風景1

秋祭り

2003年の秋。
私の生まれた町では秋祭りがあります。
これはそのときの風景を写したものです。

中央に見えるのは太鼓台といって、
かなり大きなお神輿です。
これは地区ごとにあり、
お祭りの時にはみんなお仕事を休んで(笑)
太鼓台をかいたり(担ぐこと)見に行ったりするんです。
お祭りの中でもいくつかメイン行事があります。
普通は豊作を祈って街中を練り歩くのですが、
ここは瀬戸内海、豊漁も祈る行事もあるのです。

その名も「船御幸(ふなみゆき)」。
大きな台船に太鼓台を載せて、出航します。
その動いている船の上で「かきくらべ」が行われます。
何十トンもある太鼓台を何十人もの人で差し上げます。
いかに長く、綺麗にかきあげるかが勝負なのです。
その太鼓台に付き添って、近くの漁船もたくさん出ます。
大漁旗をあげる船もあって、全体を見渡すととても綺麗です。
太鼓台の上部をアップで。
4方に龍が飾られ、
下側にいろんな立体的な刺繍が施された幕があります。

ちなみに中は空洞で、大きな和太鼓が仕込まれ、
運行中は随時鳴らされています。
地区内運行中。
親戚の家の2階部分から撮影していますが、
人だけでなく、周りの家や電柱との比較からも
かなり大きなものに見えます。

この後祭りの中でも一番のメインイベント、
神社でのかきくらべがあるのですが、
ゆんが小さすぎていけませんでした。
今度こそは行けると良いなあ。


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