今年の夏、私は自分が体験してみたいと思うボランティア活動を選んで活動したり、中学生ボランティ養成講座に参加して、自分には何ができるのかを考えて活動したりしました。
私が今年、ボランティアをしようと思ったのは、1年生の頃中途半端なボランティアをしてしまった事がきっかけです。
私は1年生の時、初めてボランティアを体験しました。その時とても緊張してしまい、体験が何の実感もなく何をしたのか分からないまま終わってしまいました。だから今年の夏は前のように中途半端ではなく、前の体験で自分には何が足りなかったのかを見つけ出すために、ボランティアをしようと思いました。そして今年のボランティアは『人のためでもあり、自分のためでもある』をモットーに人一倍がんばろうと思いました。
色々なボランティア活動をする上で大変だったことがあります。それはNPO法人保育サポート「あい・あい祭り」の準備です。その日はとても暑く、汗をだらだら流しながらバザーのお菓子を袋に詰めたり、キッズコーナーの手作りおもちゃを製作したりしました。はじめは「簡単そう・・・」「楽しそう・・・」と思いましたが、実際にやってみると意外に難しいし、「暑い~」とか「水飲みたい」という自分の気持ちを抑えて、ずっと笑顔でいないといけないなぁと思い、普段はあまりこのような事がないので、とても疲れました。
次の日の「あい・あい祭り」では、小さい子や保護者の方々がたくさん来てくださいました。キッズコーナーでは、手作りの新聞紙プール・ペットボトルボウリングなどを楽しそうにしてくれていたので、(昨日がんばったかいがあるな)と前日の疲れが一気に吹っ飛びました。
今年の夏、私は数々の体験をきっかけに1年生の頃行ったボランティアでは、何が足りなかったのかを見つけることが出来ました。それは、その時は私自身に『ボランティアができる』『人の役に立てる』『人と触れ合うことができる』という喜びにまだ気付いていなかったからじゃないかな?と思います。
私はこの体験をし、たくさんの人に支えられながらですが、自分で最高のボランティアをやり通すことができ、満足感や充実感、そして責任感をいっぱい感じることが出来ました。
私はサポーターさんや子どもたち、その子の保護者の方々や他校の人と出会って『どんな立場に立っていても、人間関係を大切にして、心からの~ありがとう~の言葉をたくさんもらえるような、人の役に立てる活動をこれからも続けていきたい』と強く思っています。
そして私はこの夏、ボランティア体験をして本当によかったなぁと思っています。