金子銘木工芸

親子2代にわたり、木の魅力に惹かれ、長い年月をかけ最高の銘木材(原木、板)を捜し求め収集してきました。特に肥松は、この岡山県南から瀬戸内海沿岸にかけて産出する老松の中に、すばらしい木味のものがあり、昔から地松の銘木材として最高級のものとされ、玄関・床回りの材や木工芸品の材として使われてきました。そのような地松(肥松)材を主に、その他国産銘木材、黒柿、桑、欅、屋久杉等の老木材の作品をほんの一部ではございますが紹介いたします。ご意見ご感想をメールにてお知らせくださいましたら今後の制作活動に役立てたいと思います。  金子 泉

究極の地松(肥松)

黄金のような光沢を放ち、美しい杢(金襴杢〔キンランモク〕)のでる老松がごく稀にあります。国産の銘木を扱う原木市場でもこのような特殊な原木が出ると、市場の話題となり大変な高値で取引されます。しかし現在では、もうそのような希少な地松はほとんどがなくなり、なかなか目にすることのできない幻のような材となっています。さらにその金襴杢の肥松の中でも最高のもので制作した飾り棚です。

岡山県小田郡矢掛町産の老松
幅124×高137×奥行37(cm)

大倉の松

岡山県倉敷市羽島の大倉神社にあった老松で直径2m35cmもあり、立ち上がり2mで縦3つ割りにした1株です。昭和47年に切り出したもので、美しい木肌をいためないよう人力で丁寧に、はこび出しました。地松の老松で現存するものでは最大クラスのものではないでしょうか。高さにもこの大きさを3たけ木取をしました。その中の根元部分のいちばん形の良いものを展示場の看板として展示保存しています。

幅約140×高200(cm)

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