさ。
恥ずかしいのを我慢して、お袋の奴をちょっとだけ喜ばしてやろう。
そう思ったんだ。

そんな経緯があって、次の日曜日。
ぼくとお袋は連れ立って動物園に出かけた。
ホント恥ずかしくて死にそうだったよ。
動物園に車での二人乗りも恥ずかしかったけど、弁当のほうがもっと照れたな。

辺りを見渡すと家族連れはたくさんいたけど、ぼくらみたいな組み合わせは他にはいなかった。
なのにお袋の奴はウキウキしちゃってさ、「たまご焼きも食べなさいよ」とか「こっちがシャケで、こっちが梅干」とか大声で言うんだ。
ぼくはわざとふさぎこんで、不機嫌な表情でもくもくと食った。
そうでもしなきゃ、この気恥ずかしさに耐えられそうになかったのさ。

ところが昼飯を食い終わってお茶を飲む頃になると、今度はお袋のほうが、不意に黙りこんだんだよ。
どうしたのかな、と横目で様子を窺うと、お袋はちょっと目を潤ませていた。
そしてゆっくりした口調でこう言ったんだ。

「お父さんとね、私、離婚したのよ。7月に」
ぼくは飲んでいたお茶を止めて、お袋の横顔を見つめた。

「・・・これはね、男と女のことだから。分かってくれるわね。あなたになかなか言い出せなくて困ってたんだけど。平気よね。あなたもすっかり大人になって、お父さんの代わりに稼いだりしてくれるものね」
そこまで話すとお袋はぼろぼろ涙をこぼした。

「このあいだ、あなたがアルバイトしたお金を渡してくれたとき、本当にうれしかった。私、そんなこと全然考えていなかったから・・・。本当に、そんなこと全然考えていなかったの・・・」
お袋は一生懸命微笑もうとし、けれど上手くいかずに顔をくしゃくしゃにして泣いた。

ぼくは何か言ってやりたくて仕方なかったけれど、一言も浮かんでこなかった。
何ていうんだろう。
お袋が自分の子供のように思えてきちゃったのさ。
アルバイトで気楽に稼いだお金のことでこんなに感激するなんて。
本当に良いことがずっとなかったから、この程度のことで泣いちゃうんだよ。

その後、ぼくらは黙って園内をまわった。
その時の気持ち、うまく説明できないな。
さっきまでは照れ臭くて仕方なかったのに、今度は逆に、誇らしいような気分になっていたのさ。
要するにぼくは、お袋に連れられて、動物園にきたのではなく、お袋を動物園に連れてきたんだ。
そういう気持ちになっていたんだよ。

ミニトレに跨り、エンジンをかける。
サイドスタンドを外して、
「さあ、乗んなよ」
振り向いて、そう言う。
するとニ、三歩離れて立っていたお袋は、微笑んで小さくうなずいた。
その様子が、妙に老け込んで見える。

「ああ、楽しかった」
お袋はぼくの腰に腕を回しながら、誰にともなくそう呟いた。
ぼくは自分のベルトあたりで組み合わされているお袋の手を見た。皿洗いのやりすぎで、指紋もなくなり、ザラザラに荒れた手だ。

それを目にしたとたん、ぼくは声を放って泣き出したくなっちゃたんだよ。
色んなことが申し訳なくて、お袋に謝りたくて、胸が詰まったんだ。
ごめん、ごめん、って何度も胸の中で繰り返しているうちに、涙が流れて止まらなかった。

カッコ悪いよな。
お袋を後ろに乗せて、ミニトレに跨ったまま、泣いているなんて。
でもいいさ。
ぼくのこと指差して笑う分には、いっこうに構わない。
けれど、お袋のことを笑う奴はタダじゃおかない。
これはぼくの大切なお袋だ。
立派なお袋だ。
誰にも文句なんか言わせない。

そんなふうにしてぼくは、十七歳の夏の終わりに心から泣いてしまったんだよ。

2009/10/24(Sat) 22:03:06 [ No.105 ]

◆ 「ウサギとカメのその後の話」 阿部千夏 投稿者:管理者  引用する 
「ウサギとカメのその後の話」 阿部千夏


僕はウサギの「ピーター」

僕の自慢は真っ赤なかわいい目と誰よりも遠くに飛べるジャンプ力さ!!

この辺りじゃ野山を走らせたら、僕に勝てるやつは
誰もいないんだ。


そんな僕の友達はカメの「ごん太」。

ごん太はいつも、とってもゆっくりゆっくり歩くんだ。
僕とは大違い。

そんな僕らは、今では大の仲良し。

今ではって?そう、昔はね、そうじゃなかったんだ。

いつものろのろ歩いているごん太と僕は、ある日、
山の頂上までどちらが先に行けるか競争する事になった。


僕は<のろま>が嫌い。

だからごん太の事をよく<のろま>ってからかってたんだ。


そしたらさ、「それなら競争しよう」って
ごん太が言ってきたんだよ。

そんなのやる前から僕が勝に決まっている。

よーいドン。

僕は風を切って走り出した。

もうすぐ頂上と言うところで、僕はちょっと昼寝をした。

どうせごん太は、まだまだ来やしないんだ。

どのくらいたっただろうか。

ふと目が覚め、上を見上げたら、そこにはVサインをした

ごん太が立っていた。

僕は家に帰り、悔しくて悔しくてママにこう言った。


『本当は僕が勝つはずだったんだ。

うっかり昼寝なんかしてしまったけど、ちゃんと走れば
僕の方が速いんだ。あんなのろまに負けるはずない。』


『そうね、ピーター。それで、あなたはどうしたいの。』

『明日もう一度、ごん太と勝負する』

僕はごん太ともう一度勝負した。今度はもちろん僕が勝った。

『どうだい。僕の速さが分かったかい。』

僕はそう言って、ごん太にむかってVサインをした。

ごん太はついたらきっと悔しがるに違いない。

そしたらどうだろう。

ごん太はにこっと笑って、同じように僕にVサインを返してきたんだ。


僕は悔しさと驚きで家に飛んで帰った。

僕はママにこの事を話した。

『ママ、僕、ごん太が許せない。あいつ、Vサインをするんだ。
 僕が勝ったのに・・・』

『そうね、ピーター。それで、あなたはどうしたいの。』


『明日、もう一度、ごん太と勝負する。それで、今日よりもっと速く走って、
 ごん太に僕の速さを見せつけてやるんだ』

次の日、もう一度勝負を挑んだ。

『やあ、ピーター君。えっ、また競争するの。うん、いいよ。でもさ、
 山でばかりじゃつまらないから、今度は海で競争しない。』

『えっ、海で。(海じゃ僕が完全に不利だなぁ)』

『大丈夫だよ。ピーター君は海が苦手でしょ。だからさ、
 僕の背中に乗ったらいいよ。』

『・・・・』


僕は驚いた。

そして、

『ごん太・・おまえさ、2回目に競争した時、負けたのにVサインしただろう。
 あれはどうしてなんだ。』


『ああ、あれね。1回目の時よりも速く走れたからさ。』


僕は家に帰った。ママはこう言った。


『ゴン太くんは誰とも戦っていないよ。

 いつも自分のベストを目指しているだけじゃないかしら。

 私たちは1人ひとり、持っているものが違うの。

 それを同じ舞台で同じように戦うのっておかしくない。

 今までは確かにそうだったかも知れないわ。でもね、

 これからは1人ひとりの力を発揮する場が違う事をお互いに思いやり、

 認め合い、評価し合い、助け合う。

 そんな世の中になるんじゃないかしらね。

 ごん太君はそれを分かっているから、自分の得意な海では苦手なあなたを
 
 背中に乗せるという、ゆとりの気持ちがあったのではないかしらね。』


 その日から、僕はごん太が大好きになった。

 そして、人と競争する事をやめたんだ。


                おわり

2009/10/18(Sun) 11:11:16 [ No.104 ]

◆ グランプリ受賞作品電話部門─ 投稿者:管理者  引用する 
─NTT西日本コミュニケーション大賞第6回グランプリ受賞作品電話部門─

私が結婚を母に報告した時、ありったけの祝福の言葉を言い終わった母は、私の手を握りまっすぐ目を見つめてこう言った。

「私にとって、澪は本当の娘だからね」

ドキリとした。
母と私の血がつながっていない事は、父が再婚してからの18年間、互いに触れて居なかった。再婚当初幼かった私にとって『母』の記憶は『今の母』だけで、『義理』という意識は私にはなかった。けれど、やはり戸籍上私は『養子』で、母にとって私は父と前妻の子なので、母が私のことをどう考えているのか分からなかった。

気になってはいてもそのことを口に出した途端、互いがそれを意識してちぐはぐな関係になってしまいそうで、聞き出す勇気は私にはなかった。

だから、母の突然でまっすぐな言葉に私は驚き、すぐに何かをいう事ができなかったのだ。

母は私の返事を待たずに「今日の晩御飯、張り切らなくちゃだめね」と言い台所に向かった。

私はその後ろ姿を見て、タイミングを逃したことに気が付いた。

そして、「私もだよ、お母さん」すぐそう言えば良かったと後悔した。

結婚当日、母はいつも通りの母だった。対する私は、言いそびれた言葉をいつ言うべきかを考えていて、少しよそよそしかった。

式は順調に進み、ボロボロ泣いている父の横にいる、母のスピーチとなった。

母は何かを準備していたらしく、司会者の人にマイクを通さず何かを喋り、マイクを通して「お願いします」と言った。

すると母は喋っていないのに、会場のスピーカーから誰かの声が聞こえた。

「もしもし、お母さん。看護婦さんがテレホンカードでしてくれたの。お母さんに会いたい。お母さんどこ?澪を迎えにきて。澪ね、今日お母さんが来ると思って折り紙をね…」

そこで声はピーっという音に遮られた。
「以上の録音を消去する場合は9を…」

と式場に響く中、私の頭の中に昔の記憶が流水のごとくなだれ込んできた。

車にはねられ、軽く頭を縫った小学校2年生の私。
病院に数週間入院することになり、母に会えなくて、夜も怖くて泣いていた私。
看護婦さんに駄々をこねて、病院内の公衆電話から自宅に電話してもらった私。

この電話の後、面会時間ギリギリ頃に母が息を切らして会いに来てくれた。

シーンと静まりかえる式場で、母は私が結婚報告したのを聞いた時と同じ表情で、まっすぐ前を見つめながら話し始めた。

「私が夫と結婚を決めたとき、互いの両親から大反対されました。すでに夫には2歳の娘がいたからです」
「それでも私たちは結婚をしました」
「娘が7歳になり、わたしはこのままこの子の母としてやっていける。そう確信し自信をつけた時、油断が生まれてしまいました。私の不注意で娘は事故にあい、入院することになってしまったのです」

あの事故は、母と一緒に居る時に私が勝手に道路に飛び出しただけで、決して母のせいではなかった。

「私は自分を責めました」
「そしてこんな母親失格の私が、娘のそばにいてはいけないと思うようになり、娘の病院に段々足を運ばなくなっていったのです。今思えば、逆の行動をとるべきですよね」

そこで母は少し笑い、目を下におとして続けた。

「そんな時、パートから帰った私を待っていたのは、娘からのこの留守番電話のメッセージでした」
「私は、『もしもし、お母さん』。このセリフを何度もリピートして聞きました。その言葉は、母として側にいても良い、娘がそう言ってくれているような気がしたのです」

初めて見る母の泣き顔は、ぼやけてはっきりと見えなかった。

「ありがとう、澪」

隣にいる父は、少しポカンとしながらも、泣きながら母を見ていた。きっと、母がそんな事を考えているなんて知らなかったのだろう。私も知らなかった。

司会者が私にマイクを渡した。
事故は母が悪いわけじゃないことなど、言いたいことはたくさんあったけれど、泣き声で苦しい私は、言いそびれた一番大事な言葉だけを伝えた。

「私もだよ、お母さん。ありがとう」

2009/10/18(Sun) 11:02:57 [ No.103 ]

◆ 盆踊り用音頭の音源入手のお尋ね。 投稿者:  引用する 
私は、岡山市に住んでおり、貴ホームページのTAIKOの最初の
ページに掲載の 燃えろ岡山音頭〜ドラエモン音頭まで、
オリジナル音源を入手したいのですが、何処へお尋ねしたら
宜しいか、差し支えなかったらお教え願えませんか

2008/07/20(Sun) 11:36:43 [ No.99 ]
◇ Re: 盆踊り用音頭の音源入手のお尋ね。 投稿者:JD2号  引用する 
残念ながら私は全く音源は持っていません。
踊りの担当者が(テープで)持っているんですが、今年の盆踊りは中止になったので会う機会はありません。

私も欲しい・・・です。

2008/07/21(Mon) 10:26:22 [ No.100 ]

◆ パノラマ写真 投稿者:JD2号  引用する 
最近、パノラマ写真に凝っています。

先ずはマンションのベランダから見た今日の昼前の風景です。


2008/01/21(Mon) 16:59:45 [ No.92 ]
◇ Re: パノラマ写真 投稿者:JD2号  引用する 
同じく今日の昼過ぎの美観地区です。

2008/01/21(Mon) 17:02:50 [ No.93 ]
◇ Re: パノラマ写真 投稿者:JD2号  引用する 
同じく今日の昼過ぎの美観地区です。

2008/01/21(Mon) 17:04:36 [ No.94 ]

◆ 再生 投稿者:JD2号  引用する 
暑かった夏にチョコチョコ水の補充を忘れて再生するかどうか疑問に思っていた「シクラメン」(左)と逆に水をやり過ぎて木が弱ってしまった為に切り取って再生させている「銭のなる木」(右の3つ)です。
「銭のなる木」の再生はカナリ時期が遅くなってしまったので日向ぼっこをさせています。


2007/10/22(Mon) 13:20:18 [ No.91 ]

◆ 名月を・・・ 投稿者:JD2号  引用する 
「名月を取ってくれよと泣く子かな」・・・(小林一茶)

「この月は私の月だ満月だ」・・・(満)

撮影は、夕方6時過ぎでした。夕月と言うそうです。


2007/09/26(Wed) 22:31:24 [ No.89 ]
◇ Re: 名月を・・・ 投稿者:JD2号  引用する 
翌朝、早朝勤務だったので起きた直後に沈む月が見えたので撮りました。

こちらは有明の月と言うようです。


2007/09/27(Thu) 19:26:36 [ No.90 ]

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