安定化電源の並列化


このたびCQ誌2月号に週類の違う安定化電源の並列運用実験の
記事が載っているのを知り、思わず作っちゃいました。(JA1PNG TNX)

ALINCO DM-330MV2台を並列につなぎ30A+30A=60A
60Aの安定化電源の1/10以下の値段で作ることが出来ました
パーツ 商品名 単価 パーツ 商品名 単価
ダイオード S60SC3ML 700 ケース 780
電解コンデンサ 16V2200μF 110
セメント抵抗 0.1Ω 5W 20 63 スイッチ 1P 150
軍用ターミナル 126 PL 120
軍用ターミナル 72 その他 小物材料費 800
東名電子 送料 1420 サトウパーツ 送料 1535
ダイオードとセメント抵抗の購入にあたり2メーカーとなってしまい
送料・振り込み手数料が余分にかかってしまいました
並列運転回路

配線には太い導線を使うこと
ハンダもしっかり流し込む事が大切です
図面にはコンデンサーが入っていますが
気にならなければ無くても問題ないようです

使用にあたって注意
配線が終わってから確認をしっかり行いましょう
大電流を扱うので、もし誤配線があれば
大きな被害になります。
電源を並列接続する場合は、
電流制限機能付きの物が絶対に必要です
必ず守ってください。
尚この制作にあたって、CQham radio JA1PNG斉藤氏 JA4TI福井氏には、
大変お世話になりました。感謝申し上げます。TNX
02/25 総社市移動で運用テスト
一番気になっていたのは電圧降下ですが、OUT13.8V設定で-0.6V位の低下が見られました。
ローカル局にワッチして頂きましたが、運用には問題なさそうです。
ただ電源のノイズが発生していることが判明
対処として、電解コンデンサ(16V2200μF 105℃)を出力側に一個追加してみました
後から気が付いたのですが、ターミナル部がゆるんでいる箇所がありまして
そのためにノイズが出ていてたのかもしせません。
コード接続の際はしっかりと締めておかないと、発熱が発生します。固定ナット熱で変形してました
03/05に浅口郡の移動を予定してますので、再度運用テストを行ってみたいと思います。